荻原規子のレビュー一覧

  • 源氏物語 紫の結び 一

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    大好きな荻原先生の大好きな源氏物語。
    いつものファンタジーに比べてやはり文体が固いのでなかなか読み進められなかった。
    二巻以降は買っていない。
    時間ができたら揃えようと思う。

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    2015年10月26日
  • グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~

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    古典や神話において、重要な役割を担う空想上の生き物や言葉を話す動物たち。動物物語を通して、ファンタジーとは何かを考察しながら、読書案内としても楽しめるエッセイ。


    著者は子供のころの自分は、想像力が豊かだったとは言えないと書いているが、私も意外と冷めていたように思う。実際物心ついたころから、テレビに映るアニメやヒーローが実際にいるとは思ったことが無いし、芸能人さえテレビの中の存在で実在しないと思っていたぐらいだし。でも想像力はないくせに空想するのは大好きだったので、よく本を読んではその世界に浸るのが好きだった。残念ながら読んでいたはずなのに、子供のころ好きだった本としての記憶はないけど。
    考察としてファンタジーが古典や神話と結び付いているというのはよくわかる。その辺りから題材を取りやすいし、土壌がしっかりしていてすんなりと受け入れやすいからだろう。でも優れたファンタジーはそういうもので、シャボン玉じみた空想話との差がそこだというのは引っかかりを感じた。本は優劣じゃなく面白いかどうかだ。それも個人の好みによるところが大きいだろうし。
    余談だけど、『ネズミ』の項で著者が上げたのが『アルジャーノン』だった。私は『ガンバ』だけど、何より『アルジャーノンに花束を』はSFだったのか!そう思って読んでなかったのでびっくり。

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    2015年09月10日
  • RDG レッドデータガール(5)

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    ネタバレ

    学園祭終了時までしか描かれていないので、小説6巻星降る夜に願うことまで含めて好きな人は少しがっかりしそう。

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    2016年01月04日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語を荻原規子の訳で!
    帯には、`スピード感あふれる新訳、みずみずしい源氏物語`とあります。
    全3巻で、1巻には桐壺、若紫、紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里、須磨、明石までの9章。

    ちゃんと源氏物語を読んだことはなかったけど、和歌部分は、訳だけでなく、原文そのままと、訳を並べて読みたかったかな。


    葵の上がなくなって、火葬の煙の失せた空ばかりを見上げて歌った

    `立ちのぼる煙を、かの人と見分けなくても、空のすべてが恋しく思える`

    この歌・・・いいなあ。

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    2015年06月28日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    「夏休みの過ごしかた」とサブタイトルにあるように、夏休みの合宿で終わってしまいましたねぇ…。劇的な変化はないけれど泉水子が少しずつ外向きになってきて、それが良いことなのか、今後どんなことになっていくのか楽しみです。そして深行はどんな役割になるのかしら。まだまだ分からないことが多いので、もやもやします。

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    2015年06月26日
  • 西の善き魔女 外伝2 銀の鳥 プラチナの鳥

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    実質的には4.5巻?な外伝2冊目。
    当初はこの本をもって完結予定だったようです。

    今回は完全にアデイルのターン。
    アデイルとヴィンセント以外は新キャラで、4巻のフィリエルの
    ような珍道中(笑)のまさにアデイル編。
    フィリエル以上にハラハラする展開に、田舎育ちでたくましい
    フィリエルに比べ、未知の地では幼さ・弱さも見えるアデイルが
    微笑ましいです。
    勿論アデイルなので彼女らしい強さ・たくましさは
    しっかりと見えます。

    しかしどちらも運が強い!勿論どちらもが運を
    「運んで」いると思いますけどね。
    新しい土地でも絆を育むことが出来るという、
    大切なものをどちらもが旅の中で得ていますね。
    しかもその絆があまりに大きな鍵であるところまで一緒。

    そんな彼女達のその後が次の真の完結巻では見れるようで。
    やっとこさのレアンドラのターンもあるようです。

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    2014年11月06日
  • 西の善き魔女1 セラフィールドの少女

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    高い人気と評価だったので期待して読んだのですが、私の求めているファンタジーではありませんでした。シリーズものだから仕方ないとはいえ、主人公にあまり目立った活躍もなかったのが残念。

    しかしあくまで私が読みたかったものではない、というだけで、本書は非常に魅力あふれる一冊だと思います。求める作品ではなかったけれど、最後まで読みたくなりました。

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    2014年10月24日
  • 樹上のゆりかご

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    20141001
    王国のかぎの続編だけど、
    そんなに結びつきはないタイプ。

    話にあまり入れなかったのもあって、
    全体としてぼやけたイメージしか持てなかった。
    でも登場人物がみんなとても印象に残るし、
    エピソードやセリフも印象強く、
    たしかに荻原作品だなぁとしみじみした。

    マザーグースもサロメも大好物なので、そこらへん、すごく楽しかった。

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    2014年10月04日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    随分前に2巻まで読んでいたので、3巻から改めて読み始めました。長野の戸隠神社周辺を舞台に、夏休みに入った生徒会合宿と三つ子ちゃんの不思議な絆の物語。古代ロマン的であり、しっかり和風ファンタジーでキャラも立っていて、やっぱりお話の進め方が面白かったです。ぼちぼち最終巻までのんびり読み進めたいと思いました。

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    2014年09月11日
  • グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~

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    山月記の話など荻原さんの実体験が作品に生かされていておもしろかった。こういう実体験のお話をもっと書いて欲しかった。

    そしてダイアナ・ウィン・ジョーンズさん亡くなってしまっていたのか…。ショック。

    「最後のユニコーン」「アルジャーノンに花束を」「ウサギどんキツネどん」が面白そう。私も児童文学サークル入れば良かったな、後悔。

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    2014年08月31日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    2巻をだいぶ前に読んだせいで内容がうろ覚え&世界観についていけない… 
    1,2巻よりは和泉子に主体性がでてきて好感がもてるのだけれどその代り真響が鼻につく

    小笠原弓道と小笠原礼法は元は一緒なのか。

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    2014年08月21日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    最後まで、なんとか読み終えたよ\(^o^)/三巻はまさに因果応報な感じ(--;)でも今までの行いを考えたら仕方ないっていうか、むしろそのくらいで済んで幸せな最後だったんじゃないか?と思う。ここまで読んだら、省かれたぶんまで読みたくなるなぁ(^^)

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    2014年05月09日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    光源氏が都に復活して栄華を極める!そして次世代へ(^^) 今のところ何とか着いていけてます(^^;)ても相関図とか欲しいなぁ(--;)

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    2014年05月08日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    この巻はけっこうドロドロしてました。
    現代でもありそうな事件なので、
    なんかこわいな~と思いながら。。

    光源氏が、
    一度思った人には手厚い、っていうようなことを
    一巻を読んだ時に思ったんだけど、
    それは3巻でも同じで、
    逆にそれがちょっと重すぎて
    なんか思われてる人にとってはきつそう。。って
    思ってしまった。
    もういい加減、忘れさせて、って思ってるのに
    手放そうとしないところが。。
    なんかちょいうっとおしいw
    それがほんとに大好きすぎて、っていうのとは
    ちょっと違ってても手放そうとしないのが
    怖い。

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    2014年04月07日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    (No.14-8) 荻原規子さんの源氏物語。一~三をまとめて書きます。

    源氏物語が長すぎるので、読みかけて途中脱落する人が多い。だからともかく全部読んでもらうために、荻原さんは枝葉を取っ払って幹だけにしたこの本を書いたとのことです。

    長くて読みきれない人が多いらしいとは聞いていたけど、私にはそれほど長いとは思えないの。
    何十年か前なら確かに長い小説と言えたかもしれないけど、今は何巻にもなる小説が当たり前にあるもの。特にファンタジー小説は長いのが多い。
    私も、原作はとても全部は読めてないけど、翻訳したのなら何種類も何度も読んでいて、これが何で長いんだ?と不思議な気がしてます。
    まあこの短いバージョンの源氏物語ならとりあえず頑張れば読めると思うので、ともかく源氏物語を読んでみたいという人にはトライする価値はあるでしょう。
    ただかなり薄味になっちゃってますが・・・・。

    私は恋愛小説が苦手。ミステリやファンタジーに恋愛が入ったものならまあ読めるんだけど、そういう要素がなくて、恋愛でくだくだ悩んでいるだけの小説はうんざりしてダメです。
    その私が、源氏物語は抵抗なく読める。
    荻原さんは源氏物語は長すぎるから挫折する人がいる、と考えたようですが私はちょっと違うと思う。源氏物語は恋愛小説じゃないのにそれを分かっていない人が多いから、というのが私の考えです。
    挫折する人は源氏物語を恋愛小説だと思って読み始め、なんか違う・・・と感じて読むのを止めてしまうのでは?

    あとがきに当たる「おわりに」では荻原さんも源氏物語の本当の凄みは、鋭敏に人間を見つめている作者の目だと言っています。

    源氏物語を読んだ人の感想に「光源氏が素晴らしい人だとは思えない」というのがよくあります。それ、正しい感想!
    素晴らしい、素晴らしいと書いてあるけど、本当はちっとも素晴らしくないのが光源氏なの。表面的には素敵でも、実はダメ男。きちんと読めば、そういうことが分かる書き方がしてある。
    紫式部がいた当時の宮中、だけでなく今の京都でも、ほめていてもほめてない表現方法は連綿と続いているのではないかな。(京都の方に偏見だと怒られちゃうかも・・・あくまでも私のイメージです。)

    源氏物語は男を捨てることで、女が幸せ、又は心の平安を得る小説です。
    捨てられる男代表が光源氏。
    女の手段はほとんどが「出家」。あるいは「母」に徹すること。
    そしてどの手段をとることも出来ず、心の中でだけ光源氏を捨て緩やかな自殺をしたのが紫の上。だから私には紫の上は特別に思えるのです。

    本の感想というより、「私の源氏物語」という感じの文になっちゃいました。

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    2014年03月24日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    作者が意図しただけあって、
    展開に流れがあって、物語に惹き込まれ易い。
    大胆な巻の省略が上手く機能している。

    絵合わせ、香比べ、書比べと、
    優美で典雅な世界に魅了されつつ、
    そこに潜む人間批評のスリルにドキドキする。

    しかし、自分の愛しい人が他の女の話をする。
    それってどんな気持ちだろうか。
    今とは持っている感覚が、常識が違うとは言え、
    人が抱く想いにそう違いがあるとは思えない。

    平安時代ですら、古の方が良いものがあるという考えがあったことに驚いた。
    永遠に人が持ちうる感覚なのかなあ。

    言葉の少ない原文に近いこの文章は、
    想像する余白が多い。
    文章に、物語に集中しないと読み進めない。
    でも、これこそが本来の「物語」なんじゃないかと思う。
    表現が豊かになった分、失うものもあるということか。

    1より2が良くなってる。最終巻に期待。

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    2014年03月18日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    1巻に続いて挿絵がすてき。
    光源氏の30歳代の様子を描いた2巻。

    お話の方は、けっこう読みやすいです。が、、、
    平安の言葉?(裳着→もぎ、とか)
    をすぐに忘れてしまって、
    「えーーーっと、なんだっけ?」みたいに
    前のページに戻ること数え切れず。。

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    2014年04月07日
  • 西の善き魔女4 世界のかなたの森

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    これは愛かしら?家族的な、友としての愛なのかしら?…とモヤモヤする気持ちにやっぱり「好き!」とハッキリ終止符が打てた、よかったー。
    なんて、終われない。世界の全貌がようやく見え始めてきたような、またまだ序盤のようです。
    少しだれてきた感じがします。

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    2014年02月28日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    荻原規子の源氏、ちょっと期待しすぎたか。
    意外なほどに、古文に忠実なのではないだろうか。
    読みやすいとは思うけれど、彼女らしい物語性は感じられなかった。

    淡々と綴られていく物語は、多くを説明せず、語らない。
    そこは読者側の読解力、想像力にかかっている。
    試されている気がして、ちょっと息苦しい。
    まさに古典の世界。
    真摯に向き合うのも悪くはない。続きも読もうと思う。

    しかし、女性が作り出した人物なのに、
    光源氏の心理、行動は不可解だ。
    式部は理解していたのだろうか。

    なんで紫の上を思いながら、明石の君に会いに行けるのか。
    そして、様々な女性にかけ続ける情け。
    それは、優しさなんかじゃなく未練だ。

    一度に多くを愛せる男と一人しか愛せない女。
    全てはそこに起因するのではないだろうか。
    理解は出来ても、永遠に納得は出来ない気がする。

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    2014年01月29日
  • 西の善き魔女3 薔薇の名前

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    特別短編でのユーシスとロットの仮装ネタがブルース・ブラザーズであるとこで、初めて親近感が湧く。

    本編はここまでくると最後どういうオチがつくのかを確かめるためにあとは惰性で読み切るかなぁ

    主人公が王家の血を引いていたり、女王の後継争いに巻き込まれたり、本当に好きな人とはなかなかうまく行かずにそれ以外の人には想われたり、でも基本、坊ちゃんお嬢ちゃんなとこがライトノベルチックであたくしにはちとハードルが高い。

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    2014年01月02日