森博嗣のレビュー一覧

  • 魔的

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     綺麗で冷徹。熟語が多い。己の内的衝動によって書かされたというような詩とはまったく違う作風だと思う。それゆえに、「うまいこといいますなー」「いい表現ですなー」という感想はあるんだけども、読んでるこっちがうろたえるようなイタさは、いい意味でも悪い意味でも感じなかった。
     「飛ぶと飛ぶ」「都会」とか、いい詩はいくつかある。

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    2009年11月19日
  • 森博嗣のミステリィ工作室

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    森博嗣が選んだミステリ100冊の紹介、S&Mシリーズのあとがき、エッセイ、萩尾望都との対談、漫画、その他といった流れ。
    まあ、森博嗣の読者なら楽しめるかもしれない。

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    2009年10月04日
  • ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven

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    2008/3/21
    水素の毒にあてられて憂鬱になってしまった。
    水素だけに息苦しい。
    笹倉は好き。

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    2009年10月07日
  • 大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル

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    どこかで森さんが、質問をするかしないかではなく、質問の内容で成績を決めるって言っていたことが印象に残っていました。それからずっと森さんの教授としての考え方や、大学というものに対する価値観が面白いって思っていて、この本はお誂え向きだと。でも森さんのブログやエッセイなどを読んでいる人には新鮮味が欠けるかも。彼の大学への根本的な価値観が書かれているんで。国立大と私立大では経営面ではぜんぜん違うけれど、大学という場で学ぶ学生という立場にはそんなに違いはないと思う。月並みだけど、自分はなんで大学に行ってるんやろー・・・って疑問に思ったら、読んでほしいと思います。

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    2009年10月07日
  • 少し変わった子あります

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    森さんの一連のミステリーはとても好きです。それとは少し違った味の小説が本書です。
    はっきりいって好き嫌いあると思いますが、相変わらず文章は洗練されていて、読みやすく、
    逆に読みやすすぎて、損した気分になるかも知れないです。
    うーん、好き嫌いはでるでしょし、ラストもあまりにも、どこかで読んだような感が残るかも…。
    でも、やっぱり、個人的には好きです。料理と、それを食らう(?)女性の描写だけでも、一読の価値はあり。

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    2009年10月04日
  • 墜ちていく僕たち

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    ブクオフ100円。非現実的で森さん的じゃないなぁと思っていたけど、実はしっかりワナにはまってました。余韻に浸ろうと思って解説みたら、サトエリで書いてあること全然面白くなくてがっかり。[08/02/19]

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    2009年10月04日
  • 森博嗣のミステリィ工作室

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    全部は読んでいない
    とりあえず中古で買ってみただけ
    森博嗣が面白いと思う小説をいつか読んでみたかったので

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    2009年10月04日
  • クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky

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    で、最終巻が問題作。結局語り手は誰なのかという問いは、そのまま、キルドレとは何かという問いとなるのだろう。ただし、作中ですべてのカギが明かされているとは思えない。
    押井作品では、たぶん本作の筋が大いに盛り込まれるのではないか、などと勝手に予想してみる。そうであってほしい、という期待を込めて。
    シリーズを通読してみて、私の中の大人は「これは自分のための物語ではない」と感じ続けたし、私の中の子どもは「大人が勝手に考えた子どもの世界を押し付けるなよ」と反発し続けた。読む順序は、たぶん正しかったようで、その点は安心した。

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    2009年10月04日
  • ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven

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    引き続き、クサナギスイトが語り手。軍隊が戦争請負会社になるという、究極の民営化が果たされた世界が興味深い。市街地での空中戦もスリルがある。

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    2009年10月04日
  • 大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル

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    名古屋大学の助教授が、思うがままに大学について語っている本。

    彼の基本スタンスは無為自然です。

    大学が廃れようが、滅びようがなすがまま。

    いかにも研究者的な先生です。

    気分転換にいいです。

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    2009年10月04日
  • 少し変わった子あります

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    07.12.4 読書中
    07.12.12 終読
    1日1つのペースで読んでます。なかなか面白い。
    最後ちょっと意味がわからなかったけど・・・。

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    2009年10月04日
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

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    「これは小説」と著者は言い張っているが、どう読んでも「実録だろう」と思わずにいられない水柿君シリーズ第2弾。いよいよ水柿君が小説家になった経緯が語られるが、前置きというか余談というか…そういう部分がちょっとくどくて読み疲れる(苦笑)。まぁ、そこも味かもしれないが。。。

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    2009年10月07日
  • 悪戯王子と猫の物語

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    文章は多分好みじゃないんだけど、長さや構成、イラストがいい。ちゃんと文庫で絵本として成功しているんじゃない?

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    2009年10月04日
  • 悪戯王子と猫の物語

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    久しぶりに森氏の本を読んだ。
    プロローグを読んだ後は、今、ピンと来る話を選んで飛ばし飛ばし読んでいる。
    大げさな語り口調でないのに、煌めきとか渋みを感じるのも「大人向けの絵本」の煽りに相応しいかも?
    イラストが強烈だと思ったけれど、文も静かなようで熱い。
    「6番目の女」と「天使のように白い」には、ほほぅと思った。
    次はどのページを開こうか。楽しみだ。

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    2009年10月04日
  • 奥様はネットワーカ

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    森博嗣先生らしいポエティック満載のスタイル。装丁や押絵が惜しげもなく入っていて可愛くって、小説として、というよりも、本として完成度が高い。気がします。

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    2009年10月04日
  • 悠悠おもちゃライフ

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    写真を眺めているだけでも楽しいし、本文を合わせ読むとさらに楽しい。趣味とはこうありたいものだ。理想的。うらやましい・・・。

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    2011年08月03日
  • 悠悠おもちゃライフ

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    趣味には理解者が必要だが、理解者に振り回されてはいけない。なぜなら趣味は、あくまでも個人的で我侭なものだからだ。この本は、啓蒙本でも入門書でもない。飛行機模型や庭園鉄道をはじめ、多くの楽しみを知る著者が、韜晦も含めて記す優雅な趣味の日常と思考。単行本未収録の連載3回分を含む完全版文庫化。

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    2009年10月04日
  • 大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル

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    最高学府のデバイスとポテンシャル・・・質問者(中央公論新社:名倉宏美)が阿呆で困ったなあ・・・回答者はビジネスとして真面目に答えている〜【学生論】学生について話しましょう。【大学論】大学って何でしょうか。【研究者・教育者・作家】僕の話もするのですか?〜《ああ,そうなの》・助手は9割,助教授は4割,教授は1割,自分の時間を研究に使える・名古屋大学工学部は解体され,大学校教員が授業に出向する・学会というのは発表お祭り会・理系の先生はスーツにネクタイ・文系はラフ・国立大の教員は非公務員化した(教官が消滅)《そうそう》少子化は大問題ではなく,歓迎すべき・待たされることに豊かさを感じるべき・体験学習は効

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    2012年02月20日
  • 人間は考えるFになる

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    残念ながら土屋教授のよさがわからなかった。
    まさに典型的な奥さんネタ。
    あまりこのコラボによっていい作用が起きたようには感じられなかった。

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    2009年10月04日
  • 森博嗣のミステリィ工作室

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    ミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、犀川&萌絵(SM)シリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ、山田章博・萩野真・ささきすばる3氏が語る森博嗣像も収録。森ミステリィの魅力と秘密に迫る、充実の個人読本!

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    2009年10月07日