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Posted by ブクログ
放浪の戦士と異世界からの少女の出逢い、すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人はいくたの危地を乗り越え、あまたの合戦に勝ち抜いて戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐデルフィニアの伝説がここに完結する。
(感想)
ついに完結!ケイファードに立て篭もったナジェックを「おしとやかな」リィが挑発して誘い出し、ついにタンガは降伏。そしてウォルはコーラルに凱旋し、イヴンたちは一足先に連絡の届いていないヘンドリック伯達のいる西に向かいます。メンドサ卿の裏切りによってイヴンは危うくパラスト軍に正面衝突するかという窮地に。ウォルもリィによって回避することはできたものの、毒入りの酒を飲まされそうになります。これらの危機をのりこえ、ついに西の軍と合流をし、怒涛の追い上げを図るデルフィニア軍。リィによって、再びサンセベリアもデルフィニアとの連合軍となります。ビルグナの砦は金銀黒ねずみの大活躍(ルウの提案で下剤から笑いキノコになりましたが)でほぼ無血で奪還。アヴィヨン城にかけられた火災の罠もどうにかくぐりぬけ、オーロンを追いつめます。そしてもう戦の終わりが見えたと感じ、ついにリィは自分の故郷へ帰ることを決意。ウォルに元の少年の体で挨拶を告げ、シェラを連れてこの世界に別れることに。最後の最後で、レティも連れて行くことに。そして、戦女神として、なかなか勝負のつかない最後の戦いに、奇跡を起こし、リィはこの世界を去るのでした。リィはもう二度と会えないと思っていましたが、私もウォルと同様、またこの二人がいつか再会してくれると良いな、と思います。茅田さんの作品は今まで色々読んできましたが、原点でもあるというこの作品が一番良いのではないでしょうか?本当にお薦めです。
Posted by ブクログ
奇人変人紛いな大物揃いの異世界ファンタジー。
カタカナ名前は覚えるのが苦手ですが、デルフィニア戦記は各キャラクターが特徴的過ぎて覚えやすかったです。
思わず噴き出したり、ぽろぽろ涙がこぼれたり、どきどきしたり、ほのぼの恋愛に微笑ましさを覚えたり。
感情移入というか、情景に入り込みやすい世界が大好きです。
みんな好きなキャラでしたが、わたしにとってはやはり主人公たちが同じ世界に存在してこそのデルフィニア戦記でしたので、番外編はあまり好みではありません。おもしろいことはおもしろいけど。
沖麻実也さんの描くイラストが好きなので、文庫版ではなく新書版を全巻揃えました。
気になっている方は、まず王座奪還編の1巻から4巻まででお試し読みをお勧めします。
Posted by ブクログ
私の全ての原点だと思います。
しかも私が必要とするあらゆる成分が全部入ってて。まさに聖書です。
初めて読んだ本格長編ファンタジー。これに全部私を形作る要素が詰まっているといっても過言ではないのでは(笑)
へたれありーの返り咲きありーの王族ありーの、他にも暗殺一族やら戦法やら粋な心意気の人々やプラトニックな関係も数多く、でも恋愛だって取り入れて、剣も魔法もあって幽霊は出るし、親子愛もあるし成長しちゃうし実はエロリも……!?という大大大好きな小説でした。これからもこれを越えるのはない、と思う。
メイン連載を書き出したのもこれに触発されてです。完結を待つ間に暇つぶしに書いてました。
これを真似たものですから、初期の頃は文体もパクってました。ああ恥ずかしい。
読み出したのは小二で、その頃から寝食忘れて本読んでたなんてませた子供だったなぁ……本は手垢で真っ黄色。
一番好きな登場人物はロザモンドだったと思う。強いおねーさん、好きなんですよねえ。
Posted by ブクログ
【デルフィニア戦記18巻】最終章:放浪の戦士と異世界の少女の出逢い――すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人は、大国の王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐ伝説がいま完結する。 ボナリス城は崩壊。タンガ軍を打ち破り、ゾラタス王をも討ち取った。総勢一万となったデルフィニア軍は、ケイフォード目指して進軍を開始した!! ―――――「お前ともう二度と会えないなど、俺は信じない」 「お別れだ。我が夫(つま)」「その時がきた。おれは、おれの世界に帰る」 「じゃあな」「楽しかったな」「ああ」「また、会おうな」「………」「必ずだ。また会おう。おれはそう信じている」 「ありとあらゆる神々の祝福が、この偉大なる王の上にあるように」 最高の作品を読めたことに感謝を…
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