森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森氏の、S&Mシリーズ以外の長編を
初めて読んだ。
「長編」というか、元々が連載作品で、
いくつかのストーリーが集まってるのだが...
何と言うか、全編「おふざけ」(^ ^;
一応の設定としては、
「壮大なスケールでチンケなイタズラをする」
悪の組織「ZOKU」と、それを阻止する
「TAI」との戦い...がメインなのだろうが...
登場人物が誰一人まともでないし、
「ZOKU」の代表と「TAI」のヘッドは
幼なじみで仲良しだったり...(^ ^;
「悪の組織」とか言っても、やってることは
「他人の畑のサツマイモを掘り出して
勝手に芋版を彫ってまた埋め戻しておく」
など、本当にくだらないことばかりで(^ ^;
悪の組織が着々と準備してたイタズラが
「上司」からダメ出しをくらって、
結局お蔵入りとなり...その回は
「イタズラが不発に終わる」という
前代未聞なストーリーだったり(^ ^;
何と言うかギャング小説の「前提」の
お約束をすべて反古にしている感じ(^ ^;
こういうのを「パロディ」と言うのか?
機械類の描写が妙に細かかったり、
TAIのメンバーである高校生の女の子が
学者肌の三十男に恋心を抱いたり、
S&Mシリーズと印象がカブる部分はある。
が、全体を通して言えるのは、
やはり壮大な「おふざけ」だな、と(^ ^;
ある意味「こんなんで金とっていいのか」
という雰囲気すらただよう逸品(^ ^;
ま、読んで楽しいので、ものすごく純粋に
「娯楽小説」な訳ですが(^ ^;