あきのレビュー一覧

  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    表紙を担当するあきさんの絵に釣られてうっかり表紙買いから始まったものの、その内容の面白さたるや!
    個人的に大好きな「妖精」というキーワードにも惹かれたが、その独自の妖精の捉え方に圧巻。一人の少女が母を失くして賢明に夢を掴もうとする中、偶然出会った美麗な戦士妖精。そして様々な経験、出会いから知らず知らず大きくなっていく少女自身。
    いつしか戦士妖精と少女はお互いに惹かれあっていくが、そんなはずはないと思い込む二人に焦れて仕方が無い。

    もう一言で、ただ面白い!!!
    どの巻も読んでいて楽しめる上、続きが気になって堪らない。ファンタジーと少女漫画が一体となったような作品!

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    2012年10月18日
  • 英国マザーグース物語3 哀しみのロイヤル・ウエディング

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    第3巻を読破。

    今回のサブタイトルは「ロイヤルウエディング」だったので、とうとうセシルの秘密がバレた!? と思ってしまったのは内緒。

    あと帯の「皇太子妃からお茶会のお誘いが!?」ってあって、皇太子妃の息子にひとめ惚れされるセシル嬢の姿が浮かんでしまいました(:^-^)

    皇太子妃の息子さんには出会ったけれど、杞憂で終わってほっと安心しています。



    ああでもちょっと気になるキャラクターが登場しましたね。

    なにかしら関わってくるだろうと思っていたら、ラストのダニエル兄様とジュリアンの会話で「!!?」となりました。

    なるほど……そうくるか……。

    これは続刊がますます楽しみですね。

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    2012年10月16日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と水の王様

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    いつもは一晩で読み終えちゃうんだけど、今回はそんなにぐいぐい引っ張られず、一日一章で読み進めました。
    が。
    五章からはぐいぐい引っ張られて一気読み。うっかり睡眠不足。
    特に最後の数ページはまさかの急展開すぎて、先が気になりすぎます。この作品でこんなに続きが気になるのは初めて。

    今までのなかでいちばんミスリルの魅力全開。アンとの絆にほろりとする。エリルのこともちょっとわかってきた一冊。
    秘密については予想通りすぎましたが、その後の展開が衝撃すぎてまだどきどきしてます。キャラの性格を考えたら全然意外じゃない展開なんだけど、お約束的にそれはしないのかと思ってた。

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    2012年10月04日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー27 恋のドレスと白のカーテン

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    遂に終焉!
    ハッピーエンドで終わる、と信じていたが、いつもハラハラしながら二人の恋を見守っていたので、表紙の様な幸せが二人に訪れて本当に嬉しい♪

    しかし、この最終巻での一番の立役者は、やはりソフィアだろう。
    シャーリーがサインした廃嫡の書類にインクを倒し、よもや「風が吹いたのよ」と言い張ろうとは!!
    貴婦人の見本のような彼女が、こんな事をしでかすなんて夢にも思わなかった!

    あとは、やっぱりシャーリー?

    クリスが唐突に口にした「とてもあなたのことが好き」という言葉に、らしくもなくうろたえたり。
    クリスの花嫁姿を目にして、「うっ」と心臓を押さえて、数歩あとずさったり。
    こんな可愛いシャーリー

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    2012年09月05日
  • 英国マザーグース物語1 婚約は事件の幕開け!

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    性別を偽ってるヒロイン、全て知ってる婚約者。こういう設定好きです(笑)
    周りの登場人物達もいい味だしてます。ダニエル面白すぎw
    あきさんのイラストも小説の雰囲気とばっちり合ってて、とても素敵な一冊でした。

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    2012年09月04日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    どうやって妖精が生まれるのか。人と妖精の関係。妖精にとっての羽の意味。そのあたりの設定がしっかりしているので読み応えがある。
    主人公はまっすぐだけどバカじゃない。そういうところがいい。外見じゃなく中身がしっかりしていて、不意打ちのかわいさにやられる。

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    2012年09月04日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    主人公がさらに好きになった話。
    技術としてではなく職人としてのレベルアップを果たした、という感じかな?
    後半の公爵とのやりとりが好き。人の気持ちを大事にしている主人公の姿がいい。

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    2012年09月04日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー2 恋のドレスは開幕のベルを鳴らして

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    第2巻を読破。

    今回のゲストキャラは再起をかける女優マーガレット・ベル。

    舞台が好きで、演じることが大好きだった彼女だけれど、貴族の娘であるがゆえに実力を認めてもらえなかった彼女。

    ブロマイドが売れても、月日がすぎれば色あせていくことに恐怖を覚えた彼女は、1年間舞台に立つこともできなくて。

    そんな彼女がひさしぶりに主演を務める舞台『楽園』の衣装を手がけることになったクリス。

    最初はパメラが相手役に……とスカウトされたんですけれど、彼女ははっきりきっぱり断って。

    様々な人間模様の中に闇のドレスが関わってきて事態は思わぬ方向へ――

    というのが主な流れですかねー。

    まだまだ興味を持っ

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    2012年09月01日
  • 英国マザーグース物語2 新聞広告には罠がある!?

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    第2巻を読破。

    冒頭からいきなり敬愛すべきダニエル兄さんのインタビュー記事に噴いた。

    しかも妹バカ炸裂w

    この人はほんとにww

    いい人だなあ、ダニエル兄さん。

    そんな兄貴にセシルは容赦なく出し抜いていくんですけれど(^-^;)

    今回も短編連作、けれど実は1本筋が通っている、そんなストーリー構成で。

    ロンドンでは怪盗ブラックバードが紙面をにぎわせていて。

    セシルは自分が働いているアクロイド紙に個人広告を出している人物があやしいとにらむわけです。

    そんな彼女――身分と性別を偽っている男装少女の相棒であるジュリアンは、セシルの正体はすでに知っていて。

    知っていて黙って常に一緒に行

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    2012年09月01日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    第1巻を読破。

    なんだかひさしぶりに最初から読みたくなったので。

    「恋を叶えるドレス」と有名な「薔薇色〈ローズカラーズ〉」。

    いつも地味な服装の小柄な縫い子クリスと、明るく美人な売り子パメラ。

    性格も容姿も正反対な二人だけれど二人三脚で「薔薇色」を盛り立てていて。

    そこに妹のドレスを注文しにハクニール公爵家のシャーロックがきて。

    ここから物語は始まって。

    っていうか7年前の作品なんだ……これ。

    意外と長くつづいたシリーズだったんだなあ。

    それもそうか。

    20巻以上出ていますものね。

    シリーズ後半だとお互いを想い合って恋人らしい二人も、第1巻では他人行儀で、なんだか新鮮(*

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    2012年08月31日
  • 英国マザーグース物語1 婚約は事件の幕開け!

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    第1巻を読破。

    確かこの作品の短編が雑誌cobaltに掲載されていたと思う。

    毎号買ってはいるのだけれど、なかなか内容を読むまではいっていなくて。

    ――のでちょっと雑誌をひっくり返して確かめてきました。

    そうしたら偶然「ロスト・グレイの静かな夜明け」の野村行央さんの名前も発見してしまいました。

    短編新人賞にも投稿していたのか……。

    おっと脱線しました。

    ちなみに雑誌に掲載されていたのは第1話の「お嬢さまは血痕がお好き?」でした。

    子爵令嬢であるセシルが、男装して働いている新聞社に不思議な青年がやってきて。

    っていうか、冒頭で思いきり正体バレてますがww

    妹想いの――というか

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    2012年08月26日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と虹の後継者

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    ネタバレ

    シャルの告白に萌えたらいいのか、ミスリルの行く末を思ってどきどきしたらいいのか、何とも複雑な気持ちで終わった!
    次が気になってたまらない!

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    2012年08月19日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー26 聖者は薔薇を抱きしめて

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    ネタバレ

    パメラの恋と未来に決着がつきます。
    イアンもアントニーもいい男たちですねぇ。

    パメラの良いところというのは、
    高ぶらず卑下もしない
    その生き方とか態度。

    依存もしないかわりに
    誰かのせいで自分をダメに
    したりもしないので、堅実で
    自力で実現できる未来に向けて
    歩いてゆける子です。

    こういう子がちゃんと愛されて
    幸せになるっていいものです。

    よく頑張ったね。

    出生の秘密が明かされ、
    彼女を愛する家族と巡り合って

    「勇気が欲しいの。」

    と打ち明けるパメラは、とても可憐です。

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    2012年08月17日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と虹の後継者

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    妖精商人ギルド代表、レジナルド・ストーとの交渉も進み、ついに銀砂糖妖精となるための見習い妖精たちを受け入れることになったアン。
    しかし、奴隷市場から連れてこられた十五人の妖精たちは、「銀砂糖妖精となれば羽をかえす」という言葉を決して信じようとはせず、使役されるままに無気力な作業を続けるばかり。
    このままでは妖精の受け入れを渋る他の工房を納得させることはできない。
    妖精たちに意欲を取り戻させるために、アンは苦肉の策に出るが…。

    相変わらず、優しすぎるアン。
    それでも、彼女の真っ直ぐな姿勢に誰もが心を動かされる。
    今回は物語が大きく動きましたね。職人としても女の子としても、大きな決断を迫られるこ

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    2012年08月03日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠

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    銀砂糖妖精編スタート。
    今までの中で一番おもしろかったかも。
    名だたる銀砂糖師が王城に呼ばれる中、アンもその一人に。
    砂糖菓子職人として、ますますステップアップするアンだが、シャルとの関係は一進一退。
    妖精と人間の関係、王家と砂糖菓子等々、銀砂糖師としての使命も重大だが、アンには女の子としても幸せになってほしいし。
    アンのお母さんの事もいつかわかるのだろうか?
    シャルの妖精としての今後の立場も目が離せない。

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    2012年07月19日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー27 恋のドレスと白のカーテン

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    ネタバレ

    ついに読み終わってしまった。
    と思う反面、もう睡眠不足の日々を送らなくていいんだとほっとしたりする。

    単身で渡米したとき、はじめてクリスのことを好きだなあと思えました。
    が、その後のクライマックスのためであるとは理解できても、我を通してシャーロックに大切なものを捨てさせてたクリスのことはやっぱり最後の最後まで好きになれなかった。
    本当に傲慢なのはシャーロックではなくて、アルフレイドでもなくて、いつもいつもクリスだったと思う。

    クライマックスのソフィア母の機転と、上級使用人達の道理をわきまえた素晴らしい言動は、英国人らしさをよく描写していてとても好き。

    アディルが結婚相手の王子と出会うこと

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    2012年06月02日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー26 聖者は薔薇を抱きしめて

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    パメラぁぁぁ!
    と叫びたくなる終わり方の標題作。

    翡翠の森ですっとばされた、ガイアスタイン城での晩餐会のシーンから始まるけど、それよりも早くオルソープ家の舞踏会でパメラを見つけたんだよ、って言ってあげたらいいのに。
    と思いつつ、とにかくパメラがしあわせになってくれて本当によかった……。

    自分にとってのこのシリーズの影の主役はパメラ。好きなのはアディル。ここまで一気に読ませてくれたのはもちろんシャーロックの恋の行方と身の振り方が気になって。
    いつまでたってもクリスのことは好きになれなかったなあ。

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    2012年06月02日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー22 恋のドレスと陽のあたる階段

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    今回もシャーロックがかわいいです。
    ソフィアママ相変わらず無敵。

    クリスの急激なレベルアップぶりに感動した。^^
    まあもとから口数は多くないし、逆に箱入りかってかんじの悪意のなさなので、発音と姿勢そのほか立ち居振舞いが身につけば、意外といけんのかもしれない。
    と思わされた一冊。

    犯人探しをするシャーロックをいさめたパパがかっこいい。もっともすぎる。

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    2012年05月29日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー19 恋のドレスと聖夜の求婚

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    ネタバレ

    ふられてショックをうけるシャーリーがおいしいです。

    あきさんの絵がちょっと変わってきていて、もう1〜2年前の絵で見たかったな〜。

    後半、アディルと会った瞬間のシーンがとても好き。
    展開は読めてるんだけど、それでも期待させられてしまうこのシーンで、あの名シーンをリフレインさせるのはさすがだなーと。胸がきゅんきゅんしました。

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    2012年06月02日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    シャルが格好良くて、アンとの掛け合いが面白い。そして、アンのひたむきで真っ直ぐな心がずーっとぶれない。「信じる」という行為が、色々な場面で出てくる。他人を信じる、自分を信じる、夢を信じる…読んでいて、勇気がもらえる作品。落ち込んだ時は絶対読み返す物語です。

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    2012年05月27日