あきのレビュー一覧
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公爵家の跡取り息子で男前。
当然社交界注目の的でオレ様な性格のシャーロック。
かたや弱冠16歳ながら親友パメラと2人で仕立て屋を営むクリス。
もちろん労働者階級。ただしとっても人見知り。
この2人の恋愛模様。
階級差別の厳しいヴィクトリア時代なもんで、
いろいろある訳です。
ただし、この1作目はお互いを意識するまでの導入部。
シリーズ一貫してタイトルの最初に『恋のドレスと〜』とあるように、
クリスのつくるドレスが重要なアイテムとなって事件が進行します。
主人公の性格やら何やらで恋愛方面はなかなか進展しませんが、
初対面のどちらかというとマイナスな印象から、
少しづつお互いを知っていく過程がと -
Posted by ブクログ
ネタバレシュガーアップルシリーズ第四巻。
ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
しかし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?
前回の終わり方があんま -
Posted by ブクログ
「wonder wonderful」で有名になったネット出身の作家さんの書き下ろし。商業作家さんとしての実力を堪能させて頂いた。
それにしてもこの河上朔さん(イチさん)の書かれる主人公は苦労人ばかりで(うぷぷぷ)読んでいて楽しくて切なくなるのは同病相憐れむという奴でしょうか。
ヨーロッパの中世を思わせるどことも知れない王国の王立騎士団の入団試験を受け損ね続けているヒロイン、カンナ。彼女がうっかり拾ってしまった行き倒れ少年、シンク。この二人をめぐる物語で、祈りの物語でもある。
「神様、私のこと嫌いですか」と言いたくなる時はだれにでもあるもので。この本を読んだからといって自分の何かが解決するわけ -
Posted by ブクログ
“「にやにやするな。おかしな顔が、さらにおかしい」
塩漬けにした魚のスープを目の前に、シャルがずけっと言う。
「え?にやにやしてた?」
「頭の軽さが、露呈する程度にな」
ひどいコメントに、ミスリルは軽くシャルを睨む。そして、
「シャル・フェン・シャル。いつも注意してるだろう。本当のことを言うもんじゃないぞ」
こちらもけっこうひどいコメントをする。
「だって、嬉しかったから、つい……ごめん。不気味だった?」
「なにがそんなに嬉しいんだ?」
ミスリルはスープのうえに手をかざしながら訊ねた。
「キースが、わたしの砂糖菓子を見て、ほめてくれたの。あんな腕のいい人にほめてもらえたら、本当に嬉しい」
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