山崎元のレビュー一覧
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ネタバレ【目的】
【まとめ(1P)】
【ポイント(What)】
・資本主義はリスクをとれる人が、リスクを取りたくない人から利益を吸い上げるようにできている
・富裕層になるには①起業または間もない段階でベンチャーに参加する、②外資系企業にある給料+ストックオプションで報酬を支払う
・人材価値のピークは35歳(人材評価もここで)
【アウトプット(How)】
・勉強会の幹事をすると好きなようにコントロールでき、恩を売ることもできる
・企業が用意したセカンドキャリアはつまらないものが多い、自分で「能力」と「顧客」を準備する
・サンクコストは無視、これからの損益のみで意思決定する
【その他】
・生活資金の -
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【最期】
投資の本ではなく、がん進行による体の変化を克明に表現された本となっています。都度訪れる分岐点で、山崎さんの「覚悟」を感じることができる作品です。
死ぬ間際まで選択しなければならない場面が出現してきます。人間というものはそういう生き物かもしれません。
がんという病にかかっている状況下でも、山崎さんは感情に流されず、自分なりの理由つけ(論拠)を行い、淡々と判断されていきます(本人は淡々と判断してるわけではないのかもしれませんが、読んでいるとそう感じます)
結論が明確で、病に侵されながらも迷走するようすはみられませんでした。さずが、山元さん!
がんになったことを振り返るシーンでも、お酒 -
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ネタバレジャケ買い。父親から東大へ合格した息子へ宛てた手紙の経済にかかる教えについてわかりやすくフォーカスした本。資産はリスクを取らない人から取る人へ流れる仕組みとなっている。①常に適度なリスクは取る②他人と異なることをすることを恐れず、工夫すること。起業の初期段階でストックオプションを持つ。成功報酬は投資者にとって有利になるケースが多い。全世界株式インデックスがおすすめ、手数料が安くアクティブとほぼ変わらないパフォーマンス。
この本を読んで、高卒の子にもわかりやすい表現で経済の核心を説明していた。この考えを早い段階で父親から子に伝えることで安心して子はその選択肢が広がると思った。学校では決して学べな -
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読みやすい。でも、読むなら若いうち(18歳くらい!)がおすすめ。著者の息子(18歳)に向けて書いているので、アラフォーが読むともっと早く知りたかったなと思うことを見つけてしまうかもしれません。ただ、18歳でもこの息子さんは東大とのことですので、並の(スイマセン)18歳にはまだ解像度高く理解できる方はいないので22歳くらいまでに読めたら有効でしょう。(18歳のわたしは理解できなかったかも)。
■取り替え可能な存在になるな
どんな存在だと思いますか?それは普通の会社員です。毎日がんばっているのに悲しいですが、本書を読むと、納得すると思います。大企業役員・医師などはお金持ちのイメージですが、本書で -
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経済評論家として山崎氏の闘病日記である。「ガン」には2種類あるという「本物のガン」と「がんもどき」があり余命、抗癌処置(手術+抗がん剤)等は「癌の種類と患者」に大いに関係があり、個人差が出るとのこと。「ガン患者」からみるポイントで気になる事は、
1、情報の収集と選択において多くを鵜呑みにしない事(ガン治療は種類と人によって違う)
2、がん保険・医療保険は敢えて加入しなくとも国民保険等でも多くカバーしてくれる事
3、身辺整理(相続など含めて)意識がはっきりしている間に決断しておく事
4、会いたい人には早めに逢っておく事
5、遺すものを用意しておく(家族、友人などへのメッセージなど) -
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・感想
いつ読んでも良い本。この本はとても読みやすく、金融知識がまったくない私でも理解できました。
難しい言葉は使わずに、投資の本質や仕組みを「なぜそれが良いのか?」という理由とともに丁寧に解説してくれていて、読み進めるうちに「なんとなく怖い」という投資のイメージがなくなっていきました。
特に印象に残ったのは、「世界経済は成長するから、全世界株式に投資してじっと待つだけでよい」というメッセージです。これまで貯金しかしてこなかった自分にとって、シンプルで合理的な方法があることに安心しました。
また、金融機関や営業マンに勧められるがまま商品を買ってはいけない理由や、手数料の重要性についても初