あらすじ
「レイチェル、可愛い俺の奥さん」
余命僅かな実姉・アリシアへの恋情に苦しむノアのため、大切な親友であるアリシアのため、ノアへの恋心をひた隠したまま彼と夫婦になったレイチェル。
かりそめの結婚であることがばれないよう、「甘い新婚生活をおくる、仲睦まじい若夫婦」を完璧に演じ、とびきり甘く優しい言葉を囁くノアに、レイチェルの心は喜びと悲しみと切なさに引き裂かれて…。
そして、ひたひたとアリシアに忍び寄る死の影――。
それぞれの秘めた想いが絡み合う、号泣必至の「両片思いの偽装結婚」最高峰、コミカライズ第二巻!
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感情タグBEST3
とても複雑な心理が
web版を前読んだことがありましたが(今は掲載されていませんが)なかなか切ない心理が描かれる話ですね。
どうしようもない片思いと、嘘をついて自分の望みを叶えようとしてしまい、そんな自分に耐えられなくなっていく主人公が痛ましいです。
これをコミック版で表現するのはなかなか難しいと思いましたが、web版以上に葛藤が出ていたと思います。
もう細かいところ忘れてしまったけれど、web版では脇役はこれほど登場しなかったような??
その分奥行きが物語に出たような?
この先が楽しみです
匿名
ノアと夫婦になったレイチェル。
ノアの姉アリシアの療養も兼ねて共に生活している。
心臓の弱いアリシアは余命も短く、最期まで共に過ごしたいと願うノア。
そんな彼を愛するレイチェルは、自身の恋心を隠し、仮の夫婦を演じ続ける…。
父親の使いや義母たちの訪問により、親密な夫婦を演じるが、アリシアに対する嫉妬心が膨れ上がり苦しむレイチェル。
必要以上に構わないでとノアに告げるが…。
切ない
原作を買いそうです
すごく丁寧にレイチェル視点で描いててものすごく辛いがレイチェルあなたは強い。
恋敵を憎まないのが優しくして、本当に心配して付き添って一緒に生活して
どれだけノアが好きでもノアの好きな人の事を大切にする心がきれいすぎる。
でもだんだん芝居や優しさに罪悪感や嫉妬も出て
その嫉妬心でノアの優しさを拒絶するとこはお腹のそこから切なかった。。
泣いていいのに。10話でやっと叫んだって思ったけど
私はこの三人で幸せになってほしいという都合の良い事を言いたい。
心理描写が巧み
原作は履修済みなので話に展開は分かっているのですが、キャラクターの表情や構図、話の再構成が素晴らしいので毎回楽しみにしています。
レイチェルの叶わない恋、ノアの叶わない恋、アリシアの想いが表現されるたびに、胸が締め付けられるし涙もこぼれるし本当に本当に素晴らしいです。
2巻は特にボートの上でのシーンが良くて、2人の心情の吐露が読んでいて辛かったです。最高。
周りのキャラクターも魅力的ですし、本当に素敵な作品です。
原作もコミカライズもオススメ!
苦しい、切ない
想う気持ちなんてどっかに消えちゃえばいっそ楽になるのに。切なさに胸が締め付けられて涙が溢れます。ヒロインのヒーローを想う気持ちを認識するたびに、心が壊れそうになりました。
想いを気持ちのまま伝えられる日が早くくるといいなと思います。次巻が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
そうなると分かっているのに、タイムリミットまでのカウントダウンが辛く静謐で、甘やかな思い出作りと細い緊張感が続く。
そのなかで、自分の気持ちを押さえられなくなるレイチェルとノア。特に、レイチェルが自分の黒い嫉妬心に自己嫌悪するところが丁寧に描かれていて、なんていい子なんだろう!
レイチェルはガマンしすぎ。
ノアは罪悪感で卑下しすぎ。
2人を取り持たなかったアリシアは、たぶんちょっとジェラシーで意地悪したのでは、と思う。それも納得できるけど、悲しい。
必ずやってくる「その時」とその後、どうなるか目が離せない。
これ絶対、ノアは、レイチェルのことが好きなのに、レイチェルには全く伝わってないやつ。ノアのレイチェルに対する気持ちがいつから愛情に変わったのかはわかりませんが、レイチェルも拗らせてるので、ノアがはっきりと伝えないとこじれたまま。