あきのレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー25 恋のドレスと花ひらく淑女

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    いよいよ佳境です。
    クリスとシャーロックが結婚するため、
    シャーロックが全てを捨てて
    新天地(新生活)を開拓するのか。
    親族をねじ伏せて未来の公爵夫妻となるか。
    その為の試練として
    シャーロックが単身アメリカへ・・・。
    2人の明日はどっちだ?!
    壁にぶち当たるかっこ悪い姿を見せたくないから
    クリスは連れて行かないという男心(?)に同情。
    でもその前にさらに2人の仲も進展して
    (読者にとっては)遠恋の不安無しです。
    クリスはどこにいてもドレスを作っているでしょうが、
    パメラは、イアンは、アントニーは?
    次作で身の振り方がいろいろ決まるんでしょうね。

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    2017年10月14日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と赤の王国

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    いつもながらに完成度高い。ラファルは死んでないだろうな。色の名前が一冊ごとに入るとこもほんとにフェアリーテイルっぽい。次巻も楽しみ。

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    2011年10月18日
  • オリンポス: 1

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    神の箱庭で繰り返される時間を描いた物語。
    カバーの触り心地とか装丁が好きで、絵柄にも惚れて購入。
    個人的にはこういうの好きだな。ありだと思う。

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    2011年09月27日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    シャルのアンに対する独占力がジワジワと大きくなっていく。

    今回はブリジットの不器用さが読んでいて辛かった。
    幸せになってほしい。

    物語が盛り上がっていくので、
    アンとシャルのこれからや、
    とりまく人々の今後が楽しみ。

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    2011年09月16日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー24 キスよりも遠く、触れるには近すぎて

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    短編集です。
    ジャレッド、クリスとシャーロック、アントニー、ソフィアとアルフレイド(シャーロックの両親)の話の計4編。

    1つめは、あとがきによると雑誌掲載ではジャレッド初登場の中編らしい。
    そういえば、文庫派の私は本編でジャレッドの登場を少し唐突に感じたような。
    時期的には『黄昏に見る夢』と『約束の手紙』の間だそうです。
    2つめは、『宵の明け星』と『追憶の糸』の間ぐらいの主役2人の話。
    3つめは、『翡翠の森』での日々をアントニー視点から見た話。
    4つめは、シャーロックのご両親の馴初め話。
    今回もあきさんのミニ漫画ナイスです。

    帯やなんかによると、本編はあと2冊のようです。
    早くハッピーエン

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    2017年10月14日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    ネタバレ

    シリーズ二作目。優しい文章と裏腹にジョナスの嫌な奴感+小物感が増していて、悪意が際立って見えるようでした。
    アンの職人としてのプライドとか「作りたい」という気持ちがアルバーンの最後の台詞に繋がってるんだと思うと感無量でした。
    きっと、何かが宿っている。
    そんな風に思わせてくれる砂糖菓子、自分も欲しい限りです。
    それにしてもシャルかっこいい!ちゃんとアン(というか人間?)を理解しようとしている姿にときめきました。
    ヒューの振る舞いに「人間だなぁ」としみじみ。

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    2011年08月26日
  • 楽園のとなり

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    「wonder wonderful」が素晴らしく大好きすぎたこともあって、期待感が高くてちょっと不安で買ったもののなかなか読めなかった。…が、やっぱり素敵な物語で期待にしっかり応えてもらえました。
    前作よりも文章のプロローグや背景描写がハッキリしていて読みやすく、前作と同じように人と人とのつながりの温もり、頑張ることの大切さを教わり、幸せな読後感を味わうことができました。
    あー、おもしろかったーっっ!!

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    2011年08月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    “アンの後ろ姿を見つめる。
    彼女は、自分で気がついているのだろうか。チビで、細くて、ひょろひょろした手足ばかりが目立っていた一年前に比べて、自分がすこし大きくなっていることを。
    すこしだけ背が伸びて、胸や腰あたりにまるみができて、手足のバランスが良くなった。
    小柄だが、すらりとした立ち姿だ。髪の色も、わずかに薄くなった。廊下の窓から射しこむ光に照らされる髪は、艶も増している。
    たった一年で、少女が娘へと変化しようとしている。ただし中身は、外見ほど変化はしていないらしい。甘い言葉に応えられるようになるのは、まだまだ先かもしれない。
    アンの姿が廊下の向こうへ消えると、シャルはふっと笑った。
    生まれ

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    2011年08月20日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    “アンは驚いた。
    「そうか……。ほんとうに、そうよね……誰が?ていうか、どうやって……?」
    ――銀砂糖は最初に誰が作ったの?妖精が作ったって言われてるけど、妖精の誰が作ったの?どうやって!?
    見慣れた風景の前に突然、未知の扉が開いたようだった。
    銀砂糖は、最初の一握りの銀砂糖がなければ精製できない。けれど最初の一握りの銀砂糖も、銀砂糖がないとこの世に出現しない。銀砂糖は一体どうやってこの世に現れたのか。
    それはいいようもなく不可思議な事実だ。なにかの魔法か、奇跡か。人間が知らない、妖精の神秘の技法か。想像するだけで、心が躍った。
    「だから最初の銀砂糖には、得体が知れないものって意味もある。あな

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    2011年08月19日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    公爵家の跡取り息子で男前。
    当然社交界注目の的でオレ様な性格のシャーロック。
    かたや弱冠16歳ながら親友パメラと2人で仕立て屋を営むクリス。
    もちろん労働者階級。ただしとっても人見知り。
    この2人の恋愛模様。
    階級差別の厳しいヴィクトリア時代なもんで、
    いろいろある訳です。

    ただし、この1作目はお互いを意識するまでの導入部。
    シリーズ一貫してタイトルの最初に『恋のドレスと〜』とあるように、
    クリスのつくるドレスが重要なアイテムとなって事件が進行します。
    主人公の性格やら何やらで恋愛方面はなかなか進展しませんが、
    初対面のどちらかというとマイナスな印象から、
    少しづつお互いを知っていく過程がと

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    2017年10月14日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    新しい妖精さんが登場。
    シャルとアンいいなぁ、かわいいv
    これからどうなるのかが気になる。わくわくって言うより不安のほうが強いかな。
    妖精と人の歴史が動き出そうとしているように思える。

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    2011年08月02日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    ネタバレ

    シュガーアップルシリーズ第四巻。

    ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
    シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
    しかし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
    工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
    没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?

    前回の終わり方があんま

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    2011年07月21日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー22 恋のドレスと陽のあたる階段

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    コバルトの中で個人的に今一番好きなシリーズ。ヒロインの性格に嫌味もないし、シャーリーがかわいくてほのぼのする。

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    2011年05月17日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    前巻で銀砂糖師となったアン。
    シャルを取り戻すためにペイジ工房へ。

    今回は社会人の方が身に染みるかも。
    顧客が本当に求めるものとは。チームワークとは。

    素敵なお話でした。

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    2011年05月16日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー22 恋のドレスと陽のあたる階段

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    あんな場所で、こんなにも早く、リンダとリコが現れるとは思わなかった!

    そして、今更ながらクリスの聡明さと寛容さに感嘆。
    あのアルフにさえ、「あの娘は、おまえにしては上出来だ。階級を抜きにすれば」と言わしめた!

    だから、シャーリー。
    早く何とかして!!

    そして、次巻も早く出して(笑)。

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    2011年05月11日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    毎度思うのですが、砂糖菓子を作っているシーンを読むとうっとりします。今回も、アンの頑張り、そして出来上がった作品共にとても素敵でした。
    シャルも戻ってきてめでたしめでたし。といきたいところですが、不穏な影がちらちらと…。
    今後も目が離せないです。
    あとミスリルかわいい……!

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    2011年04月27日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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    ネタバレ

    毎度のことながら、手に汗握る展開でした。最後に行くにつれて嫌な予感がひしひしと……。アンにたいするシャルの思いに胸ときめかせていた後だったのでショックがでかいです。シャル…!
    キースやキャット、ジョナスと魅力あふれる職人たちが揃いつつあるので、今後どうなるのか楽しみです。
    だけど…シャル!

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    2011年04月27日
  • 楽園のとなり

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    ネタバレ

    「wonder wonderful」を読んで好きになり、前作3冊を購入しました。次も絶対読みたいと思っていて、いつ次回作が出るんだろうと心待ちにしてました!
    やっぱり思ったとおり、素敵な書き手さんです♪
    今回も楽しく読ませていただきました!
    早くも次回作に期待大!!!

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    2011年04月14日
  • 楽園のとなり

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    「wonder wonderful」で有名になったネット出身の作家さんの書き下ろし。商業作家さんとしての実力を堪能させて頂いた。
    それにしてもこの河上朔さん(イチさん)の書かれる主人公は苦労人ばかりで(うぷぷぷ)読んでいて楽しくて切なくなるのは同病相憐れむという奴でしょうか。
    ヨーロッパの中世を思わせるどことも知れない王国の王立騎士団の入団試験を受け損ね続けているヒロイン、カンナ。彼女がうっかり拾ってしまった行き倒れ少年、シンク。この二人をめぐる物語で、祈りの物語でもある。

    「神様、私のこと嫌いですか」と言いたくなる時はだれにでもあるもので。この本を読んだからといって自分の何かが解決するわけ

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    2011年04月03日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー11 恋のドレスと黄昏に見る夢

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    何か、いろいろぎっしりだった気がします。アディル、シャーロック、ケネス、クリス、ミセス.コルベール
    それぞれの思いが思惑が語られていたんじゃないかと思います。
    でも、最後の最後で思いが通じ合っている二人をみた、今は祝福したい気持ちでいっぱいです。

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    2011年03月02日