山崎元のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お金の問題には市場のリスクの他に人間のリスクがある。人間のリスクとは、他人の影響でお金に関する意思決定を間違える危険のこと。
証券マン、銀行員など商品を売り儲ける人にお金の問題を相談してはいけない。
お金の運用では、手数料を合計して、年間0.5%を超える商品を全て避けるルールを守る。
リスクを取る運用は国内外株式に広く投資するインデックスファンド、リスクを取らない運用には個人向け国債変動金利型10年満期がよい。
公的年金は破綻して無くなることがあり得ない仕組みになっている。
確定拠出年金は税制上有利なのでなるべく利用する。
確定拠出年金は外国株式と国内株式のインデックスファンドで手数料が安いもの(年率0.3%未満)を選ぶと良い。
生命保険の本質は損な賭け。必要最小限に留める。
同じお金を支払うならば、自分で貯蓄・運用するほうがよい。
FPをお金の専門家として過信してはならない。
一般に商品を売って、利益を得る可能性がある人に相談しないことが大原則。
どうしても相談したい場合には、商品を販売しない中立性の高いFPに相談料をきちんと支払って相談する。またセカンドオピニオンを求めることも有効。
安心して相談できるFPはごく僅かであることが現実。
銀行に退職金の運用相談に行ってはいけない。
銀行窓口で売っている投資商品を買ってはいけない。手数料が高いことが理由。
銀行は顧客の詳細な情報を持っている手強すぎるセールスマン。
銀行はお金を運用する場ではない。
銀行員と顔を合わせないほうがいい。
著者の作品はいくつか読んでいるが、一貫している。 -
Posted by ブクログ
【最期】
投資の本ではなく、がん進行による体の変化を克明に表現された本となっています。都度訪れる分岐点で、山崎さんの「覚悟」を感じることができる作品です。
死ぬ間際まで選択しなければならない場面が出現してきます。人間というものはそういう生き物かもしれません。
がんという病にかかっている状況下でも、山崎さんは感情に流されず、自分なりの理由つけ(論拠)を行い、淡々と判断されていきます(本人は淡々と判断してるわけではないのかもしれませんが、読んでいるとそう感じます)
結論が明確で、病に侵されながらも迷走するようすはみられませんでした。さずが、山元さん!
がんになったことを振り返るシーンでも、お酒をストレートで飲んでいるのでのどや食道にがんが発生することはある程度認識済みで、運命ととらえていることを淡々と語られており、肝が据わって堂々とされています。うじうじと後悔する場面がありません。
今回、投資とは少し離れた作品でしたが、山元さんという人間がいい意味で露骨に現れた作品で気持ちよく読み進めることができました。
もう、山元さんの新しい本を読むことができないのは残念ですが、いままで発行された本は永遠に残されてますので、いつでも読み返せることが唯一の救いです。 -
Posted by ブクログ
最近になって山崎元さんの本をに読むようになり、ふと、「この人は昔から同じことを言っているのだろうか」という、やや意地の悪い疑問が湧いた。そこで私は、時を十年ほど巻き戻し、本書に手を伸ばしたのである。
もちろん、執筆当時と今とでは環境が違う。NISA制度も違えば、投資信託の商品ラインナップも様変わりしている。そのため、具体的に勧められている商品には差異がある。しかし読み進めるうちに、それは枝葉の話にすぎず、幹の部分は少しも揺らいでいないことが分かってきた。
山崎氏が勧める投資行動や、お金との付き合い方に関する考え方は、驚くほど一貫している。派手な儲け話に飛びつかず、余計なことをせず、合理的に振る舞う。その主張は十年を経ても色褪せておらず、むしろ「変わらない」という事実そのものが、読者に妙な安心感を与えてくれる。
流行や制度が変わっても、言うことが変わらない人がいる。投資の世界において、それは思いのほか貴重な存在なのだと、本書を読みながらしみじみ感じた。 -
Posted by ブクログ
経済評論家として山崎氏の闘病日記である。「ガン」には2種類あるという「本物のガン」と「がんもどき」があり余命、抗癌処置(手術+抗がん剤)等は「癌の種類と患者」に大いに関係があり、個人差が出るとのこと。「ガン患者」からみるポイントで気になる事は、
1、情報の収集と選択において多くを鵜呑みにしない事(ガン治療は種類と人によって違う)
2、がん保険・医療保険は敢えて加入しなくとも国民保険等でも多くカバーしてくれる事
3、身辺整理(相続など含めて)意識がはっきりしている間に決断しておく事
4、会いたい人には早めに逢っておく事
5、遺すものを用意しておく(家族、友人などへのメッセージなど) -
Posted by ブクログ
・感想
いつ読んでも良い本。この本はとても読みやすく、金融知識がまったくない私でも理解できました。
難しい言葉は使わずに、投資の本質や仕組みを「なぜそれが良いのか?」という理由とともに丁寧に解説してくれていて、読み進めるうちに「なんとなく怖い」という投資のイメージがなくなっていきました。
特に印象に残ったのは、「世界経済は成長するから、全世界株式に投資してじっと待つだけでよい」というメッセージです。これまで貯金しかしてこなかった自分にとって、シンプルで合理的な方法があることに安心しました。
また、金融機関や営業マンに勧められるがまま商品を買ってはいけない理由や、手数料の重要性についても初めて知りました。誰も教えてくれない「正直なお金の話」を聞けた気がして、読んでよかったと思える一冊でした。
今後は、本書で学んだことをもとに、まずは少額からインデックス投資を始め、自分のお金を「寝かせて増やす」習慣をつけたいです。
Todo
① つみたてNISAで「全世界株式インデックスファンド」を毎月自動積立設定する
•目的:時間を味方にした長期・分散投資の実践
•例:SBI証券や楽天証券で「eMAXIS Slim 全世界株式」などを月1万円ずつ積立設定
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② 生活防衛資金(生活費の半年分)を普通預金などで確保する
•目的:投資による資産変動にも動じない「安全ゾーン」を作る
•手段:毎月の支出を算出し、その6ヶ月分を普通預金などにキープ
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③ 金融機関の窓口で商品を買わない・勧誘を断る練習をしておく
•目的:手数料の高い不要な金融商品から身を守る
•行動:「窓口でのおすすめは買わない」と決めておく
→ 書籍のアドバイスを思い出し、迷ったら一度持ち帰る