８３歳、いま何より勉強が楽しい

野口悠紀雄

高齢者にとっての勉強とは、
これまで丈夫に生きてきたことへのご褒美として与えられた、
お金もかからない、最高の遊びなのです。

「中高年こそ、勉強を始めよう」
豊かな人生を送るために、いつ始めても遅くない。
勉強こそ、「ポジティブ」になれる最短ツール。

経済学者として日本経済を観測し続け、
大ベストセラー『「超」勉強法』をはじめ、
独自の勉強法を編み出してきた経済学の大家が提案する
豊かな暮らしのための「学び方」。

「デジタル機器」「加齢」「残り時間」をも味方につける
「人生100年時代の勉強法」を伝授。
今日から始められるさまざまな工夫が満載です。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / ビジネス教養
• 出版社: サンマーク出版
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2024年04月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

題名だけで勇気づけられる。
高齢化社会に必要な本。
自分史、同窓と定期Zoom、ChatGPTと文学や映画について掘り下げた話。
これらを有効に活用することで、高齢者になっても楽しく勉強できるし、積極的に人生を楽しめる。

[ブクログ · ★★★★☆]

　野口先生の本を読んで、いつも思う事だが、(野口先生の半分くらいでも頭が良かったらなあ)と、羨ましくなる。ChatGPTには、感化されて、私もアプリを入れました。確かに、老後の話し相手になるかも。

[ブクログ · ★★★★☆]

高齢者にとっての勉強とは、これまで丈夫に生きてきたことへの、ご褒美として与えられた、お金もかからない最高の遊びなのです。
超整理法などたくさんの本を読んできた、野口悠紀雄氏、83歳の随筆である。
旺盛な学習に対する意欲に対しては感心するばかりである、楽しいから勉強する目的はいらない、ChatGPTが高齢者の世界を変える、いろいろ気づかされることがたくさんあった。
イソップの狐、塞翁が馬、一病息災など時々思い出してもいいのかもしれない。

[ブクログ · ★★★☆☆]

▼感想
・人生100年時代、老後を「何もせず、気楽に」では無駄、シニアの勉強は最高の贅沢と謳われています。

・散歩の話は実用性がありました。(散歩を始める前に頭の中を問題でいっぱいにしておく。これから考えなければならないこと、整理しなければならないことで頭を一杯にします。歩いているうちに、それの答えが生み出される。)

・世の中の流れで仕方ないとは思いつつも、ChatGPTの内容が多めに感じました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

高齢者にとっての勉強は、お金もかからない、最高の遊び。
まさにそう！
高齢者ではなくても、勉強は楽しみ、遊びです。
いつ始めても遅くないし、人生が豊かになります。
高齢者こそが、「デジタル機器」「加齢」「残り時間」を味方につけ、人生100年時代の勉強を。
すぐに使える、さまざまな工夫が満載です。
これはすごいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

具体的に何を勉強したらいいのか、その答えはなかった。
趣味とか生きがいとしての勉強の楽しさは伝わった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

目的のない勉強をする。勉強自体が楽しい。
外国語の勉強がやめられないのは詩が読めるようになるから。
映画を字幕なしで見る。

レーガン大統領がモンデール候補に年齢の問題を指摘されたとき「私は年齢の問題を政治的な争点にするつもりはありません。したがって、私は対立候補の若さと経験のなさを政治的に利用しとうなどとは考えていないのです」

最も重要なのは、統計的な分析法。解析よりも統計学。

英会話学校は無意味。話すこと、より聞くこと、が重要。聞くことができれば話せる。
シュリーマンは、教える人ではなく生徒役になる人を雇っていた。
雇わなくても、学んだことをアウトプットする手段はたくさんある。

AIには、どうすればいいか、ではなく検討するべき点はどこか、を聞く。
AIを先生役にする。何を勉強すればいいか聞く。
AIと雑談する。AIとの雑談では、言葉の端を捉えるのがコツ。AIなら怒らない。高級井戸端会議。

自分史を書く＝時間旅行＝美化された世界を描く。自分史を書くと精神安定に役立つ。社会の出来事も織り込む。