あきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2010.4.23再読。
ライトノベルのイメージをかえる。もっと評価されていい作品。
森薫のエマを読み終わった頃、ちょうど本屋さんで見かけ、衝動買いしました。
コバルト文庫なんて何十年ぶり!と思ったものの、身分差恋で恋とドレスの話なんて!ヨーロッパものには目のない私にはそのキーワードだけで参ってしまい即買。
登場人物たちはみんな一癖も二癖もあるのに、青木さんの丁寧なくせのない文体がすんなりまとめあげていて読みやすいです。
恋愛小説やラノベが嫌いな私にも、無理な急展開や変な設定がなく、主人公の恋愛だけが主じゃないこと、闇のドレス(ネーミングはちょっと笑えてしまいますがね)の暗躍などが面白く、す -
Posted by ブクログ
「クリス、行ってはいけません!」 byジャレッド
───同感です。
“ママは闇に堕ちた。最初から、堕ちていた。”と気付いたはずなのに、クリスは何故リンダに着いて行ったのか!?
闇のドレスを最初に生み出した責任を取る為?
シャーロックに向かって、「もう、好きじゃないの。シャーリー」と告げただけでも、身を切る様で痛々しかったのに…。
その小さな身体で、たった一人で、今度は何をしようというのか???
そして、シャーロック。
巻末マンガであきさんに「コテンパン」とか言われちゃってたけど(笑)、恋のドレス───恐らく、クリスが初めて『恋のドレス』として意識して作った!?───を身に纏ったアディルを目 -