野口悠紀雄のレビュー一覧

  • 仮想通貨革命

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    仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない 単行本(ソフトカバー) – 2014/6/6

    インターネット登場に匹敵する社会変化を起こす可能性がある
    2014年9月16日記述

    野口悠紀雄さんの最新作。
    ビットコインを取り巻く現在の状況と新技術の意義について述べている。

    2014年2月に起こったビットコイン両替所であるマウントゴックスの破綻ではビットコイン=危険のような間違った認識が広がったという指摘はなるほどと思った。
    一両替所が破綻した事と通貨の破綻は違うのであると。

    むしろ中国政府はビットコインの規制に乗り出したし
    何よりビットコインは恐るべき潜在性があることを認めたのだ。

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    2022年01月16日
  • リープフロッグ 逆転勝ちの経済学

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    一人一人が逆転勝ちの可能性を信じて、実力を蓄えること。
    【感想と私見】
    中国の発展を語るときの視点として、海亀族がある。国外で技術を究めた人材の還流とそれを引きつけるポジションと金銭的見返りである。
    日本は古来から、亡命者、渡来人という名のお雇い外国人をもてなしながら、技術発展してきた国である。出島戦略でも良いと思う。今こそ、国を心を外に開き、交わろう。
    最後に、政治に対して関心を持って、すぐに忘れないようにしよう。選挙には必ず行って投票しよう。未来のために。

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    2022年01月10日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現 単行本 – 2017/1/19

    日本は否応なくこのパブリックブロックチェーン技術を最大限活用する以外に選択肢はない
    2017年7月31日記述

    野口悠紀雄氏による著作。
    2017年1月18日 1版1刷。

    野口氏は2014年に仮想通貨革命という書籍を記している。
    その時にも解説はあったのだが、そのしくみの中にある
    ブロックチェーンという技術がコアなのだ。
    それは単に仮想通貨だけではなく広い分野に革命を起こす。
    具体的には、土地登記をはじめとする公的な登記や登録への活用。
    いくつかの国ですでに実施されたり実験が行われている。
    宝石、貴金属、ブランド品

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    2022年01月04日
  • 世界経済入門

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    世界経済入門 (講談社現代新書) 新書 – 2018/8/22

    日本は新しい条件に合った新しい産業構造に転換しなければならない
    2018年10月18日記述

    野口悠紀雄氏による著作。
    日本経済入門の姉妹本になる。
    2018年8月20日第1刷発行。

    現在、特に1990年代以降の世界がいかに変化してのか。
    日本人が学校で習った事の先を解説している。
    本書のコアメッセージは日本は新しい条件に合った新しい産業構造に転換しなければならないことである。

    印象に残った点を列挙してみると

    われわれは、地図を見るときに、無意識に国土の広さを見ています。
    そして国土面積が広い国は大国であると考えています。

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    2021年12月17日
  • マネーの魔術史―支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか―(新潮選書)

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    マネーの魔術史 :支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか (新潮選書) 単行本(ソフトカバー) – 2019/5/22

    優れた為政者は、貨幣価値の向上を望む
    2019年11月4日記述

    野口悠紀雄氏による著作。
    2019年5月20日発行。
    本書は「週刊新潮」2016年31号~2017年32号、
    「フォーサイト」2017年6月1日~2018年7月6日において
    連載された「マネーの魔術史」に加筆修正をおこない、再編集したものです。

    全体を通しての感想になるが、軍資金等の無い権力者がマネーを発行しすぎてインフレに襲われるということが繰り返されてきた。
    今、日本社会ではイメージしにくいものの、マ

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    2021年12月24日
  • 世界史を創ったビジネスモデル(新潮選書)

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    世界史を創ったビジネスモデル(新潮選書)2017/5/26

    地方分権化と市場メカニズムの活用、寛容主義が日本に必要
    2018年5月8日記述

    野口悠紀雄氏による著作。
    2017年5月25日発行。
    本書は2014年6月から2016年8月にかけて週刊新潮に
    連載した「世界史を創ったビジネスモデル」をまとめたものである。

    はじめにでも著者が指摘しているのだけれども
    それまでよく知られている歴史上の事実であっても、
    別の分野の専門家がその分野の観点で見ると、
    新しい歴史像が浮かび上がってくることを示している
    というのが本書のコンセプトだ。

    本書を読んでいて井沢元彦氏の逆説の日本史や
    磯田道史氏の

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    2021年12月11日
  • 良いデジタル化 悪いデジタル化 生産性を上げ、プライバシーを守る改革を

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    コロナ禍で判明した日本のDigital敗戦の総括
    野口先生らしい率直な物言い 実際の問題の根は深い
    野口先生もGAFAに対抗する産業政策の問題=時価総額と指摘
    しかし実際は日本社会の構造問題=1940年問題と繋がる発見は
    コロナ禍のお陰だが、問題の深刻さはとてつもなく深い

    2000年e-governance戦略以来何も進まず
    エストニア・台湾はDigital先進国家へ この差はなぜ
    日本の役所 ①紙②ハンコ③fax
    企業も進まないテレワーク
    →Digital化を拒む既得権益 レガシーシステム ベンダーと発注者
    Digital化の本質「分権化」 中央集権の価値観と合わない!
    ブロックチェーン 

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    2021年08月02日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    ブロックチェーの技術、及び自律分散型社会を知ったきっかけとなった良著。
    今、2021年では少し古いかもしれないが、逆に当時の期待や熱狂が伝わる。

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    2021年07月04日
  • 「超」英語独学法

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    聞くことができれば話すこともできるようになる

    どの英語をどの程度勉強すべきか?
    正式な英語を8割抑える

    単語帳を捨てて、分解法の勉強をやめること
    →丸暗記で全体を覚える

    敵味方理論
    英語を味方だと思うこと
    →新しいものには敵とみなしがち。全員味方だと思う思考が大切

    消失、変化、連結を覚えると聞ける

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    2021年06月02日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    ブロックチェーン技術の出現で何が変わるのか
    「仮想通貨」。ビットコイン。ブロックチェーン。
    一度は聞いたことがあり、興味を持ったことがあるだろう。では、これらは一体どういった代物なのか。これらの発明で一体どういった意味があるのか。説明できるだろうか。乱高下するビットコイン相場に怯えるだけで良いのだろうか。
    本書では、著者の専門であるファイナンス理論から、豊富な情報量で今どういった動きがあり、ブロックチェーン技術の何が革命的なのかを解説している。
    ビットコインの入門書などで基礎的な知識を得た後ならば、刺激的に読み進めることができる。
    今後、金融だけでなく、政治、司法、福祉など、様々な領域で革命が

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    2021年04月13日
  • 「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

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    情報社会化、AIなどのテクノロジーが生活の基盤化された時代においての、独学の重要性か伝わった。

    独学は、私たち人間のみに与えられた、知識を得る行為を楽しむものであり、資本主義社会で生き残るために必要な稼ぐ武器になり得るもので必要不可欠なものだと思った。

    検索エンジンは企業にとってはマーケティング広告など、利益を追求する場として活用されているが、消費者=ユーザーは購買心理などの無意識に行動や意識を促されていることに気づかなければ本質的な選択ができなくなぅているのかと疑問に感じた。

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    2021年03月03日
  • リープフロッグ 逆転勝ちの経済学

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    2021/02/24野口悠紀雄「リープフロッグ」カエル跳び
    コンパクトながら国家の盛衰論 滅び行く日本への檄 野口悠紀雄先生渾身の一書

    「成功のジレンマ」
     成功をもたらした、人材・設備・社会制度・体制は固定化・硬直化する
     産業革命後の英国 蒸気→電気 大資本 労働組合
    「Digital敗戦」コロナで判明した日本の後進性 江戸幕府の黒船と全く同じ
     情報・知識としてはあるが、全く対応できていない 小手先で抜本改革手付かず
    「企業家精神」
    「国を解体 道州制で自己責任体制を構築」 売り家と唐様で書く三代目
     借金1,000兆円を持続可能な仕組みに体制を再構築
     収支に責任を取る「道州制」に分

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    2021年02月21日
  • 野口悠紀雄の経済データ分析講座―――企業の利益が増えても、なぜ賃金は上がらないのか?

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    1.アベノミクス検証 金融緩和・円安
    $ベースGDPは減少 世界の中の地位は低下
    2.第三次産業の低下 小売業・飲食サービス
    人口減少・廃業・ネット移行
    3.新事業取り組みの弱さ 人材・教育・企業代謝
    4.変革への取り組み弱い 茹でガエル現象
    5.Dataで検証 野口先生らしい
      IT情報産業への取り組みは起こらなかった
      野口先生の痛恨
    2020年秋 菅政権のDIGITAL庁構想
    安倍政権で全く出なかったのは?

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    2020年12月28日
  • マネーの魔術史―支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか―(新潮選書)

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    1.コロナショック 金融の本質を学ぶ
    「米国ドル覇権」の行方 
    トランプ政権は土俵際 うっちゃるか 押し出されるか
    「通貨のシニョリッジ」
    2.スペインの覇権 無敵艦隊 銀鉱の発見 
    フィリペⅡ 1550-1600 貨幣改悪・通貨発行増
    3.江戸幕府 小さい財政 分権国家・非軍事国家
    重商は積極 重農は堅実
    4.ローモデル 国債の貨幣化 MMT?
    不換紙幣は信頼により成立 信頼を失うと✖
    現代の金融緩和にも通じる普遍原理
    5.米国南北戦争
    国家と中央銀行で財政を分離 健全性の明確化
    中央銀行と一体はどんぶり勘定 財政破綻へ
    歴史の知恵 
    現代はその一線を踏み越えつつある
    「コロナ戦争」として支

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    2020年12月21日
  • 世界経済入門

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    世界レベルの知識が必要な時代 日本経済理解のためにも
    日本の地位低下と、中国の地位向上が対照をなす 製造業・輸出の役割交替
    日本は新たな戦略ポジションを見つけられないまま漂流している 戦略不在
    菅総理のもと、デジタルとグリーンが新たな戦略構想だが 掘り下げが必要
    1.GDP 1人当たり 貿易 対外純資産 成長のテコは
    2.貿易 日本の対外資産1,000兆円 米国双子の大赤字
    3.リカード「比較生産費の理論」世界的水平分業の時代→コロナで変わるか?
    4.実効為替レート
    5.アメリカ経済 高賃金の成長 低賃金労働は移民 製造業からITへ
    6.中国 投資主導40%日本20% ルイスの転換点 BAT 

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    2020年12月20日
  • 経験なき経済危機―――日本はこの試練を成長への転機になしうるか?

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    2020/11/24 野口悠紀雄 コロナ経済
    「経験なき経済危機」
    コロナ渦中にあって最良の書 
    体系立てて理解し、対策を講じるのが大事
    Go To・・・ だけでは営業だけの経営と同じで倒産する
    1.コロナの打撃 GDP 経済政策
    特定の業種・雇用者に打撃が集中 3割 
    「労働力調査」「法人企業統計」
    失業者180万人微増 休業者600万人+420万人 就業者Δ500万人
    失業率2.9% 雇用調整助成金 ⇒実態12.5%?
    2.政治の迷走 財政と金融
    「悪魔の戦略」高齢者を見捨てる 
    exトリアージ(大阪知事11/23)
    財源は国債 戦時と同じ非常時対応 
    いまはMoneyが不可欠マネタリ

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    2020年12月10日
  • 中国が世界を攪乱する―AI・コロナ・デジタル人民元

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    タイトルと内容が不一致だ。中国は世界を「管理」しようとしているという内容の本である。貿易戦争をしかけたりして世界を攪乱しているのはアメリカのほうだ。しかし、著者は80歳なのに、こんなに頭が回転してるなんてすごいことだ。

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    2020年12月04日
  • 書くことについて

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    2020/11/22廣文館
    ●アイデアはグーグルドライブに記録
    ・3階層のファイルで管理
    ①ルート情報(先生はこの4つのみを設定)
    ・アイディア
    ・保存すべき記録
    ・メタインデックス
    ・画像
    ②インデックス・ファイル
    ・メタ情報のイメージ
    ③コメント
    ・②のインデックスの行に、グーグルドキュメントのコメントを使って記述
    ●ある程度のアイデアが固まったら、専用ファイルを作成し、そこに記述
    ●細切れ情報は、noteで公開
    ・ひと目にさらされることでのブラッシュアップ
    ・先生のnoteを見ると、新聞記事に関するかんたんなコメントもnoteに記述している

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    2020年11月22日
  • 書くことについて

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    2020/11/22廣文館
    ●アイデアはグーグルドライブに記録
    ・3階層のファイルで管理
    ?ルート情報(先生はこの4つのみを設定)
    ・アイディア
    ・保存すべき記録
    ・メタインデックス
    ・画像
    ?インデックス・ファイル
    ・メタ情報のイメージ
    ?コメント
    ・?のインデックスの行に、グーグルドキュメントのコメントを使って記述
    ●ある程度のアイデアが固まったら、専用ファイルを作成し、そこに記述
    ●細切れ情報は、noteで公開
    ・ひと目にさらされることでのブラッシュアップ
    ・先生のnoteを見ると、新聞記事に関するかんたんなコメントもnoteに記述している

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    2023年03月22日
  • 「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

    購入済み

    独学でいいんだ!

    60歳を過ぎてから学生時代に第二外国語で選択していたスペイン語を勉強し始めました。40年間全く触れていなかったのですが、動詞の活用とか結構覚えていて独学で勉強を再開しました。検定試験にも挑戦したり結構楽しんでいます。独学に限界を感じ語学教室に通いネイティブの先生から教わり、更に楽しくなっていた矢先にコロナ禍で学校は休校、また独学を余儀なくされています。そんな中、この書物を見つけ勇気づけられました。これからも独学頑張ります。でもコロナ禍が治まったらまたネイティブの先生に習いたいです。

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    2020年10月17日