山崎元のレビュー一覧
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ネタバレいきなり正解を教えます
・3ヶ月の生活費以外を投資へ回す。
・残ったお金を「リスク運用マネー」と「無リスク運用マネー」に分割。全額どっちかでもいい。
・「リスク運用マネーは、「TOPIX連動型上場投資信託」(野村アセットマネジメントが設定・運用)と「SMTグローバル株式インデックス・オープン」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)に、半々に投資。
・「無リスク運用マネー」は、「個人向け国債」(10年満期)または「MRF」で持つ。
・NISA及び確定拠出年金を最大限に利用。
【NISA投資の四原則】
・NISA枠は最大限に使う
・NISAではリターンの高い資産の運用に利用する
・NISAで -
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本書タイトルにある問いに対する回答は「とんでもない!銀行員を信じるような人になってはいけない」と、まえがきの3行目にすでに書いてあります(笑)
それでお終いというのではなく、内容はどう適切に銀行を利用していくべきか具体的な方法と資産運用についての真実について深く掘り下げていきます。
1〜3章では銀行員による資産相談がなぜだめなのか?銀行員ですらお金の専門家と呼ぶにはお粗末な知識(これは銀行で販売されている金融商品がボッタクリばかりなので仕方ないかも)でしかないこと。
正しい銀行との付き合い方について論破しています。
4章ではじめて投資や資産運用についての話に向かいます。
相変わらずの山 -
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ネタバレ保険に加入する必要がある場合、①10年ないし20年くらいの限定で、②掛け捨ての死亡保障の定期保険を、③ネットの生命保険会社から選ぶと良いでしょう 格付け会社は、その能力にも、ビジネス構造にも問題を抱えており、投資家がこれを頼ることができるような情報は提供出来ていない 株価を利回りで考える、利益予想の変化を見る 有効な分散投資でリスクを抑える 投資信託の選び方7ヶ条①いきなりファンドを選ばず、資産クラスを選ぶ②シンプルなファンドを「自分で」組み合わせる③信託報酬の高いファンドを除外する④売買手数料の安いチャンネルで買う⑤ファンドの資産規模・流動性を確認する⑥分配金にこだわらない⑦過去の運用成績で
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、個人のお金の扱い方について敢えて体系的な「授業」を行うことを試みます、「講義」といわず「授業」と称するのは、本書が、大学の「講義」よりも易しく、高校の「授業」くらいのレベルで書かれているからです。本書では、運用以外にも、生活の中で生じるお金との付き合い方のあれこれについて、「これが合理的だ」と思う考え方を紹介しています。「お金とは何か」の問いかけに敢えて一言で答えると、「お金とは、それをもって支払いができる手段」でしょう。お金とは、モノやサービスの支払い手段として、みんなに信用されているもの、「お金とは信用である」と言い換えることもできるでしょう。お金が大切なものであることに違いはあり
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この本を読んで、自分の考えは、そう間違ってはいないことが確認できました。
が、気になることもいくつかありました。
資産運用には、いろいろな要素が絡んでくるため、厳密に議論しても仕方ないことが多々あると思うんですが、そこをやけに厳密に議論している部分もあるように思います。
まあ、そのおかげで、ある考えが間違っているといわれている根拠がハッキリした部分もあるんですが。
ただ、個人的には、誤差の範囲内の違いを「間違い」としているようにしか見えませんでしたが。
とりあえず、金融機関に勤める人の姿勢が理解できたことは、この本を読んで得た成果だと思います。 -
Posted by ブクログ
資産運用の基本的な部分を分かりやすく説明しています。ある程度、金融に関する知識を持った人には物足りないかもしれません。
また、山崎元氏の著書や雑誌などの記事を一度でも読んだことのある方にとっては、(ライターさんの手により)氏の独特な辛口語調が影を潜めているので、面白さに欠けるかもしれません。
しかし、「理論を平易に言い換えるとこういう表現ができるのだな」と気づかされた点は大変勉強になりました。
特に、リスクとリターンについての記述。標準偏差の説明を単純な数字を用いて非常に分かりやすく噛み砕いている点が素晴らしいです。
金融商品や運用の基礎を正しく理解したい方は、ご一読されてはいかがでし -
Posted by ブクログ
ぐっちーさんこと山口さん、やまげんさんこと山崎さん、かんべえさんこと吉崎さんの三者による日本や世界の経済について討論した本。
景気の波が新興国から先進国に再び流れると言う話は本当であれば嬉しいと思いますが、消費増税で冷や水を浴びせられた日本を考えると日本だけは例外かなと思ってしまいますが、無駄に凄いと思っていた日本のハイテク技術がその場合、脚光をあびることになると言っていたのは面白い。
シェールガスがアメリカにエネルギー革命をもたらすと言う話は以前から聴いていたので、珍しくはないです。中国の労働人工の減少の話もしかりです。ただ、好調と思われた東南アジアにも、政治的な面や国民性のこともあり決