篠原千絵のレビュー一覧
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現代の感覚からいうと人の皮をはぐなんてぞっとする話だけれど
調べると昔はどこでも結構残虐なんだよな。
さて、ティトのお姉さんたち。いかにもうさん臭い相手なのに
その人の言葉を信じる?
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姫と奴隷
ギュルバハルの陰謀により捕らわれたヒュッレムはボスフォラスの海に投げ入れられたがイブラヒムに助けられたことにより命拾いをした。
身体を温める中でお互いに対する想いがあふれ出た二人は皇帝スレイマンに仕える身でありながら一線を越えてしまう。
それぞれ相手に生きていてほしいという想いから一夜のみの思い出としてしまっておくつもりだったイブラヒムだが、アルヴィーゼのハディージェに対する真剣な想いを知った彼は名を上げ地位を上げれば皇帝の側室を下賜されるのではないかという希望と欲を見出すのだった。
そしてヨーロッパとアジアの狭間にあるオスマン帝国の皇帝であるスレイマンは次に狙いを定めたのはアナトリア半 -
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一線
遠征から帰ってきたスレイマンは相変わらずヒュッレムをお召しになっていた。
ご褒美もたくさんもらっていたが部屋にかさまうことができなくなるくらいの量だった。
ヒュッレムといる事が多くなったハディージェは側室として高待遇を受ける彼女がイブラヒムに対して度を超えた想いを抱いているのが無防備で危なっかしく見えて不安だった。
そしてその不安が的中するかのようにヒュッレムのイブラヒムに対する視線の意味をギュルバハルも察するのだった。
ハディージェはアルヴィーゼとの密会でヒュッレムに対する不安を漏らすが、アルヴィーゼはスレイマンに仕える事だけを考えてきたイブラヒムが皇帝の好みを考えて妾を選んだかのよ -
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ドキドキ
皇帝スレイマンがベオグラードに遠征してから一か月、帝都のハレムにいる女たちは相変わらずの日々を送っていた。
スレイマンがいないからといって妾や側室同士の確執は消える事なく続いているため気が抜けない。
ある日女官たちに連れられ大風呂のハマムに行ったヒュッレムはそこで見知らぬ美女に話しかけられる。
その人に先日こっそりイブラヒムの屋敷に行った事を知られていたヒュッレムだったがその女性から話によってはその事を内緒にしていてもいいと持ちかけられる。
その時は他の妾たちが来たことで話が中断するが後日彼女から言われたことは今度イブラヒムの屋敷に行く時は自分も連れて行ってほしいとの事だった。
そこ -
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名作
16世紀の初頭、ルテニアという村の司教の娘であるアレクサンドラ(サーシャ)は収穫期ということもあって村人総出で麦の収穫にあたっていた。
山に囲まれた村で生まれ結婚し子供を産み歳老いていくという母や祖母と同じような人生になるんだろうと思っていた。
しかしタタール人の襲撃によって攫われたサーシャはその後奴隷商人によって知らない都市に連れてこられた。
そこで自分たちが南の大国に下働きから妾までさまざまな用途で取り引きされる事を知る。
教えてくれたのはエリザヴェータという勝ち気な美少女で彼女は積極的に自分を売り込み高値で買われた。
サーシャはそれが嫌になり逃げようとするが商人達に捕まってしま