あきのレビュー一覧
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前巻で陰謀に巻き込まれたため、シャルは羽をペイジ工房の娘、ブリジットに渡してしまった。シャルの羽を取り返すために、ペイジ工房の工房長代理であるエリオット(ブリジットの婚約者)に誘われてペイジ工房で働くことになる。しかし、3大派閥の一つであるはずのペイジ工房は着いてみると今にも倒れそうなほど経営が傾いていた…。
4~6巻がペイジ工房編にあたるそうです。ラドクリフ工房よりはまともな人たちに囲まれて少し心安らかに読めますが、今回も苦難の連続なアン。まあ、才能ある人の安寧な職人修業なんかつまんないもんね。グレン工房は果たして立ち直れるのか!?シャルの羽は戻してもらえるのか!?というところが読みどころで -
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今年こそ銀砂糖師になるべく、修業しながら生活しているアン、しかし今年はリンゴが不作でラドクリフ工房派のどこかの銀砂糖精製作業に参加しないと銀砂糖が手に入らないこととなり、もちろん妬まれているアンはそんな情報貰えないし、なんとか参加しても嫌がらせのオンパレード。さらにジョナスと前銀砂糖子爵の息子のキース、腕はいいけど一匹狼でヒューの友人キャットらが入り混じりアンの二回目の挑戦が始まるのだが、最後まで妬み混じりの妨害が尽きず、妖精のシャルを巻き込んで…。
この3巻までが、銀砂糖師編にあたるそうです。でも、続き、凄く気になるところで終わっちゃいますよ。1,2巻でうまくまとまっていて、どのように17巻 -
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一巻だけのジョナス君かと思ってたら、またもや嫌なヤツとして登場。いやいや、彼、それなりに技術あるのね。真面目に頑張れや。アニメ6話~がこの本。アニメ5話目はまだ読んでないけど『王国の銀砂糖師たち』、多分。
貧乏生活を続けるアンと妖精達。現、国王の血を引くアンバーン公爵が腕の立つ砂糖菓子職人を求めていると知り、城に行くが、それには深い訳があって、色々なことに巻き込まれるアン…。
2巻も定番的な面白さと、アンの職人を目指す気高さが良かったです。このお話では高い地位にいる人やできる職人はちゃんと分かってる人が殆どなので、そこでイライラ~っとしないのが良いですね。銀砂糖子爵のヒュー、その知り合いのキャ -
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三川みり原作の本作が今季(2023年冬)アニメになってる!デビュー&出世作みたいなので興味もあり、読んでみました。この一巻がアニメ4話までです。
話の筋はわりとありきたりな感じで結末は見えつつ読むものの、妖精を人が使役することが普通の世界でそれを是とせず信念を貫こうとする主人公や妖精達のスタンスなど、話を支える土台がしっかりしていて心地よい定番でした。はっきりいって、好みの話で、確実に2巻は読みます。17巻あるようなので、途中で挫折するかもだけど。
小学校でも大丈夫な内容でした。つばさ文庫にしてくれたら良いのに。幸村アルトのコミカライズに興味あり! -
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終わっちゃいましたね。
ハイランド王国じゅうの砂糖菓子職人たちが総力を結して作り上げた砂糖菓子は
王都の下町を台座にした壮大な作品で、
そんな大きな砂糖菓子が、幸運を運んでこないはずはない。
そのことをすっかり失念し、人間への憎悪を募らせ狂気をはらんだラファルと人間の軍が対峙する場面は、ハラハラしっぱなしでした。
シャルがうまくまとめるのかと思いきや、エリルがねぇ・・・
自覚が育ってくれてなにより、というべきか。
妖精と人間の決裂を防げてなにより、よね。
格差や偏見がなくなるには、まだまだ時間がかかりそうだけれど、そこをこのお話が語らないことで、実感が伴う気がします。
シャルがラファルと共 -
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ついに恋人同士になったアンとシャル。
まだまだお子さまなアンをからかって、楽しんでる風なシャルだけど、まぁその反応までも愛おしいとか思ってんでしょうね。ごちそうさまです。
そんな二人をあざ笑うように、ハイランド王国では砂糖菓子の原料となる銀砂糖がなくなろうとしていた。
それにいち早く気づいたのは、奇しくも砂糖菓子職人見習いの妖精たちだった。
国王からの直々の命令を受け、ヒューたちと調査に乗り出すアンたち。
辿り着いた結論は、すでに去年の凶作からこの終末劇は始まっていて、その打開策の鍵を握るのは、やはり、妖精たちだった。
そもそも銀砂糖は、妖精たちが作った奇跡よね。
それを人間が、妖精の尊厳 -
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銀砂糖妖精を育てること。
銀砂糖子爵を始めとするルルの最後の弟子たちの想いと、
同じ砂糖菓子職人でありながら
妖精は、自分たち人間が使役するものだという常識から
なかなか工房へ見習いとして妖精を入れることに難色を示す各工房。
唯一、ペイジ工房だけが、
シャルやミスリル、ノアとの交流があったためか、
柔軟な態度を示しているのみ。
銀砂糖妖精の素質があるものを効率よく探すため、
妖精商人と交渉すべく、
灰の狼と仇名するギルド長の元へ赴くアンたち。
そこで出会ったのは、再びのラファル。
ただし棺のなかで、眠っているのだが……
ほら〜!やっぱりしんでないやん〜。
憎まれっ子世にはばかるて言うやん -
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ネタバレ今回、銀砂糖子爵の名において王城へ招聘された
各流派の代表となる職人と、無所属のアン。
そこで知り得たことは他言無用と最初にココン!と大きな釘を刺されます。
王国が500年の永きにわたって抱えていた秘密ですから、そりゃ釘も特大になるわけです。
ルルは500年の間、
人間にしか伝えられないという歯がゆさ、悔しさを
いったい何回味わい絶望してきたのだろうか。
しんどかったろうな。
妖精を「使役する」という言葉に包んだ奴隷制度にアンが感じる違和感は
おそらく現代日本に住む私たちと同じもの。
人間と妖精とが種族を超えて手を繫ぎ合う日はくるのかしら。くるといいな。
今、わたしが習っている習い事で壁 -
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新聖祭に飾るための砂糖菓子を朝から晩まで
わき目もふらずただひたすら作り続けていたペイジ工房の面々。
なのに、やはり一筋縄ではいかなくて。
前巻ラスト、アンとシャルが聞いた悲鳴は、
シャルに異様なまでの執着を見せるラファルに襲われた
前職人頭のものだった。
鋭利な刀傷は眼球まで達し、左目は失明の可能性が強いという。
砂糖職人にとって、手と同じくらい大事な目。
ラファルを連れてきたブリジットも、罪の意識に苛まれます。
シャルを手に入れるためにアンを軟禁したラファル。
シャルや他の妖精たちの片羽を手に入れ支配し、
寒村を襲って、人間を奴隷のように使役しようと考えます。
初代妖精王の遺志を継ぐのは -
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アンとペイジ工房の愉快な仲間たち。
新聖祭の砂糖菓子を作る、栄えある仕事を任されたペイジ工房だったけれど、
新聖祭の砂糖菓子は一つではないため、
作業には大きな場所が必要で、
なおかつペイジ派本工房は王都からは馬車で移動しなければならない位置にあったため、
教会を通じて、王都にほど近い場所にある大きな場所を借り受けられることになったけれど、
それが、長年打ち捨てられたままになっていた古城。
いかにも夏の風物詩のアレが出そうです。
で、出ました。
まぁ、祟るとかそういった部類ではないのが唯一の救いでしょうか。
そもそも、迫りくる年の瀬、恐るべきタイトな納期(それを守らないとリアルに干からびる