茅田砂胡のレビュー一覧
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ネタバレゲートと呼ばれる、遠く離れた空間をつなげるゆがみ(ワープポイント)が宇宙に点在し、人類が銀河のあちこちの惑星でそれぞれの文化を発展させている時代。宇宙海賊ケリー(30歳前後)は、宇宙に生きる男たちにキングと称えられるほどの船乗りだ。バケモノ級の操縦技術と自分しか知らないゲートを使って、宇宙連邦政府の追跡の手を十何年もの間逃れてきている。海賊王と異名を持つものの手下は一人もおらず、唯一の相棒も宇宙船の感応頭脳(規格外)であるダイアナ・イレヴンスだけ。ケリーの腕前に惚れ込んで、手を組もうとした名の有る海賊たちは数多くいたが、そのどれの誘いにも乗らず一匹狼を貫いている。そんなケリーの前に超巨大財閥の
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高校の学園祭のクラス単位の演劇で、囚われの姫と彼女を救い出す騎士という一人二役を演じる事になったヴァンツァー。演技に対しても完璧超人振りを遺憾無く発揮したが、相手役から恋する姫役が出来ていないと指摘され、ジンジャーに相談を持ちかける。新劇場でのこけら落とし公演での不安点の解消の為ジンジャーがジャスミンに声をかけた事から相談の所でフルメンバーが揃い、演技についてあれこれ言い合う所が楽しい。孤児役の気持ちが理解できないレティシアに対する総ツッコミ。そりゃそうだ。普段語られないヴァンツァーの高校生活が新鮮。「永久凍土の貴公子」と呼ばれている割にはそれなりに溶け込めてるなぁ。ズケズケ言う演出担当ベアテ
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ネタバレリィが以前、潜入捜査を行った際に、知り合った「ダグラス」という少年に、連邦大学の敷地内で再開した。
彼はリィが潜入捜査を行っていた際、「モンドリアン」という名前で知り合っていたのだった。
まったく違う名前と経歴で生活をしているリィに、ダグラスは当然のごとく「どういうことなんだ?」と詰め寄る。
実はそんなダグラスが命を狙われていて……
という話でした。
真面目に生きている普通の青年が、命を狙われる。
その命をリィたちが守るという話でした。
相変わらずの想像以上の立ち回りだったりしますが、リィもシェラも楽しそうなので何よりです。
テンポのいい痛快なファンタジーコメディをお探 -
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ネタバレいやあ、愉しかった。
デルフィニア戦記の短編集。
デルフィニア戦記という物語は、言わばリイのやる事に周りの人々が驚愕したり、困ったりする様をニヤニヤしながら眺めるのが正解だと思うのだけど、正に最初の二編はそう言うお話だった。
うん、愉しい。
そしてウォルの二編は、どちらも彼の女性に対する誠実さが滲み出たお話。
こう言うスレたところが全くない男性は貴重だけど、扱いに困るだろうなあ笑
そしてシェラには御愁傷様という言葉しか出てこない。
なんだかんだでこなしてしまうところは凄いけれど。
本編が終わっても、こんな風にちょくちょくデルフィニア関係のお話が読めるのはとても嬉しい。 -
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「天使たちの課外活動 7.8」で言及されていた怪獣夫婦への依頼の顛末を知るために読破。タイトルの披露宴の話は挿絵の鈴木さんの画集が初出だったせいかオールスター勢揃いで懐かし過ぎて誰だっけ?な人がちらほら。各人物のエピソード読んだらあぁ、とはなったけど過去作順に確認したい!でも時間ない!なジレンマ。依頼の顛末の方の金婚式目前なのに豪華客船(船といっても宇宙船だけど)での新婚旅行での派手な大活劇はお約束の展開だけど戦友な二人の仲の良さが堪能出来てにっこり。しかしケリーも長年世界有数の経営者だったんだよな。所々での堂々とした対応で久しぶりに思い出したわ。
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ネタバレ長かった。大きく分けて王様が王座を取り戻す戦と、隣国との戦でした。懐が広い王様とその王様のことが気に入った他所の世界の女の子(実際は男の子)がでてきます。女の子がかなりのチートだったので、勝てて当たり前の戦と思ってしまいあまりハラハラすることはないです。たまに負けますが、大勝利につぐ大勝利です。敵国の王様もいかにも悪い人なので、あまり愛着も持てず。
でも、終わり良ければ全て良しです。登場人物はいい人たちばかりなのでイライラすることなく読み切れました。ワクワクする楽しい時間をありがとうございました!
〜戦記とあるので、あんまり恋愛話はないのかな?と思ってましたが戦と戦の小休止の3,4冊くらいは -
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デルフィニア戦記の外伝4巻。公式ガイドブック1〜3に収録された3篇と書き下ろしの2篇収録。
「鷹は翔んでゆく」が好きでした。
職人の矜持というものに対して、敬意を持って接しなければいけないと思うのは、リィの存在が影響しているのは大いにあると思うのです。リィだけでなく、様々な物語で学んだことではありますが。身命を賭していることに対して、賞賛を送るのに躊躇いなどあってはいけない、と思うのです。
そこまで大上段に構えなくても、素直に感動を表すことは心がけていきたい。
フランクルのが職人として、自分の腕前をひけらかすでなく、即座に方向転換できたところが一流なのだと感じます。というか、腕前をひけらかす