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19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。
Posted by ブクログ
《ヴィクトリアン・ローズ・テーラー》シリーズのカーテンコール的短編集。
クリスとシャーリーの甘酸っぱい新婚生活の様子がうかがえる、ファンには嬉しい一冊♪
しかも! 巻末には、遂にあきさんによるヴィクロテ漫画がッ!!
幸せそうに微笑みあうクリスとシャーリーはもう至福です(>▽<)
2話目に収録されているアデルとジャレットの話もその後が気になっていた伏線の1つなのだが、まさかアイリスがあんな形で絡んでくるとは思わなかったw
3話目は…正直、微妙な感じだったかな。
ワーズワースという題材自体は嫌いじゃないんだけど、主要キャラ3人の関係性やドロシーの思考が何となく狂気的で、読んでる間中どことなく心が落ち着かない。
そんな印象の話だった。
Posted by ブクログ
甘々のハッピーエンドから4ヶ月。
ファンにはうれしい「その後」の話です。
正確には「その後」の話を含む短編3編+あきさんの漫画です。
私的にはあきさんの漫画(33ページ!!)がうれしかったですね。
完璧なシャーロックの3枚目部分が強調されてて、
シリーズを通して本当に楽しかったです。
短編の方は、
クリスとシャーロックの話の他には、
前作でチラッと出てきたアディルとどこぞの王子様の顛末が。
個人的に気になっていたジャレッドのその後が分かったので満足です。
あとがきによると作者の別シリーズの作品とつながるエピソードだとか。
そちらは読んでないのでどの程度か定かではないですが、
両シリーズ読んでいる方にはうれしいおまけですね。
最後の短編はこのシリーズとは関係ないまったくの別作品でした。
ちょっと重めで、甘々なこのシリーズの中にあっては異色でした。
恋の話ではあるんですが、
実在の人物を題材にした悲恋(?)ものなので、
存在感がありすぎて他の話を霞ませるほどでした。
このシリーズを読むときはハッピーエンドを求めているので、
できれば別々に読みたかったです。
Posted by ブクログ
あきさんの漫画が収録されて嬉しい!一冊。
アディル大好きなので、アディルがジャレッドではなく他国の王族と結婚することになるまでのエピソードが読めたのも嬉しかった。
冒頭に収録されてるシャーロックとクリスの話は相変わらず。なんだってロンドン郊外でそんな生活をしてるのかとかいろいろ思うけど、まあ少女小説なので気にしない。
未収録になった漫画と同時に雑誌に掲載されていた短編は、個人的にそんなに好きな話ではなかったし、ビアードに比べてシャーロックが成長していないのが浮き彫りになってしまうので、ここに収録されなくてよかったのかなーと思います。
が、だからといってワーズワースの中編が収録される意味はまったくわからない……ある種の表紙詐欺ですよね?これ。
雑誌に載せるのはいいと思うし、作者の思い入れもあるんだろうし、ページ数的にちょうどよかったのかもしれないけど、でもこれはないと思う。これなら未収録になったI'm sorry, my loveを載せたほうがよほどファンのためだと思う。
作品的にも、アイリスの独白部のような一方的差を感じてしまってまったく感情移入もできなかったし、心が動かされることもなく……時代がかぶるわけでもなく、ただ同じイギリスの話というだけでこれを載せるのは、商業作品としてどうなんだろうと思ってしまった。
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