【感想・ネタバレ】遙かなる星の流れに 下 デルフィニア戦記18のレビュー

あらすじ

放浪の戦士と異世界の少女の出逢い――すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人は、幾多の危機を乗り越え、あまたの合戦に勝ち抜いて、戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐデルフィニアの伝説がここに完結する。

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デルフィニア戦記18

放浪の戦士と異世界の少女が出会って6年。
二人はデルフィニア国王と戦女神となった。
隣国タンガ、パラストとの戦いの果てに二人が紡ぐ未来とは。


ついに完結。。
言葉にするのが難しい。
何の涙かわからない涙が出ました。
理解しようにも理解できない思いが苦しい。
終わってしまった寂しさが残りました。

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2018年08月07日

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ついに完結!!全18巻、終わってしまったー!レティシアがあっけなさすぎてびっくり。でも、どんな姿をしていてもリィのことがわかるのが素敵。イヴンは最終巻でもかっこいい!!タウの男はやせ我慢が信条!ルゥはやりたい放題すぎて好きになれない。ルゥが来なければもっとバルロやナシアスが活躍してたのにー。ほんと、私の大好きなバルロは何処へ…。最終巻なのに全然登場しないではないか!バルロの憎まれ口がもっと聞きたかったー!

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2017年11月10日

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不覚にも、涙腺が緩んじゃって、うるうる。

ちょっと最後は駆け足っぽくなっちゃったけど、
妃将軍の伝説に相応しい、この世界との別れ。
むしろ、そういうことするから伝説になるんじゃないのかな。

とまれ、
いよいよ最後が見えてくると18巻にわたるお付き合いはなかなか根深くて、
先へ進むのを躊躇い、
れどこの物語の行く末が知りたくてこっそり内心葛藤してました(´▽`)
読み出したら止まらないんだけどねっ☆

いっそ、誤字(もしくは誤植)は自分で訂正しちゃおうかなぁ…
どうせ、そのうち再読するのだろうし。

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2013年06月25日

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私のバイブルです。この本に出会った頃からかれこれ10年程度でしょうか。長いお付き合いをしてきました。何度も何度も読み返してきた18冊の最後の巻となります。
ひとつの国が出来上がるまでのお話、といえばいいのでしょうか。けれどそれだけでは語れません。ライトノベルと位置づけてしまうには話も登場人物も大きすぎます。まずは一冊を手にとってみてください。そして呼吸が合えば後は18まで一気に流せる作品です。
この巻を読んだ後1週間は魂をデルフィニアにおいてきたような感覚でした。

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2010年12月21日

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放浪の戦士と異世界からの少女の出逢い、すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人はいくたの危地を乗り越え、あまたの合戦に勝ち抜いて戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐデルフィニアの伝説がここに完結する。

(感想)
ついに完結!ケイファードに立て篭もったナジェックを「おしとやかな」リィが挑発して誘い出し、ついにタンガは降伏。そしてウォルはコーラルに凱旋し、イヴンたちは一足先に連絡の届いていないヘンドリック伯達のいる西に向かいます。メンドサ卿の裏切りによってイヴンは危うくパラスト軍に正面衝突するかという窮地に。ウォルもリィによって回避することはできたものの、毒入りの酒を飲まされそうになります。これらの危機をのりこえ、ついに西の軍と合流をし、怒涛の追い上げを図るデルフィニア軍。リィによって、再びサンセベリアもデルフィニアとの連合軍となります。ビルグナの砦は金銀黒ねずみの大活躍(ルウの提案で下剤から笑いキノコになりましたが)でほぼ無血で奪還。アヴィヨン城にかけられた火災の罠もどうにかくぐりぬけ、オーロンを追いつめます。そしてもう戦の終わりが見えたと感じ、ついにリィは自分の故郷へ帰ることを決意。ウォルに元の少年の体で挨拶を告げ、シェラを連れてこの世界に別れることに。最後の最後で、レティも連れて行くことに。そして、戦女神として、なかなか勝負のつかない最後の戦いに、奇跡を起こし、リィはこの世界を去るのでした。リィはもう二度と会えないと思っていましたが、私もウォルと同様、またこの二人がいつか再会してくれると良いな、と思います。茅田さんの作品は今まで色々読んできましたが、原点でもあるというこの作品が一番良いのではないでしょうか?本当にお薦めです。

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2010年06月29日

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奇人変人紛いな大物揃いの異世界ファンタジー。

カタカナ名前は覚えるのが苦手ですが、デルフィニア戦記は各キャラクターが特徴的過ぎて覚えやすかったです。
思わず噴き出したり、ぽろぽろ涙がこぼれたり、どきどきしたり、ほのぼの恋愛に微笑ましさを覚えたり。
感情移入というか、情景に入り込みやすい世界が大好きです。

みんな好きなキャラでしたが、わたしにとってはやはり主人公たちが同じ世界に存在してこそのデルフィニア戦記でしたので、番外編はあまり好みではありません。おもしろいことはおもしろいけど。

沖麻実也さんの描くイラストが好きなので、文庫版ではなく新書版を全巻揃えました。

気になっている方は、まず王座奪還編の1巻から4巻まででお試し読みをお勧めします。

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2010年06月08日

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私の全ての原点だと思います。
しかも私が必要とするあらゆる成分が全部入ってて。まさに聖書です。
初めて読んだ本格長編ファンタジー。これに全部私を形作る要素が詰まっているといっても過言ではないのでは(笑)
へたれありーの返り咲きありーの王族ありーの、他にも暗殺一族やら戦法やら粋な心意気の人々やプラトニックな関係も数多く、でも恋愛だって取り入れて、剣も魔法もあって幽霊は出るし、親子愛もあるし成長しちゃうし実はエロリも……!?という大大大好きな小説でした。これからもこれを越えるのはない、と思う。
メイン連載を書き出したのもこれに触発されてです。完結を待つ間に暇つぶしに書いてました。
これを真似たものですから、初期の頃は文体もパクってました。ああ恥ずかしい。
読み出したのは小二で、その頃から寝食忘れて本読んでたなんてませた子供だったなぁ……本は手垢で真っ黄色。
一番好きな登場人物はロザモンドだったと思う。強いおねーさん、好きなんですよねえ。

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2009年10月04日

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早く早く先を読み進めたい衝動に駆られる
作品でした。でも、最終巻だけは読みたいけども読んでしまえば終わりになることが
わかっているので、ちょっと複雑な心境でして(苦笑)読むのがもったいないと
思いましたねー。登場人物の一人一人が本当に魅力的だし。また読んでもいいかなと思えるお話でした。

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2009年10月04日

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【デルフィニア戦記18巻】最終章:放浪の戦士と異世界の少女の出逢い――すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人は、大国の王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐ伝説がいま完結する。   ボナリス城は崩壊。タンガ軍を打ち破り、ゾラタス王をも討ち取った。総勢一万となったデルフィニア軍は、ケイフォード目指して進軍を開始した!! ―――――「お前ともう二度と会えないなど、俺は信じない」 「お別れだ。我が夫(つま)」「その時がきた。おれは、おれの世界に帰る」  「じゃあな」「楽しかったな」「ああ」「また、会おうな」「………」「必ずだ。また会おう。おれはそう信じている」 「ありとあらゆる神々の祝福が、この偉大なる王の上にあるように」  最高の作品を読めたことに感謝を…

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2009年10月04日

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デルフィニア戦記第18巻。
とても面白かったシリーズだった。
キャラクターにそれぞれ個性があって、みんなそれぞれ魅力的だった。
こんなに読んでも、まだ続きが読みたいと思ってしまいます。

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2009年10月10日

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デルフィニア戦記第十八巻、最終巻。タンガのケイファード城に逃げ込んだナジェックを見事打ち倒し、デルフィニア軍は遂にタンガを制圧した。新王にビーパスをたて、友好を約束しあった。一度コーラルに戻り、今度は西へと軍行する。しかしビルグナへ向かう途中、番所の裏切りをルウが示す。先行していたイヴン率いるタウ軍は裏切りに気づかず敵中に導かれてしまう。ルウの奇策でビルグナ奪回し、アヴィヨンに乗込んだデルフィニア軍。オーロンの策略にビクともせず、遂にオーロンを追い詰める。決戦の前夜、リィはウォルと最後の別れをしレティーと決着を着け最後に戦女神の奇跡と祝福を残して自分の世界へルウとシェラと共に帰っていった。

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2009年10月04日

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再読中。現在は第8巻なので、あと残り10冊。斜め読み(これはもともと)なので、休み中に読破する予定です。

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2009年10月04日

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リアルタイムで読んでたけど、王道ファンタジーで笑いと涙?があって面白かった。最初から最後まで。続くシリーズは読んでないけど、まあいつか機会があれば。

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2009年10月04日

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スカーレットウィザード→暁の天使たち→デルフィニア戦記と読み始めた私。いつのまにかデルフィニアが一番好きになってるかも。

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2009年10月04日

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大ッ好きです!★10個くらい好き!トリップで別世界に飛ばされたリィ(男だが、女に)と、そこで出会った変わった王様ヴォル、暗殺者シェラさん(女装と暗殺と料理が得意)などなど素敵過ぎる人々の長編ファンタジー物語。普通の人間じゃないリィさんがかっこいい!ストーリー・キャラも魅力的だが、綺麗に物語が終わっているのに感動。全18巻。文庫版有り。一押しは16巻末から登場するリィの相棒ルーファセルミティ。 

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2009年10月04日

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最終巻です。とうとう読み終わってしまいました。上巻とイラストがセットになっているのがうれしい。2001.8.27)

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2009年10月04日

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ようやく読み終わりました。デルフィニア戦記。全18巻。カタカナの名前覚えられない人間なので、ファンタジーは敬遠し気味だったのですが、これは、全然オッケーでした。というか、メチャメチャおもしろかったです。表紙がマンガ絵なので眉をひそめる感じで何読んでるの?とか、ちょくちょく聞かれてたのですが、そんないかがわしい話ではありません(笑)
異世界に飛ばされた少女が、戦士と出会い、後の王、王妃として活躍するという話です。とにかく読み始めるとはまりますので!!
イラストも世界観にあっててあたしは好きなんですけどね。中公文庫からイラストなしバージョンも出ています。

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2009年10月04日

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デルフィニア戦記シリーズ最終巻。ストーリィ展開を急ぎすぎているような印象を受けましたが、これで本当に終わりなんだ・もうデルフィニアの世界とお別れなんだと思うとちょっと寂しくなりました。ウォルとリィが、また会う日は来るのでしょうか?

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2009年10月04日

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ついにシリーズ完結。タンガを倒した勢いでパラストも制圧。最大のライバルであったレティシアも、あと一瞬でリィを倒せるというタイミングで持病の発作で集中を欠き絶命。ああ、なんだか流れ作業のように話が畳まれていく。唯一の救いはサイセベリアが徹底的に日和見だったところ。(笑)ふつうそうだよね。それでも嫌な奴にならないところが人徳というのです。このあとリィとルウとシエラはどこか遠い世界へ行くらしいので、それもまた読みますが、キャラクター小説とはいえ地の文があまりにもお粗末なのを何とかしてほしいなあ。ストーリーの構成は素晴らしいと勧めてくれた後輩は言うのだけど。

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2019年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 なんだろう、このあっさり感は。
 十数巻を一気に読んだのに、全然、終わった感じがしない。
 いや、それは私が次の展開を知っているからなのかもしれないし、それだけではないのかもしれない。
 なんかまあ、あんまりにもリィがあっさりとさよならしちゃったし、王様だって、リィがいなくなることを簡単にokしちゃうし、で私の気持ちは宙ぶらりんである。

 まあ、いいんだけどさ!
 全然よくないけど、いいんだけどさ!!
 私は本当のラストに向けて、外伝を読み漁ります。

 わかりやすいライスとを求めている人にはオススメしないですが、本当の評価は外伝を読み終えてからなんだろうなあ、と思いますので、それからちゃんと評価したいと思います。

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2018年02月14日

Posted by ブクログ

最初から最後までリィのありえない力で快進撃だったが,最後の怒涛の展開からラストの帰還まで,なんでもありの面目躍如!なんとか納得できる幕引きでとても美しい天使の昇天のようだ.全巻通じて登場人物がみんな魅力的で,読み終わるのが残念だった,

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2017年10月31日

Posted by ブクログ

もう何度目か判らない再読中。
ルウが登場してからのチート展開が嫌いです。それでも、初めて読んでからもう十年以上が経つのに、未だに本棚の一番取りやすい位置に置いてあって、1巻を手にとると18巻まで一気に読んでしまう。これから先も一生手放す気が起きないであろう、私にとってのバイブルです。
ウォルとリィ、バルロ、イヴン、ナシアス、ドラ将軍、ヘンドリック伯爵、アヌア侯爵、カーサ、ガレンス、タウの男達etc 本当に魅力のあるキャラばかりで、デルフィニアに生きる人々が羨ましくて堪らない。大好きです。

好きなシーン…再会を信じ続けるウォル。

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2012年09月07日

Posted by ブクログ

全巻一気読みしました。
登場人物全員が特徴的で魅力があり、世界観もしっかりして
読み応えのあるシリーズでした。

ただ、主役の二人のチート的な能力をはじめデルフィニア国陣営が優秀すぎて、
多少の困難があっても絶対どうにかなってしまうんだろうな、
という雰囲気があったので後半にいくにつれて
手に汗握って物語を追う、というよりは、どう解決するのか、
どう物語を終幕するのかという興味のほうが強くなりました。

終わり方も物語としては一応完結しているけど、
その後のデルフィニア国の様子があまりかかれておらず
続きがあるような余韻のある終わらせ方だったので外伝、新シリーズに期待したいです。

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2012年06月08日

Posted by ブクログ

デルフィニア戦記。全18巻。良ファンタジーで王位の奪還、隣国との争いと王道的なストーリー展開。個性的なキャラクターたちとのテンポの良い掛け合いが売りでしょうか。好きなんですけど、手放しで絶賛するにはどうしても引っかかるリィの存在・・・。彼女がいなければストーリーが動かないのはわかるんですが、超人すぎやしないか。とんでもキャラはストーリーバランスを崩すのであまり好きではありません。ファロット一族くらいの能力が妥当だと思います。レティシアは許容範囲。というか、シェラをはじめファロット一族が大好きです。文庫版の解説で十二国記と比較されていたそうですが、それはちょっとレベルが違いすぎるというものですよ・・・。そして同系列ファンタジーなら田中芳樹のアルスラーン戦記の方が好きかな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

本伝最終巻。もうここまでくると予定調和かな。きもいナジェック王子も無事消えたので安心して王妃達を見送れます。最後の戦場の場面は伝説の仕上げにふさわしい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

デルフィニア戦記最終巻。何といってもキャラクターが魅力的。イラスト・沖麻実也とのコンビネーションも取れている。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

青春を捧げた作品。まさに、戦記。いったいいいつリィと王が恋愛関係になるのかと思ってたけれども、なんだリィ男なんだ・・・じゃあ無理だよね・・・と落胆したあの日を忘れません。本当に面白かった。ああまたリィと王の再会を願って、続きのシリーズもその次のシリーズも読んだけれど、途中で力尽きました…完結したら買うよ!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

完結。貸してくれたM先生ありがとう!デルフィニア勢が皆魅力的で好きでした。ウォルとリィがまたいつか会えたらいいなあ、と思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

登場人物が多く、どれもキャラが立っていて素敵なファンタジー小説。男性は買いにくい表紙かもしれないけれど、そんな人向けに違う表紙で出されているのでチェックしてみてください。
茅田砂胡ワールドに入るには必読。

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2009年10月04日

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