島田雅彦のレビュー一覧

  • 絶望キャラメル

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    結構好きだった。学びは無いが、若者のサクセスストーリー、恋愛、地域興しなと色々な要素が含まれている。ハッピーエンドでライトな気持ちの良い作品。

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    2023年03月07日
  • 絶望キャラメル

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     「輝かしき文学史的事件! 芥川賞最多落選者であり現・芥川賞選考委員である」などと称される島田雅彦さん。少しお堅いイメージがあったのと、食指が伸びず機会を逸してしまい、今回が初読です。
     今の社会の閉塞感を打破するような、爽快な青春小説でした。疲弊した地方都市に、どこまでも前向きな坊主が現れ、地元の高校生4人に目を付けます。ここから「原石発掘プロジェクト」がスタートしていきます。
     彼らは、失敗しながらも夢を見る力を少しずつ獲得して、絶望を希望に変え、町おこしへつなげていきます。しかし、古里のためという悲壮感は漂わず、あくまでも自分のため仲間のためがメインです。
     また、現実社会の問題点を指摘

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    2022年06月15日
  • カオスの娘 呪術探偵ナルコ

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    何年ぶりに再読したんだろう。
    最初、読んだ当時はあまり面白くない印象しか
    持たなかったけれど、今読んで見ると面白い。

    理解出来る所まで自分が成長したのかなぁ

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    2021年11月29日
  • スーパーエンジェル

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    オペラの原作 近未来SF

    人間がAI「マザー」に支配、ゲノム管理される世界から不要として弾き出された「異端者」主人公「アキラ」
    自由は人間本来の姿であると気づき、マザーの束縛から離れ、監視役ヒューマノイド「ゴーレム3」達と未来創ってゆく物語です

    ゴーレム3のAIらしい人との認識のズレが面白く感じられます

    夢と世界の創造の実現に量子論を使った奥深い作品です

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    2021年10月10日
  • 空想居酒屋

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    空想「居酒屋」という題だが内容は著者の深い実経験に基づいた食のエッセイである。国内外、それも揚げ物やら、塩分過多つまみなどのB級グルメを思い出と共に旨い食べ方を紹介している。美味しいではなく、旨いという感じ。

    食とそれを提供してくれる場所(居酒屋、人)への敬意を感じるエッセイ。

    全てが行ってみたい、食べてみたいが、一番気になるのは韓国の二日酔いに効くというスープである。

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    2021年09月26日
  • 空想居酒屋

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    コロナ禍だから進む空想の世界。各国の食を堪能してきた筆者が振り返る逸品の数々。

    食に関するエッセイ。何とも不思議な雰囲気を持った本。

    最後は空想から実際に筆者が作る「何処でも居酒屋」。

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    2021年06月21日
  • 退廃姉妹

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    戦後食べていくために、自宅を米兵の慰安所とする姉妹。たくましい。ほんと、生きていればこそ、なんだよなぁ。戦中戦後を綴るのには、いくら頁があっても足りず、筆舌に尽くし難い事実がそこかしこにあっただろう。それに反するようなあっけらかんとした文体が印象的だった。面白かった。

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    2021年05月05日
  • 美しい魂―無限カノン2―(新潮文庫)

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    島田雅彦の恋愛小説。普通の恋愛じゃないし、儚い夢みたいなものなんだけど、そのシーンが楽しそうで、印象に残った。
    ライバルは皇太子、とかモデルもなにもないんだけど、堂々とすごいものを書くなぁと思う。カヲルがすれ違っていて、運命というより彼自身の臆病さと自信のなさからこうなってしまった感じがする。

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    2021年05月04日
  • 別冊NHK100分de名著 ナショナリズム

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     とてもいい内容だと感じました。
     私は虫が苦手ですが、内容は文句なく素晴らしいです。

     表紙にある四冊が主軸で、人類の歴史と多くの人々、関連する書籍も紹介されています。

     政治や体制の主義主張などを叫ぶだけの眠たいものを想像していたら、驚くほどに人の持つ陰のような部分を浮き彫りにしていました。
    ・服従したがる本能(生存目的)
    ・強烈な承認欲求
    ・生まれてきた不安
    どれも普段は無視しできる範囲で暮らしています。

     そして、本題の「ナショナリズム」。その生まれ、価値、その危険性にも堂々と切り込んで、具体的に示してくれています。私が常々「ナショナリズム」を唱えるメディアから感じる薄気味悪さの

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    2020年09月20日
  • スノードロップ

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    現天皇、皇后、愛子様がお読みになって、その感想お聞きしたいなぁ。不可能だけど。
    作家というのは自由でいいな。大手マスコミやテレビに出る人はなかなかここまで書けない。小説の形で書く、あからさまに書く、これってどうなん?小説としてどうなん?と思いそうなところだが、ここまで徹底されると、こういう小説もあっていいか、島田さんだからきちんと出版もされるんだし、彼しかできないことなのかもしれない。そう思うと貴重だ。

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    2020年06月18日
  • ニッチを探して

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    妻子持ちの銀行員が突然失踪した。しかも背任と横領の嫌疑がかかっている。真面目で誠実な人柄ゆえ、そんな犯罪に手を染めることは考えられないが、実際に融資するはずの金が全く関係ない中小企業に融資されていた。
    実は銀行が加担する悪事を暴露するための爆弾が炸裂するまでの時間稼ぎとして自ら失踪したのであった。
    路上暮らしの先輩達に助けられ、確信犯的な認知症の女性に助けられて今か今かと刻を待っていたが、ついに悪事を潰された人物の刺客に囚われ絶体絶命のピンチに陥る。危機を脱し、家族の元へ帰れるのか…。

    島田雅彦の本だなという感じ。難しいこと考えてるなと思いきや俗なことだったり。
    主人公の銀行員のキャラがけっ

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    2020年05月16日
  • 深読み日本文学(インターナショナル新書)

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    日本文学史の1000年をざっくりとかつ斬新的に説明してくれている。

    特に、色好みの日本人・ヘタレの愉楽・恐るべき漱石・俗語革命・エロス全開の章が面白い。

    著者が作者から離れた立ち位置にいる方(時代が離れている)が面白い。





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    2019年07月20日
  • 人類最年長

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    他の人が書いているので、感想のみ。
    うん、薄味だったけど久々の読書にはよい本でした。ただ一人の男の人生がそれこそ歴史に沿って淡々と述べられており、実はこの歴史の裏側はこういうことが実はあったのよ。とかそういうのがあればいいと思った。が、個人的にはこういうのは好きなので★四つです。

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    2019年07月19日
  • 人類最年長

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    市井の人々に紛れて暮らす超長命者の主人公の眼を通し、明治・大正・昭和・平成の世相を串刺しにしたもので、とても読みがいのある小説だった。実在の人物・事件を処々にコラージュ的に織り込んであるが、違和感なく受け入れられる。老境を通り越した超長命者の心理はいかほどなものかと、想像をかきたてられた。

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    2019年05月30日
  • 人類最年長

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    学生の時、島田雅彦さんの本をよく読んでいた。久しぶりに「ドンナ・アンナ」が読みたくて、本屋さんに探しに言ったらまさかの新刊が出ていた。途中途中に挟まれるコラージュも含めて楽しめました。

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    2019年05月25日
  • 人類最年長

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    江戸時代末期に横浜で生まれ、日露戦争では従軍記者として参戦し負傷し、関東大震災も太平洋戦争の敗戦も経験した男は、成長の遅い子供であったが160年以上生き、日本という国の近現代史の生き証人となるが・・・

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    2019年05月15日
  • 好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美

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    やはり『雨月物語』が奥が深くて味わい深い。『好色一代男』の遺産500億円なんてものすごい金持ちであり、よく飽きもせず女、男遊びするものだと感心してしまう。光源氏に色で対抗したのも面白い。『春色梅児誉美』はハッピーエンドで楽しく読めた。

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    2019年03月20日
  • 小説作法ABC(新潮選書)

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     あの島田雅彦も年取ってずいぶん説教くさくなったものだな、という感想は措いて、かなり具体・実践的な「小説の書き方」指南書。特に創作への関心も意欲もない者にとっても、「小説の読み方」の参考になる。

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    2018年07月14日
  • 退廃姉妹

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    戦後の日本の慰安婦を題材にした話。
    『退廃』とタイトルにあるだけに、どんな怠惰な姉妹が出てくるのか!と思っていたのだけれども、そんな印象は受けず。
    むしろ純情かと。奔放ではあるけれど。
    割と好みな話でした。

    解説で、映画に是非したい!と書いてあったのですが
    映像化しても面白そう。
    あの気だるい感じを映像でも味わいたい。

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    2018年05月13日
  • 深読み日本文学(インターナショナル新書)

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     そう深くは、ない。
     文学史としては、割と常識的かな。
     ただ、高校レベルから離れている人には、けっこう面白いと思う。

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    2018年04月25日