野口悠紀雄のレビュー一覧

  • アメリカが壊れる!

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    昨年の誕生日で定年退職しましたが、平成元年に社会人になった時からお世話になっていた野口氏の最近発行された新書で、これで25冊目となります。私よりも20歳以上も先輩なのに、最新機器を使いこなすだけでなく、生成AIに関する本も出されていて、大いに参考にさせていただきました。

    その中で取り上げられていた、ChatGPT と音声入力は、今年後半に私が利用し始めたもので、私の生活を変えるほどの威力を持っています。そんな野口氏が書かれた本のタイトルを見て惹きつけられてしまいました、この本を読むことで「第二期トランプ政権下でアメリカが変わろうとしている」ことが理解できました。

    様々な著者が「アメリカの覇

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    2025年12月22日
  • アメリカが壊れる!

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    トランプの気持ちは分かるけど、時代に逆行しただけじゃなく、アメリカの強みを破壊してることがこの本からは分かる。ただ、マーケットは正常を取り戻した事から、これからの動きを表していく事だろう。

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    2025年12月05日
  • 戦後日本経済史

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    中国工業化と米国を中心とするIT革命はその通りだが、シンガポールやアイルランドがうまく対応しつつあるのに対して、先進国の中で何故日本が遅れをとったのか?

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    2025年11月13日
  • 生成AI革命 社会は根底から変わる

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    生成AIが登場したのはまだ2年前(2023.6頃)のようですが、これが私たちに及ぼす影響は大きいようです。思い起こせば、私が初めてインターネットに触れたのが1995年でした、登場してから何年経過しているかは不明ですが、その頃にインターネットを利用してビジネスを起こした人が新しい企業を成長したと思います、今またその時期が来ていると私は感じます。

    生成AIは、この本によれば第三次産業革命に当たると指摘されていますが、今までの産業革命と異なり所謂ホワイトカラーに影響を与える初めての産業革命になるとのことです。産業革命が変えていく世界を「生成AI」という視点を通して見守っていきたいと感じました。

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    2025年05月26日
  • 2040年の日本

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    未来は経済成長率次第です。

    現代は1%の経済成長を前提として、将来の社会保障費などを算出しています。

    人口が減っていくのが確実なのに成長できるのか?という疑問が沸くのは本当
    のところかと思います。

    しかも日本の「国力」が弱まれば、移民も期待できません。ましてや円安によ
    って輸入品は他国に買い負けます。

    では2040年はどうなるのでしょうか。

    日本の基幹産業である自動車は、自動運転やIT技術の発達で恩恵を受ける部分
    もあると考えられています。

    「先の見えない時代」なんて言って将来を予見するのを放棄してはいけません。

    「先が見えた時代」なんて今までも無かったのですから、全日本国民が正

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    2025年04月02日
  • 「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

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    先週の木曜日にたまたま書店で手に取って購入したものである。

    現在資格試験の勉強を独学で行なっているがどうも続かない。その理由としては「日々の生活が忙しくて勉強する時間を確保できない」というものだ。この理由は社会人の経験のある皆さんにとってもはや共通認識のなっているのではなかろうか。しかし、この点についても野口先生はしっかりと答えていた。特に第6章〜第8章は繰り返し読むべき内容に値しよう。独学を続ける方法論であったり、外国語を身につけるための方法論が明記されている。さらに国際化が進むこのご時世であるから外国語の学習は極めて重要な意味を持つものであろう。

    尤も、ここに感想を書いて満足してはなら

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    2025年03月26日
  • 「超」英語独学法

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    ビジネスマンにとって、とてもシンプルで実践的な英語独学本。具体的な内容は他で補う必要がありそうだが、基本的な概念はこの本の通りであろう。

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    2025年03月09日
  • 超「超」勉強法――潜在力を引き出すプリンキピア

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    鷲田小彌太という哲学者が勧めていた本。たまたま父の書斎にあった!ので呼んでみた。実際に読んだ本は旧バージョンの本で、超の漢字が二連続もしていなかった。

    序盤にまとめられた「超」勉強法の3原則がすばらしい!勉強法が洗練されている。このように勉強したら、私きっとすごく頭よくなるんじゃないか?!と思う。

    ①面白いことを勉強する。(勉強を面白くする。)
    ②まず全体を理解する。鳥瞰。
    ③八割までやる。あとは実践。

    序盤の10ページ読むだけで価値があると思う。
    『chatGPT「超」勉強法』 も読んでみたい。

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    2025年02月23日
  • アメリカはなぜ日本より豊かなのか?

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    去年アメリカ在住の友人が日本に一時帰国し会って感じたことがありました。とにかく羽ぶりがよく、お金の使い方にためらいがない。

    もちろんこの機に日本でしか手に入らないものを買っておこうという気持ちもあったと思うのですが、友人曰く「日本はモノが安い」とのこと。

    「どうして住む場所が違うだけで、ここまで豊かさに差がついたのだろう」と疑問に思い本書を手に取りました。

    本書では差が出た原因として、アメリカと日本の文化の違い、企業の今までの戦略、政治構造の違いなどを挙げており参考になりました。

    著者はあとがきで政府が変わることを望んでいますが、それは難しそうであること、国民の意識を変えることが必要で

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    2025年02月19日
  • 83歳、いま何より勉強が楽しい

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    題名だけで勇気づけられる。
    高齢化社会に必要な本。
    自分史、同窓と定期Zoom、ChatGPTと文学や映画について掘り下げた話。
    これらを有効に活用することで、高齢者になっても楽しく勉強できるし、積極的に人生を楽しめる。

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    2025年02月16日
  • 世界は数字でできている―数の「超」活用法―(新潮文庫)

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    著者のセンスが光る本。理系数学と文系数学の考え方は、ビジネスマインドの再整理に役立った。仕事では何かと課題に直面するが、リスクを取って、前進を目指したいと思った。

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    2024年12月13日
  • 書くことについて

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    文章を書くための本、
    仕事術として大いに役立った。
    ①アイディアの種150文字は、Bearで
    ②アイディア、基本ブロック(作物)は、1200文字。これはGoogleドキュメントで
    ③基本ブロックはnoteに公開する
    ④ブロック100個積み上げれば本ができる。
    ⑤Googleドキュメントのコメント機能。
    質問と対話を繰り返すことで、文章が加筆修正されていく。
    ⑥クリエーティングバイドゥーイング
    とにかく始める。
    ⑦全体の総木寺ページを作る。
    ⑧リンクを貼る
    ⑨アイデアは頭の中に置いて歩きながら考える。
    座右の書に認定

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    2024年09月08日
  • 増税は誰のためか

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    (2012/7/10)
    神保 哲生, 宮台 真司, 神野 直彦, 高橋 洋一, 野口 悠紀雄, 波頭 亮, 大野 更紗, 武田 徹

    「日本の財政再建のためには消費税増税はやむを得ない」という輩が増えている。
    お叱りを受けるかもしれないが、私はこれは官報複合体のなせる業だと思っている。
    記者クラブメディアはいつの間にか増税やむなしを連発しており、
    その記事の、放送時間の量に従って、増税やむなしが増えている。
    物わかりがいいというかなんというか。
    本当に国を憂いているのか、生活にゆとりがあるのか、増税デメリットがある立場にいるのか、、、
    その真意はわからないが、そういう方々にはまずこの本を読んで

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    2024年06月18日
  • 「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

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    「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ
    著:野口 悠紀雄
    紙版
    角川新書 K-215

    良書、人生100年時代を生き抜くためには、生涯を通じて学習し、成長しつづけるしかない。
    そのための方法は独学であり、それが一番効率的である。これが本書のメッセージです

    独学を続けていくには、何を学ぶかを決め、どのようなカリキュラムで学ぶのかも自分で決めなければならない

    気になったのは、以下です。

    広く浅く、勉強するではなく、知るべきことに焦点を絞って、勉強することが必要になる
    独学の大きな長所は、楽しいことだ
    独学の欠点は、
     ①継続できないで途中でやめてしまう危険が大きい
     ②ある目標を達成するため

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    2024年04月05日
  • 日本経済入門

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    平易で驚くほど無駄のない文章で極めて容易に理解できるのに、1文読む事に新しい発見がある。文章のプロだと思う。

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    2024年03月30日
  • 2040年の日本

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    この方以外の評論家の本を読んでいないのでなんともいえないところもあるが、ロジックに基づいた分析が出口治明氏を連想させる。出口さんファンの自分としては受け入れやすい根拠の羅列だった。子供がいることが読むきっかけだったが、将来子供たちに何が残せるだろう?という長期視点で考えるきっかけになったのがよかったし、少子化対策のみに力を入れてもダメだと認識を改たのできた。子持ち世代は特に必読だと思う。

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    2024年03月26日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    総じるならば、この本と対話できる人は面白いと思う。
    7名の著者がおり、それぞれの見解を論じているわけだが、その見解に同意、非同意、一部同意がでてくると思う。
    その対話をすること、すなわち自分の頭で考えることが大事なのではないかと思う。

    ただ本のタイトルがChatGPTは、になっているのに幅広に捉えて論じてたりしていてそれはそれで趣深い。
    個人的にはAIと包括的に論じるのはいささか軽薄に感じる。その意味では大局的にも局所的にも論じる落合陽一さんは面白い。ただ、デジタルネイチャー読んでからのほうが良いだろう。

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    2024年03月03日
  • 世界経済入門

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    ネタバレ

    為替と世界主要国の経済の関係についてよく学ぶことができた。
    日本の衰退の原因が製造業への固執によりIT産業へ移行できなかったことだという話は前から聞いていたが、具体的な企業名やデータが示されることで根本的な理解を得ることができた。
    日本の産業はつい最近まで「良いものを高く売る」ことで多額の貿易黒字を出していたというイメージだが、
    製品のコモディティ化=“良いもの”を生み出しづらくなっている
    グローバル化による新興国の市場成長=所得水準の低い国の市場では、“良いもの”の需要が弱い
    この2点が産業衰退の原因だと思った。
    自分は高度サービス業務に従事しているが、業務のマニュアルは全て外資の後追いにな

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    2024年02月11日
  • 超「超」勉強法――潜在力を引き出すプリンキピア

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    この勉強法に従い、私は東大に入りました。地方の田舎出身だったので、塾にも行かず、この勉強法のみでできました。

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    2024年01月17日
  • 「超」創造法 生成AIで知的活動はどう変わる?

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    ネタバレ

    冷静(笑)生成AIを論じる時、大抵はその未来の可能性に目を向けますが、本書では「今のところ翻訳や校正以外にはまだ使えない」という点に、冷静に着目します(笑)その上で、クリエーションは人間のもの、という点を中心に考えが展開されていきます。堅実な論調はさすがです。アイデア創造法のくだりも含め、良書だと思います。

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    2024年01月15日