あらすじ
「ヴィッキー?」と声をかけられて振り向くと、銃口が突きつけられた。だが怪しい風体の男からは、敵意も害意も感じられなかった。「頼むから一緒に来てくれ」と言う口調には、困惑した様子がうかがえた――これが、この奇妙この上ない誘拐劇の発端である。さて、その真相とは……?
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リィメインなのは間違いないのに、確実にミックに食われています。
読者的にもそうですが、たぶんリィも(笑)
この話で最強なのはやっぱりシェラかと。
いやー、楽しかった。
丸々一冊使っているのに、ちょっとした幕間の話の印象。
でも楽しいいい話でした。
若干ご都合はあるけれど、ミックのようなひとはそういうのすら惹きつけてしまうんだろうな、と思わせられるほどキャラ立ってました。
久々にデルフィニア時代の二人を見たようで微笑ましかった。
だが、表紙と裏表紙の抜粋を見た印象とは全然違う話でした。
違う、といえばもうひとりのヴィッキーの印象も違った。
人間的にいい男に育ってくれそうだ。
この出会いがなかったら、そこまでは行かなかったと思うけど。
彼の将来に幸あれ。
ミックはいいや。
彼はあれでしあわせだし(笑)
Posted by ブクログ
[2021年4月現在、江戸川区にあり。
墨田区には、1巻のみ。
江東区には、1,4,5,9,10,11,12,13巻の8冊のみ。]
クラッシュ・ブレイズ14巻。
デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。読み進めるべきシリーズを書き留めておこう。
クレヴァス。しまった、一体この意味が何だったのか確認しないままに返してしまった。設定としてはか~な~り無理がある話だったけれど、まぁ主人公(達)を始め非常識軍団だし、色々と現実世界と異なる世界の話だし、ねぇ?とりあえずみんながしっかりドタバタ活躍してくれるんなら良しとしよう。それにしても以前「夜の展覧会」や「追憶のカレン」に出て来たグレン刑事同様、今回の人もなかなか。そして相変わらず秘密警察もどきの思考回路ときたら、、、、うん、こちらの方がなんでー!?とわめきたくなるけれど、そう動いてくれないと事件が起きないもんね(笑)
★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記
★桐原家~、もものき~
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金銀天使が大活躍です。黒天使もでてきますが、例の力は使わなかったので、人としてのできごとの積み重ねの中に突拍子もない人物が関わって、大変な展開になっています。
天使たちを絶句させられる人がいるとは…強力ですが、こういう人は、近くにいたら迷惑かもしれないけれど、傍観者的に見るにはとても楽しく読めました。
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本当に茅田さんは“転”の転がしがお上手でいらっしゃる。
そして、物語としては些細な、けれど“それ大事だよね!”とシリーズ読者は思わず唸ってしまう要素を、そっと散りばめてくださるのが、本当に好き。
「死体がなければ~」のくだりが好き。シェラたん怖~いw
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「追憶のカレン」のその後の話。
っていうか、カレンの両親に会いに行っただけなのに、まったく別の事件に巻き込まれてしまうリィ。
今回は彼らの責任ではないとはいえ、やっぱり巻き込まれすぎやろ。
行き当たりばったりで悪意も害意もない誘拐犯を見かねて、誘拐されるリィ。
しかしそれは人違いで(!)、身代金代わりに要求するのもなんだか得体のしれない代物。
実は別に誘拐事件が起こっていて、一般常識に欠ける誘拐犯は、そのさらわれた少女を取り戻すために誘拐を行うというのだ。
誘拐の連鎖は何のためか。
…などという様な謎よりも、大人のくせに一般常識がなく、天才で純真無垢なミックの頓珍漢ぶりが面白くて読んだ。
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面白かった。
子どもたち中心だったけど、
良い意味で、リィたちが振り回されていて楽しかった。
前々作の続き、といえば、続きのシーンもあって、
それはそれでけじめがついて良かった。
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新書購入
ファンタジー。 続編。SF~(?)
今回は、金・銀・黒メイン。
リィが誘拐される。
リィの父親アーサーがまず心配したのは、息子ではなく犯人。(まあ、確かにね。
誘拐犯は「頭」の可哀想な人で(天才なんだけど、頭の悪い可哀想な人いるよね。まさにアレ)、上司の娘が誘拐されて誘拐犯からヴィッキーを誘拐しろと言われて、言いなりになった人だった。
で、てんやわんやの誘拐劇がスタート。
最近、このシリーズは人違いや、身代わりに誘拐されることが多いな。
ちとマンネリ化。
それでも一気に読めます♪
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やっぱり面白かった(^ω^)スラスラ読めて気付いたら終わっちゃった。相変わらずの金銀黒でした。でもやっぱりデルフィニア時代がいいなあと今回も思わずにはいられなかったけど。ウォルかえってこい(´;ω;`)
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作家買い。
前々巻でシェラがトラブルに巻き込まれたこともカレンが出てきたことも覚えてるんだけど、どう決着がついたのかがさっぱり思い出せない・・・。
今回は珍しくアクションも傍若無人な振る舞いも少なかったしストーリーが無駄足感強かったので、いつもに比べてすっきり気分が少ない。
後書きにあるとおり、主役食われてた気がする。
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『仕事も大事ですが、人間には他にも大切なことがあります。きみは社会常識というものを少し真剣に学ぶべきです』
『クラッシュ・ブレイズ』シリーズ第14弾。
今回は私の大好きな怪物夫婦(クーア夫)はヴァカンス中らしくて、出てきませんでした。
そういや最近シェラ以外のファロット組が出てこないので、ちょっと寂しいかなぁ?
前回ほどドタバタがないので、個人的にはいまいち。
やはりクーア夫妻が出てこないので、あまり派手にはならないみたい。
そろそろちょっと飽きてきたかなぁとは思うものの、やはり茅田作品は大好きです。
ただ、し。これから茅田作品を読もうと思われるのならば、『デルフィニア』『スカーレット・ウィザード』『暁の天使たち』を読むのは絶対です。
まかり間違っても、『クラッシュ・ブレイズ』から入っちゃだめです!
Posted by ブクログ
前回は女王とキング。
では今回は? と思ったら、天使サイド。
きれいさっぱりあちら側が出てこないので
はちゃめちゃ振りも…普通レベル?w
人と言うものは、数値で表そうと思えば表せられる、と思います。
五角形を画く人物ほど、何でも出来て何も出来ないごく普通の人物。
では今回の首謀者(?)は、と聞かれれば
四角形を作れるんじゃないか、と思います。
ある意味、天使達にはれるほど、楽しいほど色々かけてます。
そんな彼が仕出かしたからこそ、これはお笑いで終わっているような…
それ以上の状態になってくれたようなw
周囲の常識を持った人物達が哀れでなりません。
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毎話戦闘だと大変なようで、今回はサスペンス系のお話。いつもの痛快さは若干控えめ。その分日常会話ドタバタ劇は満載。個人的にはシェラが一番スポットライトを浴びたのでは。
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クラッシュ・ブレイズ(14)。リィが誘拐されるの巻。相変わらずテンポよく読ませてくれるが、女装とかロリータとかそっち系に話が行くと、このシリーズは陳腐になってしまう。もっと痛快な話のほうがいい。
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帯『クラッシュ・ブレイズ シリーズ 最新刊』・・・今回はこれだけでした・・・「帯」も作品の一部だと思うんですけどねぇ。
リィ、「史上最強の人外生物(作者あとがきより)」に誘拐される…の巻。
追いかけるシェラが怖すぎる。逆に、犯人は憎めないヤツで。(苦笑)
便利使いされるディオンさん・・・哀れ。(^^;
Posted by ブクログ
新刊が出たらとりあえず買うシリーズ。
だんだん惰性で買うコナンみたいな展開になってきた。
シェラがちょっと本気を出してる。女装と捨て台詞が見物。
アーサーたちが犯人を心配するシーンに笑った。
カレンの話を忘れてたので、出だしがちょっと?だった。
面白いけど、どうも盛り上がりに欠ける、興奮するまでには至らない。
どちらかと言えば消化不良。そろそろ飽和状態?
敵に容赦なく立ち向かっていくところが好きなのに、
最近はそういう話が少ない。
金銀黒、ファロット、女王と海賊がパワー全開で戦うところが見たい。
そろそろ長編を出してくれないかなぁ・・・。
Posted by ブクログ
なんだかなー…
このシリーズで、リィたちがメインの話のときって、読んだ直後は、まぁ面白かったなと思うんだけど、しばらくすると、どんな話だったか全く思い出せないんですよね…
ダイアナが出て来たことは覚えてますけども。
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所在:自宅マンション
食事だと言われて居間へ移ったリィは、その瞬間、顔をしかめた。
部屋中に強烈な甘い匂いが漂っている。ドーナツ、デニッシュ、パイ、マフィン。数種類のケーキ。トーストの類もあるが、用意されているのはピーナツバターやジャムなど、見事に甘いものばかりだ。さらにスナック菓子や炭酸飲料が並んでいる。
男は髭もじゃの顔で笑っている。
「おいしそうだろう。きみの好きそうなものばかり用意させたんだ」
「ヴィッキー?」と声をかけられて振り向くと、銃口が突きつけられた。だが怪しい風体の男からは、敵意も害意も感じられなかった。「頼むから一緒に来てくれ」と言う口調には、困惑した様子がうかがえた―――
これが、この奇妙この上ない誘拐劇の発端である。
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食事だと言われて居間へ移ったリィは、その瞬間、顔をしかめた。部屋中に強烈な甘い匂いが漂っている。ドーナツ、デニッシュ、パイ、マフィン。数種類のケーキ。トーストの類もあるが、用意されているのはピーナツバターやジャムなど、見事に甘いものばかりだ。さらにスナック菓子や炭酸飲料が並んでいる。男は髭もじゃの顔で笑っている。「おいしそうだろう。きみの好きそうなものばかり用意させたんだ」「ヴィッキー?」と声をかけられて振り向くと、銃口が突きつけられた。だが怪しい風体の男からは、敵意も害意も感じられなかった。「頼むから一緒に来てくれ」と言う口調には、困惑した様子がうかがえた―奇妙この上ない誘拐劇
今回は怪獣夫婦と新月、黒い太陽の出番がなくて残念・・・でもリィを誘拐できるなんて「彼」はすごいです・・・クラブレシリーズは話が前後しながらリンクしてるのですが、次の巻が出るまでに4ヶ月あるので、前回の話がどんなだったか忘れてしまって困ります・・・