山崎元のレビュー一覧
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【鉄板!】
手取り収入の3割を貯蓄する!これにつきますね。
自分自身をふり返ってみました。
貯蓄額は手取りの28%でした。もう少し、天引き金額を増やせば30%できそうです。
ただ、このパーセンテージはここ3年ぐらいの値で、それまでは12%ぐらいでした。
20年前からできていれば、かなりの貯蓄になっていたでしょう。(←タラレバは無意味)
わたしはリスク資産を50%、ノーリスク資産を50%の半分半分に調整しようとしています。
現状はリスク資産40%、ノーリスク資産60%ぐらいです。
しかし、投資はリスクが伴いますので、まず行うことは手取りの3割を天引きで貯蓄し、7割で生活することが重要です。 -
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ネタバレ前回、山崎元さんの「お金の運用術」が印象良かったのでもう一冊読んでみました。
結論としては、自分の現在の立場が社会人経験1年ちょっととこの書籍の想定読書層にマッチしていたので、かなり学びの多い内容でした。
頭に残るほど印象的だったのが、「お金」「時間」「自由」の何をとるかという話のパートでした。
自由というのが、お金、時間とダブリになると思うのですが、何かを捨て何を取るかの参考になりました。
自分自身、「人、お金、時間、場所、モノ」などにあまり縛られたくない人間なので、何かを取り、何を捨てるのか、改めて限られた人生の時間がある中、集中と選択が必要か考えさせてられました。 -
Posted by ブクログ
会社に3年はいろといわれるなか、新鮮なタイトル。
やめるにあたって押さえどころ、先が決まってから言う、転職後の仕事を明確にする等。
転職によって得れるものは分からないが、転職ができる自分になったほうが今後はリスクヘッジであろう。
学校通いは投資よりも高級消費。それなりの決心がないと、何となく行ってる人に見られてしまう。
興味のある分野は、専門誌の論文まで参考にする。まったく知らない場合は入門書を10冊ほど読みあさる。
若い時の転職は給料よりも、自分がやりたい仕事を経験させてくれるかどうか。仕事を覚え、仕事のスキルを身につけること。
余談だが、著書のHP投稿で金融に向いている人が箇条書きされて -
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いつ、何を思って買ったのかよく覚えていないが、なぜか持っていたので読んだ。副題が 「合理的へそ曲がり」のすすめ というだけあって、さまざまなものに難癖をつけている。なかでも私が強烈に受け入れられなかったのは、テクニカル分析を完全に無駄なこととこき下ろしていること。私はテクニカル原理主義者なので、このような論の展開はなかなか受け入れづらい。しかし、そういう「逆からの視点」は受け入れがたいからこそ、有益なものであるともいえる。本書は、そういった「逆の視点」から考えてみよう、という意味でよい気づきのある本だと思う。「合理的へそ曲がり」ってそういうことをいっているのかなあ。
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ネタバレ仕事とは人生の多くの時間を費やすものだから、もっと積極的に自発的に動くべきであり、その点で身のある示唆を与えてくれる本。「自分の人事を自分で行う」という点で、価値観にマッチした。
<成功する転職の5条件>
1.仕事の内容が事前に明確。2.前の仕事を活かす。3.仕事に成長がある。4.よい親分の手引き。5.転職の目的が明確。
<自由度を拡大するための転職>
死ぬまで仕事を与えてくれるわけではない。自分に特有の環境や状況に合わせて、会社が環境を提供してくれる保証はない。会社を離れた、自分という個人を尊重した働き方、社会との関わり方を模索する転職もある。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
会社は一年で辞めてもいいし、何回辞めてもいい。
ただ、一つのことを計画・実行するには二年くらいの単位で考えると具合がいい。
二〇代のうちは、やり甲斐ある仕事を見つけ、スキルを身につけるのが最優先だ。
二年先の自分をイメージして、自分に向かないとわかったら、早めに転職するほうが賢い。
揺るぎなき「人材価値」の作り方から、会社の捨て方・選び方まで、収入とやり甲斐の両面から満足のいくキャリア戦略を徹底指南。
[ 目次 ]
第1章 今の時代を働く考え方
第2章 人材価値のセルフマネジメント
第3章 会社の捨て方・選び方
第4章 女性のためのキャリア戦略
第5章 転職の実際
第6章 私の -
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自分自身2年経たずに転職した経験があって言うのも何だが、短期間に転職を繰り返している人物の心象はあまり良くないし、これを数回繰り返した後に、転職先の選択肢がどれだけあるのか若干疑問(この問題は業界によると思うが、少なくとも所謂日本の大企業への選択肢はほぼなくなると思っていいのではないかな)なので、可能ならひとつの会社に永く勤務できたほうが良いんじゃないかとも思う。ただ、あとがきにあるように転職は「自分の意思で自分の進路を選んだという充実感」と「自分の運命に対する責任を自分で握るスリル」というものがあって、これは転職することによってしか得られない麻薬のようなものだと思う。
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今の自分の置かれている環境からして、タイトルをみたら手を伸ばさずにはいられない一冊だった。一気に読んだ。
転職を繰り返してきた著者の教えるキャリア(人材価値)の創り方などが説明されていて、今、会社を辞めようか考えていない人にもお勧めできる。
特に印象に残ったのは、会社は概して若い人程安く雇用でき、培ったスキルを生かす時間が多いので、人材価値が高い。それはつまり、ビジネスパーソンは年齢を重ねるごとにその価値を減価させている。これを補う為に、スキルを向上させる必要がある、という指摘。当たり前と言えば当たり前だが、これをはっきり意識して、スキルを向上させてきた人と、そうでない人、自分の職場の人を -
Posted by ブクログ
前半は、仕事全般についての捉え方と、30代前半までのキャリアプラン、有能なビジネスマン像などに触れている。
後半は転職の心得的な記述が多いかな。転職の段階、あるいは転職というものをもう少し身近に感じるころに読み直してみたい。著者の転職観は参考になる。
■印象に残った項目
・「仕事のやりがいを決める2つの要素」
-他人の役に立っているという実感、自分の仕事が進歩・成長しているという実感
うっすらと想像はつくが、言葉にしてもらうとすんなりと入ってくる。
確かにこの2つがうまく回っているとき、仕事であっても研究であってもおもしろいものだなと思う。
インターン・研究ともにそういうフェーズがあるも