あらすじ
「最後の一瞬まで、姉さんの傍にいたいんだ――」
二十歳の秋、レイチェルは長年の片思いの相手だった幼なじみのノアと結婚した。ノアが本当に愛しているのは、彼の実の姉でありレイチェルの親友である、アリシアだと知りながら…。余命僅かなアリシアの傍、偽りに満ちた結婚生活を送るノアとレイチェル。幸福と同じだけの罪悪感、胸の痛みを抱えるレイチェルだが…この恋の、本当の「傍観者」は誰?
秘めた愛情とかけがえのない友情、すれ違いの切なさが胸を締め付ける「両片思いの偽装結婚」最高峰、待望のコミカライズ第一巻!
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感情タグBEST3
匿名
不毛の恋なのか…
原作既読です。原作のイメージを壊さずコミックで表現されていたと思います。とても辛い不毛の恋。ノアの気持ちは、ちょっと変化してきているような気もします。
苦しい恋
これほど切なく胸が締め付けられるお話しは他にないですね。ヒロインの気持ちを思うと泣きたくなります。苦しいなー。美しい恋ではないけれど、ヒロインにとって何よりも尊い想いなんだと伝わってきます。行き場のない気持ちほど苦しくて切ないものはないと思う。
次巻が待ち遠しい
全体に仄暗い雰囲気でお話が進みますが、ヒロインの思いがよく伝わって来ます。周りの人物の真の思いはどうなのか、次巻が楽しみです。
匿名
幼い頃からノアに恋するレイチェル。
幼少期から2人のそばに居たが故に気付いてしまったアリシアへのノアの恋心…。
ノアとアリシアは姉弟であり、決して結ばれることはない。
更にアリシアは心臓が弱く、外出することすらできず、長く生きられない…。
レイチェルが選んだ道は、ノアと仮初の結婚をし、アリシアの世話を一緒にすることだった。
レイチェルはひたすら己の恋心を隠し、2人の穏やかな時を願う…。
Posted by ブクログ
ど正面から、三角関係を扱って、誰も悪くない。全員善良でまじめで優しく、自分以外の2人をとても愛している。
一読、すんごいマンガだなぁ、と思った。
偽装夫婦2人の気持ちが丁寧に描かれ、ピュアに切ない。
本当の傍観者は、アリシアだよね……彼女こそ、短い余命のなかで多くのことを察し、崇高さと狡さを持っていたはず。
ノアのアリシアへの思いは、恋とは少し違うような。レイチェルは、思い込みしているように思う。ノアはいつのまにか、レイチェルが1番になってる感じ。でも、気持ちがすれ違ってる?