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Posted by ブクログ
徒党を組んで反旗を翻したグラハム卿ら西部領主との決戦に、国王ウォルの軍は大敗を喫した。頼みのラモナ騎士団は壊滅し、囚われの身となったウォルは…。更にパラスト・タンガの二国はこの機に乗じて同盟を結び、虎視眈々とタウ山脈の金銀鉱を狙う。内憂外患デルフィニアの危地に姿を消した王妃リィの真意は?
(感想)
作者がコメントに書かれているように、社会の中で生きている限り、人間には立場と事情があり、責任もあり、個人の意志は後回しになります。ウォルを助けに行きたいのに動けない友人達の苦悩、それが描かれた巻です。シェラはナシアスと合流しグラハム卿についたと見せかけて、宰相・ブルクスはジルに助けを求めつつ交渉という立場から、ロザモンドはポリシア平原を守るという名目で挙兵をし、バルロはパラストを抑えるために街道に全戦力集結させ、イヴンはタウの仲間に呼びかける。そんな皆の努力もあって、獅子に食われて処刑されそうになったのにギリギリ駆けつけたリィがどうにかウォルを救出してからの、怒涛の反撃は爽快。しかし、その戦の後、食事もしない、寝もしないリィを無理やり薬で寝かしたことで夫婦喧嘩が勃発して、異様な緊張感を残して終わるというところが、なんともはや…。
Posted by ブクログ
デルフィニア戦記第十巻。パラストに囚われたウォルを救出しようとそれぞれ必死に動いているが見つからない。そうしてるうちにウォルの処刑が公表された。闘技場の中、鎖につながれたウォルは絶体絶命の危機!その頃リィも敵の罠にかかっていた。しかし危機を脱したウォル達は猛然とパラスト、タンガ両国に襲い掛かる。勝戦に湧くコーラルで一人気落ちしているリィ。相棒のことを思っているらしい。そんなリィを無理やり休ませようとウォルはある手段をとる。しかし、目を覚ましたリィは…。捕虜ウォル、格好好過ぎますvリィの剣を揮うシーンなんか最高vナシアスとシェラのコンビには美しすぎでクラクラしましたvそれにしてもシェラの血が美味しいって、褒め言葉なのでしょうか?
Posted by ブクログ
囚われたウォル。
捕虜と言えど国王級であれば、相応の扱いを受けるという古今の法。
それが、生物に対する残虐性だけが服を着たような悪癖を持つ隣国パラストの王弟に捕えられていたため、ウォルはすさまじいまでの拷問を受けていた。
奇跡の救出劇。
タウ西部の人たちは最初、イヴンがウォルを助けに行くことに難色を示していたのに、なぜ国王が救出された瞬間、タウの軍勢はパラストへ攻め込めたのか。
私の読解力が足りないのかな。
また近いうちに再読しよう。
ひとまず両大国を相手に、有利な和睦協定を結ぶところまで持ち直したデルフィニア。
リィの意気消沈の理由。
それを紛らわせられるのは、ウォルだけだという。
命を保つために薬を用いたウォルに、激昂するリィの対峙シーンで次巻へ。
どう転ぶのか、全く見当がつかない。
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