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19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。
Posted by ブクログ
短編集です。
ジャレッド、クリスとシャーロック、アントニー、ソフィアとアルフレイド(シャーロックの両親)の話の計4編。
1つめは、あとがきによると雑誌掲載ではジャレッド初登場の中編らしい。
そういえば、文庫派の私は本編でジャレッドの登場を少し唐突に感じたような。
時期的には『黄昏に見る夢』と『約束の手紙』の間だそうです。
2つめは、『宵の明け星』と『追憶の糸』の間ぐらいの主役2人の話。
3つめは、『翡翠の森』での日々をアントニー視点から見た話。
4つめは、シャーロックのご両親の馴初め話。
今回もあきさんのミニ漫画ナイスです。
帯やなんかによると、本編はあと2冊のようです。
早くハッピーエンドが読みたいけど終わって欲しくないような・・・。
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