島田雅彦のレビュー一覧

  • エトロフの恋―無限カノン3―(新潮文庫)

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    本の舞台にここまでマッチする場所ってあるのか(ないだろう、みたいな。)
    ほんとに。ほんとにエトロフじゃないといけなかったんだろうなぁ。
    住んでるのか死んでるのか、いや繰り返しているのか、それこそ無限ループ。
    私は一生都会に生きたい。

    そして3部作通して。
    遺伝てこえー。

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    2009年10月04日
  • 美しい魂―無限カノン2―(新潮文庫)

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    島田雅彦氏の作品です。
    3つの小説ですが、無限カノン三部作として副題が与えられています。


    『蝶々(ちょうちょう)夫人』をご存知でしょうか。
    蝶々夫人はマダムバタフライの邦訳タイトルです。『マダムバタフライ』という小説は弁護士
    ジョン・ルーサー・ロングが1898年にアメリカで発表した作品。
    とゆらはこの作品に触れるまで、『蝶々夫人』の名前を聞いたことがあるという程度でした。
    この小説『蝶々夫人』は後に、プッチーニによって2幕もののオペラとして発表されますから
    こちらでご存知の方の方が圧倒的に多いことでしょう。

    この『蝶々夫人』のストーリーは長崎が舞台です。
    没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ

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    2009年10月04日
  • 彗星の住人―無限カノン1―(新潮文庫)

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    春樹の『ねじまき鳥クロニクル』と並行して読んでいたアンチ春樹の島田雅彦による三部作の第一部。

    あとがきに、「考えられる限り、もっとも危険で、甘美で、それを描くことが難しい恋」を描いたと作者自身が語るように、国家レベルの非常に壮大なスケールで壮大なスケールの「恋」が描かれる。

    恋愛ってこんなに真剣で、非情で、苦しくて、でも結局美しいんだってヒシヒシと伝わってくる。

    また、作者は「ほかの誰にも書き得ない小説」を書きたかったともあとがきで述べており、その意気込みも充分に伝わってくる。

    2部作に期待。

    ヨーロッパ行きの時間がたっぷりある機内で読み始めちゃいます。

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    2012年08月26日
  • エトロフの恋―無限カノン3―(新潮文庫)

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    無限カノン3だけど、これだけ別モノとしても読めるな。エトロフはまさにグレーのイメージそこに、細い細ーい希望がある、のかな?何があってここに来たか、とかこのさきどうなる とか は付け足しか?

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    2011年09月29日
  • 美しい魂―無限カノン2―(新潮文庫)

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    いろんな恋や偶然が絡み合う不思議。謎が明らかに、なったり、ならなかったり。人の気持ちとは、こんなに単純で複雑なものかとか、思ったりして。

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    2011年09月29日
  • 彗星の住人―無限カノン1―(新潮文庫)

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    あんなに、人や時代が入り混じっているのにぜんぜん混乱しない!すごいなぁ「恋」っていうと甘酸っぱいかわいいイメージなんだけどここでいう「恋」はぜんぜん違う。続きが楽しみです!

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    2011年09月29日
  • 彗星の住人―無限カノン1―(新潮文庫)

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    島田雅彦の小説は、ストーリー性を楽しむものではない、という思い込みを覆させられた1冊。
    読み終わった際に「春の雪だ・・・」と呟いた人は多い筈。

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    2009年10月04日
  • 大転生時代

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    Hmmmm、「おもしろかった!」という気持ちと「うーむ...」という気持ちがちょうど半々。☆2寄りかもしれない。

    まず「おもしろかった!」部分は設定。異世界転生系はSFあるあるで、最近は漫画でもよく見る陳腐な設定だけれども、一方向的ではなく双方向的な転生ストーリーに仕上げており、さらに多重的な設定は新鮮だった。新奇でありながらも、起こり得そうなリアリティ。なんで思いつかなかったのか、と感じるクリエイターもいそう。

    「うーむ...」という部分は、設定ありきになっていたというか、新奇性と他の調和が不十分になっていたというか、なんだか不完全燃焼感があった点。新規性が設定に完全依拠し、なんだかスト

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    2026年03月31日
  • アンセスターズ(1)

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    秦の中華統一後、敗北した国の民が生きるために、生き残るためにどう行動したのか、がテーマなのかなと思う「アンセスターズ」の物語。
    張良のように復讐に身を焦がす人物もいたし、陳勝のように反乱をしてしまった人物もいた。主人公の二人であろう無量と童平、彼らの人生がどのような道を歩むのか。
    徐福伝説と大いに関わってゆくであろうことは言及されているので、亡国の遺民たちが日本、この頃は倭でもなくただの東海の果ての島か、にたどり着いて国家建設に至るのかなぁ。楚姫が呪術使いであることも、後々の卑弥呼につながってゆくのかなぁ、と思っています。

    とりあえず、無料が見る「孔」の多さが、集合体恐怖症の気がある自分には

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    2026年03月30日
  • アンセスターズ(1)

    無料版購入済み

    試し読み範囲だけだと…

    まだ事件らしい事件も発生していない導入部なので、なんともいえないです。
    始皇帝が出てきたので舞台は分かりますが、マンガアプリでもあまり公開されていない作品です。

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    2026年02月04日
  • 散歩哲学 よく歩き、よく考える

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    タイトルから手に取ったが、白井聡とのyoutubeの共演者という印象くらいしかなかった。
    前半部はそれらしき思索と、エッセイ的な語り。後半部はグルメ探訪に過ぎないがファンには嬉しい身の上話か。

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    2025年06月14日
  • 散歩哲学 よく歩き、よく考える

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     夕暮れの路地を歩く。この著作を読んだせいか足取りに思索が混じる。歩くことは考えること。見知らぬ街角に差しかかるたび脳裏にも未知の問いが浮かぶ。
     ふと赤提灯の灯りが目に入る。引き寄せられるように近づけば、「一杯どう?」と誘うような空気。散歩とは目的を忘れさせる旅でもあるらしい。
     気がつけば哲学者気取りで暖簾をくぐっていた。酒は問いを和らげ他人の話が思索に火をつける。
     「歩いて考える」と「飲んで語る」は案外同じ道をたどるのかもしれない。

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    2025年05月23日
  • 大転生時代

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    ネタバレ

    もっと明るい突き抜けた話かと思いきや、けっこう暗かった。ラノベ的な転生をいじりまくる話ではなく、SFっぽい流れで、そうきたか、とは思った。

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    2025年03月06日
  • 日本の新構想 ~生成AI時代を生き抜く6つの英智~(小学館新書)

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    最後の島田雅彦さんが、何を言いたいのか?全く分からなかったので、減点
    磯田さん、波頭さんやメディアのパートが秀逸なだけに勿体なかった。

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    2025年02月23日
  • 大転生時代

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    巷にあふれる「転生モノ」
    というか
    「異世界転生モノ」

    どれもなんか
    転生が自分に都合がいい感じに
    おこなわれてるな〜
    と思っていたけど

    今作ではちゃんと?SFな感じで
    しくみもふわっとはしてなくて
    転生がいいとこどりではないのがよかった

    とはいえ
    文系の頭にはちょっとついてけないところもあり
    何週間もかかってしまった

    しかし
    マンガみたいに
    前世の記憶が残ってることは
    そう幸せでもないんだな〜
    どころか
    ずっと残ってたら多重人格じゃんか!
    しかも同時進行で他の次元でも
    まだ生きてるみたいなことになったら
    もう自分てなに!?
    生きてるけど生きてない
    意識があるようでないのと同じ

    マル

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    2024年12月27日
  • 大転生時代

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     誇張無しで重鎮と呼べるベテラン作家が世に送り出した「パターン化したご都合主義ではないなろう系」としての純文学。つまらなくはないがそんなに面白くもない。痛烈な転生もの批評にはなっていないし、若い読者の分析としても平凡で、非常に肩透かしだった。全体的に象牙の塔の中でだけ盛り上がる内輪ネタって感じだ。
     本格SFとあるけれど、ありがちな量子論という便利ワード一本で説明しておいてどこが本格SFなのか。それこそアニメや漫画が安直に使うネタでしょ、もはや。

     そもそも『空想に逃げ込まないで現実に生きろ』みたいな凡庸な説教をこんな厚い小説一冊使って読まされても怠いし、およそ想定された『なろう系読者』に刺

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    2025年04月22日
  • 大転生時代

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    ネタバレ

    やけに評価が真っ二つなので気になって購入
    異世界転生を現実にあり得る物理現象と捉えて、そこから起こりうる諸問題に対処するゴリゴリのSFだった
    所謂異世界モノを求めた人にはなんじゃこりゃになるのは仕方がない
    読み心地としては宇宙戦争モノに近い

    杜子春の肉体の消滅にて話は終わったが、二階堂らの暗躍との闘いは道半ばでは…?榎本の解脱で全て解決というわけにはなっていないだろうよ
    転生自由化の後の世界をもう少し見せて欲しかった
    モニカは何度も転生しているけど、杜子春のような精神分裂は起こしていないわけで、毎度死にたての人に転生してる?
    暗殺者が送り込まれるほど、何年も前から榎本は暗躍していたか?転移装

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    2024年10月17日
  • 大転生時代

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    ネタバレ

    奇天烈、斬新、ハチャメチャなのに、文章は重厚で説得力があり・・・
    しかし、最後が尻切れトンボの感あり。
    壮大なエンディングを期待していただけに。

    まだ、続くのか!?

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    2024年10月10日
  • 時々、慈父になる。

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    著者らしい歯に衣着せぬ物言いで爽快である。
    なるほど、慈父、時々という表題も的を得ている(笑)

    子どもの成長とともに、時代の推移と変化を感じられ、ほぼ同年代としては感慨深い。

    ますます尖った小説、待っております。

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    2024年09月03日
  • 散歩哲学 よく歩き、よく考える

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    著者が散歩するイメージがなかったので、結構ハードに歩き回っているとは意外でもあり、新たな魅力を感じました。

    前半はなるほど哲学なのか、いささか小難し感じでしたが、後半は素直に楽しめました。

    7章の角打ち、8章田舎を歩く
    昭和漂い、ノスタルジーを感じ・・・
    散歩哲学、自分でも見つけてみようかな。

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    2024年08月15日