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そもそもお金とは何か? お金をふやすにはどうしたらいいのか? 銀行や証券会社、保険会社とどう付き合っていけばいいのか?預金、保険、投資、年金……生きていくうえで非常に大切な知識だが、学校ではこういったお金にからむことは教えてくれないため、多くの日本人はお金のことをちゃんと理解していない。そこで本書では、学校では教えてくれない、一生役立ち、知らないと損するお金の知識を懇切丁寧に講義する。銀行、保険会社、証券会社など、多くの金融機関での勤務経験を持つ著者だからこそ言えるお金のウラ話が満載。お金とどう関わったらいいのかについて、一生使える判断の仕組みと、具体的なコツとノウハウが身につく一冊。
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Posted by ブクログ
とても読みやすく、大変勉強になりました。
・お金があるということは、自由を拡大する手段があるということ
・所詮お金は手段、目的ではない
・吸った息を吐くようにお金と付き合う(安心してお金ことを忘れられる)ことが理想
お金があるということは、可能性が増える。
しかし、お金とは目的を達成する為手段であって、お金自体が目的になってはいけない。
吸った息を吐くように、お金のことを考えずに生きていくことがお金との一番良い距離。
・経済の仕組みの中で生きている以上、自分の労働力はどれだけの経済価値があるかということに敏感であるべき
自分の労働力の価値について考えたこともない。日本は未だ転職も盛んではないので、自分を見つめ直す機会も少ないのではないだろうか。自分自身がどのようなスキルを持っていてどのくらい経済価値があるのかを考えることにより、仕事に対しての価値観であったり、労働時間といった嫌々過ごしてしまってる時間の価値についても見直す良い機会になるかもしれない。
・エルメスを着た豚より、ユニクロを着たカモシカ
最後はユーモア溢れる名言。私もユニクロを着たカモシカになれるように努力をするのみです。
欲を言えば、頑張ってお金を貯めてエルメスを着たカモシカになりたいですが。
お金に対してのことに触れておりませんが、投資などためになることがたくさん書かれている。著者のの本の中でも最も読みやすい本ではないだろうか。
お金のことに興味を持って、初めて読む本としては勿論、いろいろお金に対しての考えすぎてしまっている人にも、改めてお金に対して考えることのできる本だと思う。
Posted by ブクログ
■なぜ今、この本を手に取ったのか
ClaudeのAIエージェント(Claude Cowork)が次々と特定産業の株価を「丸ごと」押しつぶし始めている。まるで進撃の巨人の「地ならし」だ。2026年2月の急落は売りシステムの暴走と、まだ使いこなせていない株主のパニック売りなので持ち直すだろうが、遅かれ早かれ起こることだと感じている。こうした時代の転換点において、「揺るがない金融リテラシーの土台」を固めることが重要だと考えた。
山崎元さんによる本書『学校では教えてくれない お金の授業』は、金融業界の裏側を知り尽くした著者が、「個人がどのようにお金を扱うのが合理的か」という問いに対し、合理的かつ体系的な判断枠組みを提示した一冊だ。
■本書の要点を5つの柱で整理する
1. お金の正体と「人的資本」の重要性
お金は人生における「自由を拡大する手段」であり、不幸を避けるための「備え」だが、それ自体が目的ではない。山崎さんは、普通のサラリーマンにとって最大の資産は、将来の稼ぎを現在価値に換算した「人的資本」であると強調する。まずは自分の稼ぐ力を高め、維持するための戦略を立てることが、資産運用の第一歩となる。
2. 金融機関や「損な商品」との付き合い方
銀行、証券会社、保険会社などの金融機関は「客を儲けさせる」のではなく、「客から儲ける」のが仕事であるという冷徹な現実を指摘している。
銀行・証券会社: 対面窓口での相談は避け、ネット証券などを活用して不要なリスクや高い手数料を回避すべき。
生命保険: 多くの保険は「損な賭け」であり、十分な貯蓄があれば不要。どうしても必要な場合も、ネット系の掛け捨てなど、最小限のコストで済ませるのが合理的。
住宅購入: 「自分のものになる」という感情論ではなく、将来の価値を計算する「割引現在価値」の考え方で、買うか借りるかを判断すべき。
3. 資産運用の基本原理:リスクと利回り
効率的にお金を増やすには、複利の効果を理解し、「利回り」で損得を判断する習慣が必要だ。
リスクの定義: 運用におけるリスクとは、期待される収益(リターン)の「振れ幅(標準偏差)」を指す。
ハイリスク・ハイリターンの原則: リスクなしに高いリターンを得ることはできず、市場ではリスクに見合ったリターンが提供されるという「フェアな条件」を見極めることが重要。
4. 具体的な運用の鉄則:インデックスと分散
著者は、個人投資家が勝つための具体的な方法として以下を推奨している。
インデックス・ファンドの活用: プロが運用するアクティブ・ファンドの多くは、手数料の高さからインデックス・ファンドの成績を下回る。低コストなインデックス・ファンドを選ぶことが「正しい選び方」の基本。
分散投資: 特定の銘柄に集中せず、複数の業種や銘柄に分散することで、リターンを下げずにリスクを抑えることができる。
制度の活用: NISA(少額投資非課税制度)や確定拠出年金(iDeCo等)などの税制優遇制度は、コスト圧縮の観点から積極的に活用すべき。
5. 経済循環とお金のコントロール
お金の価値を生み出す「信用創造」の仕組みや、中央銀行の金融政策が市場に与える影響を理解することで、運用のタイミングを判断する材料になる。バブルの発生と崩壊のパターンを把握し、借金をしてまで投資をしないという「自制心」を持つことが、快適な人生を守るための秘訣だ。
■結論
本書は「お金の悩みを持ちすぎず、爽やかに暮らす」ために、金融ビジネスの罠を避け、シンプルな原則に基づいて合理的にお金を管理・運用するコツを伝えている。注意すべき点があるとすれば、本書の出版が2014年で、この頃はいつ果てるのかわからない長いデフレ下にあったということだ。インフレ世界に入った今こそ、デフレ下の頃に書かれた本書から2026年にも通用する普遍的な原則を理解し、自分の頭で判断する力が求められている。
Posted by ブクログ
タイトル通り、私が学生の頃は「お金」について、学校は教えてくれませんでした。両親からもお金について教えてもらったことはありません。
しかし、社会人になった途端、様々な税金を払わなくてはいけなくなり、病気になった時のために、医療保険に入った方がいいと言われたり、結婚して、子どもができたら、車はどうするか、家は賃貸か、戸建てか、学資保険は・・・
と「お金」に関する様々な問題と向き合わなくてはいけなくなります。
著者は本書で
「お金と向き合うことから目を背けてしまうと、必要な知識のないまま、お金について無防備な状態で世の中にさらされてしまう危険性がある。」
と述べており、まさしく私も無防備な状態で世の中に出て、見事に痛い経験をしました。
でも、そんな痛い思いをしたからこそ、「お金」と向き合うと決め、日々学習しています。
本書は10年前に出版されたものですが、今読んでも十分に学ぶことができる内容でした。
(NISAに関しては、現行のものと内容が異なるので、注意が必要)
家は買うべきか、それとも賃貸か
保険は何に入るべきか
NISAとは?
確定拠出年金とは?
お金について悩んでいる方は一読をオススメします。
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ビジネス・実用
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