あきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ1巻目。
英国・マザーグース・ライトミステリとか好きな人にオススメ。
短編形式で進んでいくので読みやすいし、けれどその中にも伏線が張ってあって、シリーズ通して少しずつ謎が明かされていくので続きも気になる。
主人公は偉大な冒険家である父を持つ子爵令嬢・セシル。けれどその父が探検中に異国で熱病にかかり、突然亡くなってしまう。親を亡くしたセシルは長兄に結婚を勧められるが、結婚するまでの間、夢だった新聞記者として働かせてほしいと頼みこみ、男の子に変装して働き始める。けれど、セシルが新聞記者として働き始めたのにはもう1つ理由があった。
マザーグースと関連させた事件や謎をセシルとその相棒・ジュリアンが解明していく内容。ジュリアンはセシルの婚約者だけど、そのことを知っているのはジュリアンとセシルの長兄・ダニエルのみ。セシルは何も知らないまま、パートナーとしてのジュリアンを信頼していく。セシルはそのことに気づいた時にどんな反応をとるのかな?事件の謎を解くのは主にジュリアンだけど、そんな切れ者のジュリアンがセシルに翻弄される様は読んでいてニヤニヤします。1巻なので恋愛色は薄いですがそれは今後に期待。とりあえず一気に完結巻まで購入したので読み進めていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
久しぶりにヴィクロテのあの空気感に浸りたかったので、楽しく読みました。
神経が参っていて正直少女小説を読むより勉強しなきゃいけなかったのに。
ほわんとした空気感があって、かえっていいリフレッシュになりました。
皆様と違って、私はアンチシャーリーな面があるので、シャーリーの
独占欲が、愛情があるにしても、ちょっと鬱陶しかったです。
アントニーに、なんの文句があるんですか?って突っ込まっれていたけど
私もそう思いましたねぇ…。悪いけどずっと一緒に暮らすなら、あの嫉妬は
やめたほうがいいですよ?バレたら恥かしいんじゃないか?
まぁ…シャーリーが十分に格好いいから、
クリスは満足なのかな?リアルと違ってお金も心配ないし。
ってのはブラックすぎるから置いといたとしても…。
私だったら怒るだろうな…。クリスは優しいですね。
クリスがしっかりと社交界で認められて、しっとりした公爵夫人になった
ところも、是非描いてほしいものです。
ところで。
この短編集で意外にも気に入ったのは、アントニーが主人公の分。
しっかりものだし、現実的で、パメラには振られたけど、いいなあ、って
思っていたら、この人本当に骨があって、良かった。
イアン先生と並ぶと、若さや頼りなさが物足りなく感じたけど
この人にはこの人に似合った恋人が、どこかにいそうですね。
彼が両思いになる恋物語も読みたかったかな。
それと、やっぱりクリスが素晴らしいドレスを仕立てて
自分でまとうところが読みたいです。
それがおどおどしないで出来たら、クリスも本当に安定したって
ことじゃないかな。いいお母様にもなってほしいなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ12巻目。(砂糖林檎編の3巻)
砂糖林檎が消えてしまう・・・。
ヒューからもたらされた知らせはアンたちに大きな衝撃を与えた。詳細を知るために国王陛下の元を訪れた砂糖菓子職人たちはそこで「銀砂糖がなくなろうとしている原因を探れ」という勅命を受ける。調査を開始したが一向に結果を得られず、不安と動揺が職人たちの間を駆け巡る。そんな中、アンは最後の銀砂糖妖精ルルの言葉を思い出す。
怒涛の展開。これでもかというぐらい大変なことが起こり、ハラハラドキドキしっぱなし。一気に読んでしまいました。やっぱりこの話は面白い。読ませ方が上手い!作者が少しずつ前から仕込んでた伏線がここに来て一気に浮上。まさかの最初の銀砂糖が関わってくるなんて!上手いなぁ~。
最初の砂糖林檎の木の存在が人間と対等になろうとする妖精の武器に成り得ると気づいた時のシャルの葛藤が辛い・・・。妖精王としての誇り・使命、そして妖精の未来を考えた時に、その思いがアンへの想いと拮抗していて、悩んで悩んで、それでもどうすることが一番いいのか必死に考えている。アンにもアンの銀砂糖師としての決意があり、でもシャルのことももちろん大切で何物にも代えられない存在だから悩む。悩んで悩んで2人が見つけた答え。そんな二人の切ない想いとか、職人たちの決意とか、もう色んな想いで読んでて胸がいっぱいになる。一体どんな展開になるんだろう。紺の宰相(というか黒い宰相(笑))も何やらきな臭い感じがするし、続きが気になる・・・。
本編は怒涛のごとく、辛く重い展開な分、番外編のシャルのやりたい放題に癒されました(笑)彼も変わったなぁ~。感慨深いです(笑)甘々なやりとりに背中がむずむずしました。面白かった! -
Posted by ブクログ
シュガーアップル・フェアリーテイル初の短編集。
6話の短編と2つのコミカライズが収録されています。
気になってたアンたちとキャットとの出会いが読めて、こんな風に知り合いになったのね、と懐かしかったです。
あと前半の話はまだ1巻とか2巻あたりの話なので、アンとシャルがぎこちなかったりするので、両想いになった今を知っている身としては、あぁこんな頃もあったな、と思ったり(笑)
キャットの話が多かったような気がします。彼のあだ名の理由も分かったし、いろんな意味でお得な短編集でした。キャットとヒュー、キャットとベンジャミンの話は本編ではあまり語られない部分なので、とても楽しく読ませてもらいました。
本編だけでも話は分かりますが、この短編集を読めば、本編をより楽しめる内容になっているのではないかと思います。あきさんの描かれたコミックや、登場人物たちへの10の質問なども楽しかったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ11巻目(【砂糖林檎編】の2巻)
前巻でアンはラファルに剣で刺されてしまい、命が危うい所をエリルの力で助けてもらった。けれど、その代償としてアンは砂糖菓子を作る能力を失ってしまう。銀砂糖師として今まで身につけた力を失い、アンは路頭に迷う。作りたいのに作れない、その苛立ちと喪失感にアンはふさぎ込む。けれど、アンは立ち直り、もう一度、砂糖菓子を作る力を身につけようとペイジ工房を訪れる。
助かるためとはいえ、銀砂糖師にとって何よりも大切な【砂糖菓子を作る】という能力を失ってしまったアンの衝撃はすさまじいものだったと思う。けれど、彼女もこれまでの経験を通して強くたくましく成長していたのですね。悲しみを乗り越えてさらに強く前向きになった気がします。この経験が彼女をさらに良い銀砂糖師へと成長させるのでしょうね。
そして、アンはとうとうシャルと恋人同士になったわけですが、しょっぱやからシャルが積極的でどうしたのかと思いました(笑)今まで我慢していた反動でしょうかwwラブ度がアップしていてキュンキュンさせてもらいました。そして、ツンデレなブリジットも可愛かった!副題の「金の繭」はブリジットやアンの恋心とか可能性とかを表しているんでしょうか。
豊作な砂糖林檎の収穫が始まったのにもかかわらず、その砂糖林檎が消えてしまうかもしれない、という知らせが届き、かなり気になる所で終わっています。一体どうなってしまうのやら・・・。次巻が楽しみです。