茅田砂胡のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ『放浪の戦士』第一部完結編にふさわしい、熱量と爽快感に満ちた一冊だった。これまで積み重ねてきた陰謀や戦い、仲間たちとの絆が一気に収束していき、終盤はページをめくる手が止まらない。特にウォルが“王とは何か”を示していく姿がとても印象的で、単なる血筋ではなく、人としての在り方で周囲を惹きつけていく展開に胸が熱くなった。
一方で、重い展開の中でもリィの存在感は圧倒的。規格外の強さと自由奔放さが物語を明るく牽引していて、ウォルとの掛け合いも最後まで最高だった。シリアスな戦記物でありながら、読み味は驚くほど軽快で、キャラクターたちの魅力だけでどんどん読ませてくれる。
第一部として非常に綺麗な締め方で -
Posted by ブクログ
ネタバレデルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士3を読み終えたとき、胸に残ったのは単なる物語の余韻ではなく、“王とは何か、人とは何か”という問いそのものだった。本巻は重い局面を描きながら、その重さを真正面から受け止めることで、物語に一層の深みを与えている。
物語の軸となる出来事は、これまで築き上げてきた関係や信頼を容赦なく試すものだ。読者としても予感してしまう展開が現実のものとなる過程は決して心地よいものではない。しかし、その“避けられなさ”こそが戦記としてのリアリティを支え、作品世界に揺るぎない説得力をもたらしている。優しさや理想だけでは乗り越えられない局面に直面したとき、人は何を選び取るのか。本巻は -
Posted by ブクログ
ネタバレ念願であったドラ将軍との合流を果たし、国王軍はついに本格的な戦力を整えることとなった。諸将が顔を揃えたことで軍勢は大所帯となり、いよいよ王国を巡る内戦は避けられぬ局面へと踏み込んでいく。対するペールゼン派もまた近衛騎士団を送り込み、両陣営の緊張は一気に高まり、戦端が開かれる気配が濃厚となってきた。
馬の名産地として名高いドラ将軍の領地において、「主」と呼ばれる気性の荒い名馬を易々と手懐けてしまうリィの姿は印象的である。常識では測れないその振る舞いは、武人であるドラ将軍からすれば当然ながら怪しさすら伴うものだった。しかし敵方の砦攻略の場面において、リィはその規格外の力を遺憾なく発揮し、疑念を抱 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ルゥは自分達が騒がれたくない、ひっそり紛れたいと常々主張しておいて
承認欲求が有る訳でもない、音楽の天才僧侶を遠くから呼びつけ
バイオリニストを絶賛していた一般客のセリフに、本当の天才を
見せつけたい的な、俗な発想だと思ったら
その割にゲリラライブ的なやり方で聴衆は少なめ、逃げるように退場
画像にも残せない・・・誰得?
チートな人達が、一般人相手にえ?まさか?!ありえない!!?と
驚かれるのを楽しむ作品だと思ってる
今回も安定の・・・という感じだけど、バイオリニストの彼は前作から
引っ張った割にはインパクトがなくて
いつもなら高慢ちきな井の中の蛙的な人の前に、圧倒的な天才降臨で
その