茅田砂胡のレビュー一覧
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目次
・スカーレット・ウィザード
・十一番目のダイアナ
ジャスミンと結婚した時、クーア財閥の重役たちはケリーを懐柔しようとした。
自分たちの言いなりにならないジャスミンよりも、ケリーの方がくみしやすいと思ったから。
でも、ジャスミンが子どもを産んだら、ジャスミンもケリーも必要ない。
いや、逆に邪魔だ。
子どもだけ残れば、傀儡にしてしまえばいいのだから。
そんなジャスミン側の問題をやり過ごした後、ケリーがさらわれる。
希少鉱物を産する惑星の位置や、宇宙空間をショートカットできる未発見の門(ゲート)を数多く知るケリーの記憶を手にするために。
ケリーの相棒、感応頭脳のダイアナと切り離されたケ -
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一応SFなので、この広大な共和宇宙を短時間で行き来できるための仕掛け〈門(ゲート)〉と〈駅(ステーション)〉の仕組みを説明しながら、物語は進む。
人工物ではなく、非常に不安定な場所である空間のショートカット入口である〈門〉の向こうで、クーアキングダムの宇宙船が姿を消した。
観応頭脳が制御する宇宙船は危険を察知して〈門〉の向こうへ跳ぶことを拒否する中、ジャスミンは自分の操縦で一人〈門〉の向こうに飛ぶのだった。
遭難した宇宙船を発見したものの、心身ともに激しいストレスにさらされたジャスミンは、小惑星が密集する地帯で意識を失う。
ジャスミンを救出に向かうケリー。
一応恋愛物語だからね。
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宇宙をまたにかけたお尋ね者ケリーが依頼された仕事。
それは宇宙最大の財閥に君臨するジャスミンと結婚すること。
そして財閥の副総帥として(名目上)経営に参加すること。
自由であることが身上の一匹狼の海賊に、そんなことができるはずがない。
断るケリーにジャスミンは言う。
「これから10時間、私につかまらずに宇宙で逃げ切ったら、この話はなかったことにしよう」
それは圧倒的にケリーに有利な条件だったはずなのだが…。
破天荒な主人公二人の人物紹介の巻。
ケリーと彼の宇宙船の頭脳であるダイアナは相当にできる設定なのだけど、金持ちで肝が据わっていて身体能力が破格のジャスミンにはかなわない。
なんだかリ -
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ナシアスとバルロの出会いからリィのいなくなった後のデルフィニアまで。
若き天才剣士ナシアスの活躍をメインにバルロの成長を描く。
タイトルの『大鷲の誓い』は、てっきり二人が友情を誓うことだと思ったら、あくまでもバルロが自らに誓うことなのだった。
身分がはなはだしく違うため、全然違う常識の中で育って来たバルロとナシアスが、優れた騎士でありたいという共通の想いと、互いへのリスペクトのゆえに、いつしか本物の友人になっていく様子は、とてもすがすがしい。
あれだけ周りからちやほやされていても、バルロが鼻持ちならない勘違い野郎にならなくてよかったなあ。 -
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ネタバレリィ、シェラ、ルゥが三人でいる時に巻き起こった事件。
年齢が大きくなったリィとシェラには「課外授業」への参加資格が得られる。何かをしようと話すけれど、一向に三人揃ってできそうなものが見当たらない。
そんなときにリィとシェラの生活する寮の元寮長がストーカー容疑をかけられてしまう。彼の容疑はすぐに晴れたけれど、次に疑いをかけられたのは辺境の地から留学生としてやってきた青年だった。
彼は故郷では「僧」として生活しており、人が嘘をついているかどうか見破れる少し(?)不思議な人で……という話でした。
最初はストーカーまがいのメールが送られてくるだけの事件かと思いきや(それでも普通は大事件です -
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突然、ケリーに強姦の容疑をかけられる。
とんでもない事態に、驚いたケリーだが、自ら囮になることで敵陣に乗り込んでいく。
見覚えのない男が語ったのはケリーの『過去』。
それも総裁時代の話ではなく、ケリーの出自に関わる部分。自分自身で闇に葬り去ったはずのその時間を知っている男をケリーが許すはずもなく、自分の手で決着をつけることを決意する。
しかしながら巻き込まれたのは1回死んだ組の2人。
怒らせてはいけない人を怒らせてしまったそんな状況の話でした。
暴力だけど、自分の一番大切なものを守るための戦いをする話です。
テンポも良くて、とても面白かったです。
意外な組み合わせも相性 -
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ついにシリーズ完結。タンガを倒した勢いでパラストも制圧。最大のライバルであったレティシアも、あと一瞬でリィを倒せるというタイミングで持病の発作で集中を欠き絶命。ああ、なんだか流れ作業のように話が畳まれていく。唯一の救いはサイセベリアが徹底的に日和見だったところ。(笑)ふつうそうだよね。それでも嫌な奴にならないところが人徳というのです。このあとリィとルウとシエラはどこか遠い世界へ行くらしいので、それもまた読みますが、キャラクター小説とはいえ地の文があまりにもお粗末なのを何とかしてほしいなあ。ストーリーの構成は素晴らしいと勧めてくれた後輩は言うのだけど。
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「冒険」「大追跡」「宝石泥棒」を再読
読み始めて
次にふと気がついいたら次巻を読んでいる途中だった
何をいっ片鱗(以下略
ああ恐ろしい恐ろしい
一度手に取ったらやめられない止まらない魔力の高さ
冷静に離れてみればそんなにすごくみえないのだが
文章は読みやすく平易そっけないようでいて
登場人物に読者を感情移入させる場面でのたたみかけはただことでない
鷲掴みである
キャサリンもニーナも用心棒もあえて距離をとって描かれていて
それだけに感情移入をさせられていると感じさせてくれるのが読書の快感となる
天晴れ感服の腕前
2009/7/28
作者は素で書いているのか技巧で書いているのか知らないが
間違