あきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2010.4.24再読
見どころはなんといっても、ぼろ宿でシャーリーとクリス二人っきりのシーンなんでしょうけど。
一番はラリーですね。空気を読まない男ラリー、最強です。今回クリス以上にシャーリーを翻弄し、苛立たせ、しまいには命令までしてしまうのですから。
いいぞもっとやれ!
相変わらずもたもた気味のクリス達ににやけつつも、ラリー側の恋も読みごたえがありました。いつもヴィクロテは一筋縄ではいかないストーリーが隠されていて、そこがいいですね。
ラリー側のストーリーは是非つづきを書いて欲しい。今後あの妹がどうなるのか、救われないままだと苦しいなと思った。
そしてアイドルシャーリー。
いつもなんでもそつなくこなし、取り澄まして紳士にふるまってる(でも内心はへたれてるけど)シャーリーが、大好きな車がらみということで妙に白熱して頑張っていて、恋愛面以外でも年相応なところもあるじゃない!とまたもにやにやしました。
車でみんなで旅行とかも、いつもと違った展開が面白かった。宿をとるときに他の客からクリスを庇うシャーリーとか。その後の展開さえ無視すれば包容力ばっちしじゃないの!
じりじりじりじり進んでいく恋に目が離せない。 -
Posted by ブクログ
このシリーズは今20冊近く出てますが、途中で切らず読み続けてる、数少ないライトノベルの1つです。
とにかく絵が好みで手に取ったのですが、中身も面白かった!労働階級のクリスと、貴族の跡取り息子であるシャーロックの恋という王道もの?ですが、恋だけでなく仕立てる御嬢さんたちの複雑な状況や心境とか、ドレスに絡んでくる危険とか、読んでいて飽きません。
クリスとシャーロックだけでなく、登場してくる様々な人物それぞれの心情が細かく書かれているので、誰に対しても結構感情移入できるところがあります。クリスの臆病な性格も、シャーロックのもどかしい思いもリアル。
お互いの仕事とか、危険な出来事の間にも少しずつ育っていく二人の感情が応援したくなりますね!恋愛小説としては展開がとてもゆっくりですが、私的にはこれくらいが丁度いいです。
甘さも基本的に控えめなので、恋愛系が苦手な人にもおすすめです。 -
Posted by ブクログ
2010.4.23再読。
ライトノベルのイメージをかえる。もっと評価されていい作品。
森薫のエマを読み終わった頃、ちょうど本屋さんで見かけ、衝動買いしました。
コバルト文庫なんて何十年ぶり!と思ったものの、身分差恋で恋とドレスの話なんて!ヨーロッパものには目のない私にはそのキーワードだけで参ってしまい即買。
登場人物たちはみんな一癖も二癖もあるのに、青木さんの丁寧なくせのない文体がすんなりまとめあげていて読みやすいです。
恋愛小説やラノベが嫌いな私にも、無理な急展開や変な設定がなく、主人公の恋愛だけが主じゃないこと、闇のドレス(ネーミングはちょっと笑えてしまいますがね)の暗躍などが面白く、すごく好感をもって読めました。
主要キャラたちの今後の展開も楽しみです。
久しぶりに再読したらシャーリーの気取り具合に笑ってしまいました。笑。これからクリスに夢中になってやきもきしているシャーリーをしっているので、なんだか初々しいのが素晴らしい。
でもやっぱシャーリーはかっこいいです。何度読んでもときめくし、どきどきする展開がいい。 -
Posted by ブクログ
「クリス、行ってはいけません!」 byジャレッド
───同感です。
“ママは闇に堕ちた。最初から、堕ちていた。”と気付いたはずなのに、クリスは何故リンダに着いて行ったのか!?
闇のドレスを最初に生み出した責任を取る為?
シャーロックに向かって、「もう、好きじゃないの。シャーリー」と告げただけでも、身を切る様で痛々しかったのに…。
その小さな身体で、たった一人で、今度は何をしようというのか???
そして、シャーロック。
巻末マンガであきさんに「コテンパン」とか言われちゃってたけど(笑)、恋のドレス───恐らく、クリスが初めて『恋のドレス』として意識して作った!?───を身に纏ったアディルを目の前にしても、決して揺るがなかったその想いに拍手を贈りたい。
って言うか、その調子でとっととクリスを取り戻して来て!!