あらすじ
「本書は息子たち、娘たちに向けた、著者の遺書でもある。読者には、お金を効率良く稼いで、正しく増やし、気持ち良く使ってほしい」――経済評論家・山崎元氏が渾身の力で書き下ろした、働き方、稼ぎ方、そして幸福について。大切なことが詰まった一冊。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何気なく借りた本の著者が、自分が投資を始めるきっかけになった「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」という本と同じ方であることを読んでいる途中で気付き運命を感じると共に、山崎さんのお陰で人生が良い方向に変わったと思っているのでとても感情移入して読んでしまった。
人生の参考書のようでありながら、息子をはじめ現代を生きる若者への熱いメッセージでもある。冷静に人生とお金のあれこれを綴りながらも、その根底に温かさと愛を湛えた良本だった。
実際に送った息子への手紙、これ以上ないほど大きな愛に溢れていた。泣ける。
Posted by ブクログ
【目次】
第一章 働き方・稼ぎ方
第二章 お金の増やし方と資本主義経済の仕組み
第三章 もう少し話しておきたいこと
終 章 小さな幸福論
【感想】
本書は、著者が大学入学したご子息に宛てた手紙が基となっています。読者には、お金を効率よく稼いで正しく増やし、気持ちよく使うための考え方と具体的な方法を伝えることが目的で書かれたものであるそうです。
自分への投資、適度なリスクを積極的に取って、リスクの対価を受け取るというのが、新しい時代の稼ぎ方のコツのようです。経済にうとく、株式を持つや起業などは自分には縁遠い話ですが、安定でなく、適度なリスクを取って対価を得るというマインドセットは、心に響きました。チャレンジをして(リスクを取って)、リターンを得ろということでしょうか…。
お金の運用については、「全世界株式のインデックスファンド(eMAXIS Slimオルカン)」に投資することをおすすめされています。また、運用の三原則は「長期」「分散」「低コスト」ということで、特に低コスト(=安い手数料)という点は見直したいなと思いました。
キャリアプランニングについて…。28歳までに自分の「職」を決めよ。35歳までに自分の人材価値を確立せよ。45歳からセカンドキャリアについて準備せよ。以上のように記されています。個人の人材価値に対する評価が定まるのはほぼ35歳で、セカンドキャリアについて考えて準備するのが45歳であるとのこと。あまり時間はありませんが、できる限りのことを自分のために頑張っていきたいと思います。
自分の嬉しいことを言語化する…。著者のモットーは、「(1)正しくて、(2)できれば面白いことを、(3)たくさんの人に伝えること」だそうです。上手くできるとスッキリするようですので、自分も言語化できるように考えてみたいです。
ご子息への愛情のこもったよい手紙を読ませていただきました。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
自分が普段から考えていること、思っていることと極めて似ており、自分の息子にも読んでもらいたい内容だと思った。
28歳、35歳、45歳の節目というのも、なぜか意識して今を生きている。次の節目までにどうするかという判断を今はまだ悩み中ではあるが、徐々に詰めていきたいと思う。
Posted by ブクログ
内容的には既知のものも多かったが、資本主義社会を生きるためのエッセンスがよくまとめられていて有益。
星4つかなと思いつつも、最終的に星を5つにしたのは、父から息子への手紙全文にぐっと来たから。自分は息子にこうした何かを残せるだろうか…
大学生になるくらいの年齢の若者にぜひ勧めたい一冊。その年代の親族がいたら「人生の経営戦略」とセットにして送りつけてやりたい。いないけど。
Posted by ブクログ
普段経済評論家や学者の本を読んで不思議に思うのが、誰に向けて書いているのだろうと言うことだ。
確かに一般の読者はいるのだろうけれどもそれは私ではない、それに対して本書は著者の18歳になる息子に向けて書かれており多少の脚色はあるかもしれないが本心から書かれているとわかる。
SNSにあるよく分からない言説と異なり12回も転職した、外資系金融も勤めてアガリとしての評論家であり、言葉に温度がある。
人生の幸せと、お金の稼ぎ方、増やし方は明快であり、株式的な稼ぎと自由、仲間内の承認感が幸せであると言う本質的な事象も詰め込まれている。
個人的に良い本だと思える。
ちなみに文字も大きく読みやすい。
Posted by ブクログ
実際の著者の息子さんへの手紙がきっかけで出版に至った本です。山崎元さんの本はいくつか読んできましたが、お金に関する難しいことを分かりやすく、かつユーモアある文章でまとめられていて、勉強になりますし、たまにフフッと笑ってしまうフレーズもあったりします。
息子さんの大学合格にあわせて書かれた手紙なので、これから大学や社会にでる方々や、そういうお子さんがいらっしゃる親御さんなど、色んな人にためになる本だと思います。
本書もお金のことにもちろん触れられていますが、働き方や副業、幸せについてなど、人生論というか、山崎元さんのこれまでの集大成が詰まっている作品のように感じました。
Posted by ブクログ
金融のプロフェッショナルである著者が、息子に宛てて「どう生きるか」「どうお金と向き合うか」を語る、等身大で温かい人生書です。
経済評論家としての知識を背景にしながらも、難しい金融理論ではなく、人としての幸せと自由を軸に語られるのが本書の魅力です。
山崎氏は、「お金は幸せになるための道具であって、目的ではない」と明言します。
貯蓄や投資の具体的な考え方に触れながらも、本質的には“自分の価値観を大切にして生きること”を息子に伝えています。
特に印象的なのは、「人間関係と仕事の選び方」「結婚とお金」「自由と責任のバランス」といった、人生の節目に直結するテーマを誠実に掘り下げている点です。
語り口は専門家というより、一人の父親としての温かさにあふれています。
お金を扱うテーマでありながら、どこか優しく、人間味が感じられるのが本書の特徴です。
読者は、経済的成功よりも「自分らしく生きる」ことの重要性を自然と考えさせられます。
投資やお金の本は数あれど、ここまで“人生と幸福”に踏み込んだ内容は稀です。
お金に悩むすべての世代にとって、数字以上の価値を教えてくれる一冊です。
Posted by ブクログ
父から息子への愛を多分に感じる一冊。会社員になるとしてもストックオプションを報酬としてもらうとか、起業するor起業する人と共に仕事をするなど新しい概念に多く出会った。投資について今のうちから学んでコツコツ実践を続けていきたい。面白い人間と積極的に関わっていけば、自分の人生にも様々なチャンスが巡ってくるかもしれない。 なにより自分もそんな面白い人間になりたい!
山崎元さんご冥福をお祈りします。
Posted by ブクログ
3か月前に聞きおえたaudiobook
人生単位・家庭単位・個人単位における資産設計のシンプルな考えを自分の息子に宛てた手紙、もうまさに息子に宛てた手紙そのものを書籍化したもの
読者は自分が息子になったのではと錯覚する
この方はがんになって絶命するその直前まで「保険は不要だった」と話す。生命保険は不幸の宝くじなのだという主張はよく耳にした。
資産設計業を行うにあたり、この意見はかなり影響を受けた。何より、ド正論に感じる。
資産運用するなら本質だけ学び、あとはオルカンにつっこんでおくといい、という話も面白い。まさにFPとしての第一歩だった
Posted by ブクログ
私は日々サラリーをもらって生活し、人的資本の拡大とやらには今ひとつ縁のない人生を送っている。本書を読みながら、ところどころで耳の奥がじんわり痛くなったのは、そのせいである。
本書の中で特に印象に残ったのは、「リスクを取りたくない人間から、リスクを取ってもいい人間が利益を吸い上げるように世の中はできている」という指摘だ。ここで言うリスクとは、胴元が必ず儲かるギャンブルに身を投じることではない。そうではなく、振れ幅の大きさそのものを引き受けられるかどうか、という話である。
下振れに耐えられる資本を持つ者は、振れ幅の大きなプラスサムゲームに参加でき、さらに資本を増やしていく。一方、その耐久力を持たない者は、そもそも土俵に上がれず、格差は静かに、しかし確実に広がっていく。なるほど、これは世の理であり、身も蓋もない話でもある。
私は仕事においてリスクを取る選択をしてこなかったし、今後も性格上、その道を選ぶことはなさそうだ。そこでせめてもの抵抗として、投資というかたちで株式と関わっていこうと思った。小さな一歩ではあるが、何もしないよりはましである。
なお、本筋とは直接関係ないが、「自分の興味に向かないことに対しては、努力効率が悪い」という一文が、妙に胸に刺さった。努力が足りないのではなく、向いていないだけかもしれない――そう思えただけでも、本書を読んだ甲斐はあったように思う。
Posted by ブクログ
すごくよかったです。
人生にとってなにが大事か、お金との付き合い方と頷けることがたくさんあります、、人としてモテる男になって上機嫌に過ごすこと、これまで楽しかったなと思える人生を過ごしたい
私も息子にこれまでよくやった、思いきって好きなように生きていけと伝えたい
Posted by ブクログ
ただの資産運用本ではなく、父から息子への愛が伝わってきて、読後は心が温かくなりました。自分が社会に出る前にこの本と出会いたかったです。資産運用に関しては投資インデックス、仕事に関しては起業や転職、人生については幸せになることを勧められていました。自分の娘にももう少し大きくなったら伝えておきたいです。
Posted by ブクログ
投資のことは、ほぼ全て山崎さん(の著書)から学びました
正直で分かりやすくて、たまに吐く毒というかみんなが言わない真実を正直に言うところも好きでした
安らかにお眠りください
I’ve learned almost everything I know about investing from you, through your writings.
I’ve always appreciated your honesty and clarity, and I admired how you sometimes expressed harsh truths that others wouldn’t say.
May you rest in peace.
Posted by ブクログ
1日で読み終えた 読みやすくて面白くて、1日で読み終えてしまった。経済評論家の父が大学生の子に宛てた含蓄深い手紙。また、遺書でもある。
若い子に読んでもらいたいし、自分が我が子に分かるように教えてあげたいと思う。
Posted by ブクログ
著者のご子息へのメッセージとしてかかれた経済書。自分の子供達にもいつか読んでもらいたい。本書に限らず山崎さんの死への準備には感銘。ご冥福をおいのりします。
Posted by ブクログ
山崎氏の著作は読んだことがあるが、今回の一冊も非常に明快でご自身の経験に裏打ちされた説得力あるストーリーに感服した。
金融リテラシー的な話ももちろんだが、息子を持つ親心も共感する点が多かった。
Posted by ブクログ
お金に関する知識の獲得と、子どもへの手紙の書き方の参考に購入。
株の有効活用については、世の中の様々な本で語られている通りの内容。
ただ働き方の記述についてはかなり刺さった。リスクを取る選択、リーダーシップの発揮が出来ていないと、その他大勢に埋没してしまうという危機感を持てた。
また人付き合いについても、意識的に頭のいい人に会いに行くようにしたい。
若いときはワークライフバランスなんて必要ないという内容があるが、若いときというよりはキャリアのアクセルを踏めるときは全力で踏め、というアドバイスと解釈。自分の子どもへの手紙には、早いうちに子どもを持てと書いているし。
Posted by ブクログ
【目的】
【まとめ(1P)】
【ポイント(What)】
・資本主義はリスクをとれる人が、リスクを取りたくない人から利益を吸い上げるようにできている
・富裕層になるには①起業または間もない段階でベンチャーに参加する、②外資系企業にある給料+ストックオプションで報酬を支払う
・人材価値のピークは35歳(人材評価もここで)
【アウトプット(How)】
・勉強会の幹事をすると好きなようにコントロールでき、恩を売ることもできる
・企業が用意したセカンドキャリアはつまらないものが多い、自分で「能力」と「顧客」を準備する
・サンクコストは無視、これからの損益のみで意思決定する
【その他】
・生活資金の3~6か月を残し、運用資金とする
・現在は運用益にたいし約2割の税金がかかる
・年収1,000万円の人は時給換算5,000円
Posted by ブクログ
ジャケ買い。父親から東大へ合格した息子へ宛てた手紙の経済にかかる教えについてわかりやすくフォーカスした本。資産はリスクを取らない人から取る人へ流れる仕組みとなっている。①常に適度なリスクは取る②他人と異なることをすることを恐れず、工夫すること。起業の初期段階でストックオプションを持つ。成功報酬は投資者にとって有利になるケースが多い。全世界株式インデックスがおすすめ、手数料が安くアクティブとほぼ変わらないパフォーマンス。
この本を読んで、高卒の子にもわかりやすい表現で経済の核心を説明していた。この考えを早い段階で父親から子に伝えることで安心して子はその選択肢が広がると思った。学校では決して学べないテーマであり、参考にしたい。非常に読みやすい本。
Posted by ブクログ
私にも息子がおり、彼が大学に入り大阪で一人暮らしを始めた時は、息子への思いを綴りました。
その綴りを、息子にも他の人にも見せていませんし、山崎さんのように読みやすく、社会を正確に捉えたアドバイスではありませんが、思いは同じだと思いました。
息子への言葉であるが故に、山崎さんの渾身の文章の迫力も感じさせられました。
読んで良かったです。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
もうすぐ父親になる立場で読むと、「息子への手紙」という形式そのものが素敵だなと思った。
自分も、ゆくゆくは大人になった息子に手紙を書くのは真似したいと素直に感じた。
ストックオプションの話は考え方としては分かるけど、正直あまり現実的ではない印象。
転職や起業を勧める話も分かる一方で、実際は大企業に勤められた時点で、そこが一つのゴールになる人も多いと感じる。
一方で、NISAを使った株式の長期保有や、できるだけ手数料の安い商品を選ぶという点には納得感がある。
「聞き上手がモテる!」という話は、お金の話以上に覚えておきたいポイント。
Posted by ブクログ
経済評論家の山崎さんの息子への手紙
成人へのお祝いと、これからは大人として自由に頑張ってほしいという話だった。
- 株式にベットしよう(会社つくるなど、リスクを取ろう)
- 投資は、インデックスで
- モテると、幸せは相関してる
- モテるは、相手の話を聞くこと
- 自分のキャッチフレーズを持とう
シンプルに王道が書かれていた。
Posted by ブクログ
ストックオプションは、どうだろう?金持ちになることは間違いないですが、一般人にはなかなか真似できないように思いました。
ただ、このような方法があることを知っているのと知らないのでは違うと思いますので、中高生が読むと、これからの生きる指針を考える上で、参考にはなりそうです。
Posted by ブクログ
身内への手紙という形だからこそのぶっちゃけ部分があけすけすぎて、金融関係者を敵に回してない?大丈夫⁇とちょっとハラハラしてしまった。
時折保守的な自分にとっては痛いお言葉もありつつ、とんでもなくマイナスなイメージの「クビ」に対して「借金が残らない失敗」と称したり、目から鱗な考え方も多くて価値観がゆさぶられる。
大切な息子さんへの想いから筆を取ったという動機は信頼に値するし、広く知らしめる出版という方法をとってくれたことに感謝したい。
Posted by ブクログ
山崎元さんの本を読むのはこれが2冊目。
大学に入った息子さんへ宛てた手紙ということもあって、山崎元さんが思っていることを濁さず直球で書き記してありました。
読むのは若ければ若いほどいいという印象。
終盤あたりに出てきた、モテると言うことについての考え方は面白いなと感じました。私はモテると聞くと異性からモテるというように勝手に解釈してましたが、この本で書かれているのは人としてモテるということ。どんな人でも承認されたり称賛されている(モテている)と幸せに感じるから、モテるようになれって経済評論家の人が書いているのはユーモアがあっていいなと思いました。
Posted by ブクログ
「お金さえあれば幸せになれるはず」と思いながら、いざ稼いでも満たされない――そんな違和感、覚えたことはありませんか?私もそうでした。将来の不安に備えるばかりで、「そもそもどう生きたいのか」を考えずにいたのです。
山崎元さんの『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』は、そんな私たちに“生きるための戦略”を示してくれます。末期がんの宣告を受けた著者が、息子に宛てた手紙をもとに書き下ろした本書は、「お金」「働き方」「人生」の本質を、人生の終盤に立ったからこそ語れる言葉で綴ったものです。
驚かされるのは、その内容が決して精神論ではなく、現実を生き抜くための具体的なアドバイスに満ちていることです。たとえば「転職は常に意識せよ」「副業のチャンスは逃すな」「複数の“場”を意識的に持て」といったキャリア戦略から、「保険は“損な賭け”」「お金はシンプルに管理しておおらかに使え」といった経済の基本まで、地に足のついた知恵が並びます。
さらに印象的だったのは、「時代はゆっくり、まだら模様に変化する」という指摘です。社会も働き方も一気に変わるのではなく、古い価値観と新しい価値観が混在する中で、自分の“人材価値”をどう高めていくかが問われているのだと気づかされます。著者は、人の特性や置かれた環境を理解したうえで戦略を立てることこそが、人生を自由に生きる鍵だと教えてくれます。
読み終えると、「お金を増やすこと」よりも「お金と共にどう生きるか」という発想が自然と芽生えます。息子への言葉として書かれた本書ですが、その内容はすべての世代に通じる“人生の使い方の指南書”です。自己投資やキャリア設計に迷う人、人生をより軽やかに生きたい人にとって、本書は間違いなく心の支えになるでしょう。
Posted by ブクログ
山崎元さんが大学生になった息子へ伝えたこと
初めに書いてありますが対象が大学生入学時くらいの方
そのため40代の私は対象外です
関係ありそうな途中からだけ拝読した
大学生の時に読みたかったなあ