あきのレビュー一覧

  • 彼岸の石

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    重い、けれどハッピーエンド。
    嫉妬や罪悪感、憎しみといった醜い感情を、ストレートに描きながらも美しく見せてくれるのは、この方ならではです。


    人の願いを叶える力があったとしたら、それは正しく、人を幸せにするために使えるのか…というのがこの作品のテーマであり、主人公・露華の問い続けること。

    願いが叶うことは、ふつう幸せだと思うだろうけど、実はそうでもない。人の望みは尽きないし、すべての人の願いが一度に叶うわけでもない。

    物足りないと少し思うのは、抽象的・概念的な描写がほとんどだからでしょうか。だからこそ普遍性があり、おとぎ話のような味わいになっているのだけれど、読者としてはもう少し具体的な

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    2016年07月12日
  • 彼岸の石

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    やっぱり、あきさんはすごいなぁ。 まだ全ての作品を読んだことがあるわけではないけれど、それでも、今まで読んだあきさんの作品の中でも、特に好きかも!?

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    2016年06月17日
  • シンデレラ伯爵家の靴箱館7 乙女は新たな靴を履く

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    アラン様は最後までアラン様だった…! エデルがアランに愛されることで自信をつけてどんどん格好良くなったのでお似合いのカップルなのでしょう。おしあわせに! 私も幸せな豚になりたい!笑

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    2016年06月03日
  • シンデレラ伯爵家の靴箱館7 乙女は新たな靴を履く

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    ネタバレ

    シリーズ7巻で完結巻。
    前巻でレイとの話にも区切りが付き最終巻ではエデルとアラン2人がメインの話になっています。まさに最後に相応しい。最後とはいえ、やはり靴箱館ですので靴は登場しました。鉄の靴とラストのブライダルシューズでしょうか。鉄の靴はエデルがディセント家に相応しいかを見極めるために遣わされたステイシア城に眠っていた靴。この靴の秘められた魔力がコーディナル家のマリーとレオンに深く関わってくるというもの。魔術師の靴である鉄の靴を見つけ出し城で起きている事件の解決がエデルに与えられた最後の試練。そして一方のアランはディセント家の引き継ぎをするために父親アルヴァよりシンデレラ王妃の息子でありディ

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    2016年05月01日
  • 箱入り王女の災難 恋と絆と女王のエチュード

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    フレデリカとグレーテルが凛と格好良くて大満足…!
    しかし最終巻と知らずに読んでたのでラストのページで吃驚した。続きがないとなるとユリウスとフレデリカの絡みもっと掘り下げてほしかった。

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    2016年04月09日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    好きな場面。

    「ーー俺の羽を抱いているんだ。しっかりしろ、かかし。
    アンは使役者というよりは、お荷物だ。シャルの羽を抱き込んで離さないから、けして粗略に扱えない。側を離れられない。
    シャルにしてみれば、鍵をなくして開けることができない、生きた宝箱を連れ歩いているようなものだ。」

    「一生、笑われることはない。人間は、俺たちと違う。人間は、常に変わっていく……。おまえは、あと三年も経てば、驚くほど綺麗になってるはずだ。この髪のも、色の薄い、綺麗な金髪に変わる。そのころには、誰もおまえをかかし呼ばわりしないはずだ。砂糖菓子を作る腕前も、変わっているはずだ。ヒューが言ったことは真実だが、気にする必

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    2016年01月26日
  • シンデレラ伯爵家の靴箱館6 彼方の乙女は愛おしき 電子DX版

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    エデルとアランの共闘に胸熱…
    このシリーズ、エデルもアランも相当なお人好しなのに綺麗事の結末にはならないところが好きです。

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    2016年01月24日
  • 隠れ姫いろがたり -雪の下-

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    姫宮も宮様も実に素直な行動派ですよね…宮様最初の慎重さなんだったのというくらい積極的で素敵です。
    裏では陰謀渦巻いてるけど二人が前向きに素直でラブラブだから読んでて気持ちいい。キャラが好きなのでもっと読みたかったなー。

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    2016年01月15日
  • シンデレラ伯爵家の靴箱館2 荒野の乙女は夢をみる

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    両片思い、すれ違いラブは数多の少女小説で読んでそのたび「素直になりなよぉ」と思ってきたけれど、ここまでお互い自分の気持ちを素直に伝えてる両片思いははじめてだわ。清々しいわ。アラン様の生真面目天然っぷりが光ってたいそう面白かったです。しかも格好いい。

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    2015年11月28日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー19 恋のドレスと聖夜の求婚

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    ヴィクロテ19

    モアティエ公爵家編 下


    アルコール依存のコーネリアの母の
    こわれっぷりがイタい


    ママに連れられていったクリス!
    どーなんの?

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    2015年11月01日
  • 隠れ姫いろがたり -紅紅葉-

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    理登さま生真面目で頑なに何もないとか言いながら吹っ切れた途端手出すの早すぎて笑った。
    これからいろいろありそうで続きも楽しみ。

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    2015年09月23日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と金の繭

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    ネタバレ

    最初の銀砂糖の木を捜しあてたアン。それを狙っていたラファルによって、彼女は刺されてしまう。ラファルの意志に反したエリルはアンを助けることに。だが、その反面で彼女は銀砂糖師として重要なものを失ってしまい…

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    2015年09月07日
  • アルオスメンテ: 5

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    この巻はほぼ丸ごと過去話。先代皇帝(アルシャンの父)と先代神託士であるキアン(レグナの父)のやり取りが面白い。キアンの絶望的な子育てを見守る先代皇帝には、先見の明があったのである。そして、先代皇帝の死に関する真相は、運命のいたずらと呼ぶしかない。知らないのはアルシャンとレグナだけ、なのかな?

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    2015年07月29日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相

    続きがわからない。。

    ただただ、シャルがかっこいい!
    シャルが素敵すぎる!
    はやく、続くが読みたい!


    ただ。。。続巻が分からず迷子に
    なりました。

    作品は面白いのに、続きが分かりづらいのは、問題です。
    実際、2巻飛ばしました!

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    2015年07月08日
  • アルオスメンテ: 3

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    ダンテ(黒騎士団長)・ランテ(白騎士団長)兄弟の生い立ちが明らかに。二人とも萌え。ていうか、二人セットで萌え。自分は双子属性が強かったことを思い出した。(源氏の清盛兄弟とか、東京BABYLONの皇昴流・北都とか)

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    2015年04月06日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師たちの未来図

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻のその後の話を描いた外伝集。
    4つの短編と1つの掌編で構成されています。短編はアン・シャル・キース・キャットとヒューがそれぞれメインの話、掌編はミスリルが主人公でした。個人的には大満足です。もっとその後が読みたいキャラがたくさん居ましたがそれでもアンとシャルの結婚式が見られたから、もうそれで満足です。もうこの先このシリーズの新刊が出ることはないのだろうけれど、三川さんとあきさんの新シリーズもまた発売するみたいなので楽しみに待っていようと思います。
    素敵な作品に出会えたことを感謝して・・・。

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    2015年02月12日
  • アルオスメンテ: 5

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    ネタバレ

    皇帝のキアンに対する辛抱強い情の厚さが良い。キアンのレグナへの態度が呆れもするものから徐々に微笑ましく変わっていく様子が良かった。
    明らかになった死の真相にぞっとする一方、レグナを従来の神託士の姿に戻すためにこれが利用されたのかと思うと、やりきれない気持ちになる。

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    2015年02月12日
  • アルオスメンテ: 5

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    ネタバレ

    この巻の話の中心として語られるキアン様の様子は、
    「現在」周りから言われるものとは異なるものだった。

    先王のおかげでレグナと少しずつ近付き、
    不器用ながらほのぼのと過ごしていく様子が微笑ましい。
    そして、だからこそ余計に、その死の真相が切ない。
    大きな秘密を産んだその死は、今後波乱を産む元となるのだろうか……。

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    2015年02月01日
  • シンデレラ伯爵家の靴箱館3 仮面の乙女は真を歌う

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    シリーズ1作目は「赤い靴」、2作目は「オズの魔法使い」
    3作目の今回は、何がモチーフになっているのか?靴が出て来る童話は、まだあったか?と思ったら、まさかの「人魚姫」
    “靴”でなく、“脚”ですね。

    そして、お互いに恋愛初心者の天然ちゃんのエデルとアランの仲が進展。相変わらずアランはピントがずれてるけど。

    恋愛の進展と同時に、物語の核心部分の「魔術師の靴」の蒐集、セスに代わる魔術師の登場も。だんだんとストーリーは重くなってます。

    エデルが安心してアランと歩んでいける時が来るのかな。

    次巻はどんな展開になるのか期待。

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    2015年01月17日
  • 浪漫邸へようこそ~初夏の嵐~

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    穏やかでまったりと進む雰囲気が好き。まったりだけど割としっかり進展はしてるので、苛々するほどのんびりペースでないのもいい。

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    2014年12月26日