あらすじ
ナキア皇妃によって地下道にとらわれていた夕梨は、なんとか追手から逃げきり地上へ脱出することに成功。しかし、そこにタロスという老人が現れる。彼はなんとティトの父親だった。夕梨のせいでティトを殺されたと信じている彼は、夕梨を助けるどころか逆に追手と戦うことを強要する。しかたなく戦うことを決意した夕梨は、数ある中からみずぼらしい1本の剣をとる。実はその剣は、ティトの一族に伝わる宝剣だった。迷わずその剣を選んだ夕梨の中に、彼は戦いの神・イシュタルの姿を見る。そこへ、ティトを殺した張本人・ズワが現れる。宝剣を手にした夕梨は、ティトの仇を討つべくズワにむかっていくのだが…!?
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Posted by ブクログ
病院の待合室でたまたま手に取ったら面白くて、3巻の途中までで終了。
いろいろあった結果、ユーリはヒッタイトの人々から《戦いの女神(イシュタル)》と崇められる。
もう!全巻セットおとな買いしてしまった。
ユーリ・イシュタル
古代ヒッタイト帝国にタイムスリップした女子中学生の愛と成長の物語第三巻。
身を挺してユーリを守り殺されたティト。
そんな彼の仇を討つためにユーリは残ることに決めた。
残された彼の家族に事情を説明するためにティトの故郷のアリンナを訪れたユーリ。
ただ一足先に皇妃ナキアの手のものが訪れ、ユーリがティトを殺したと嘘を吹き込む。
そんな状態の中でアリンナを訪れたユーリをティトの姉たちが冷たく迎え入れる。
彼女たちの策略とナキアのたくらみによって危機に陥り再びズワに襲われるユーリ。
しかしユーリはもう逃げずに戦うと決めた。
そんな彼女にタロスという男性が剣を選ばせる。
派手な宝剣は自分に似合わない、という理由で錆びた剣を手に取り、ズワと戦うユーリ。
彼女の剣はズワの剣を砕き、最終的に足場を崩しついには倒すことができた。
実はユーリが選んだ剣は、鉄製だった。
この時代は青銅器が一般的でアリンナはひそかに製鉄の技術を持っていたが一発で鉄剣を選びズワを破ったユーリを見て彼女に従うことを決める。
それはつまり、青銅器全盛の時代にアリンナは秘蔵の製鉄技術をユーリに授けるということだった。
少しづつ戦うことを覚えたユーリ。
たくましくなっていくさまがかっこいい。
ザナンザ
怪しい術で操られたザナンザ皇子にさらわれた!どこまでも悪い女王様。めっちゃ怪しい術を使ってきます!剣術をマスターして闘うヒロインになったユーリ!
天は3
騙されたとはいえ、ティトの家族が、ユーリを怨むのも仕方ないって思いました。でも、一番許せないズワに、ユーリが仇を打ってくれて、ちょっとスカッとしました。
着飾ったユーリが見られる!
着飾ったユーリが見られる貴重巻!
先生はアクセサリーの細かい所までキチンと描かれるので、見惚れます。
そして、皇子に甘えるわけじゃなく、役に立ちたいと願い、自らを鍛え出すユーリの姿が素晴らしいです!
3巻。
合間なく次々に仕掛けてくるナキア皇妃。その度ユーリは仮死状態になったり誘拐されたり、大変。けれど守られるだけを良しとせずに戦う方法を学んだり努力する姿勢もあり、運も大きく味方してピンチを切り抜けて行くごとに"イシュタル(戦いの女神)"としての名声を上げていく彼女にワクワクします(普段は飾りっ気なく少年の様なのに、宴席で着飾ったら美女ってのもお約束で良いですね~^^♪)。
Posted by ブクログ
現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの??
夕梨はトントン拍子で強くなるな
ザナンザが登場して
やっと女性向けらしくなってきた
夕梨が何で会話できるのかとかはあまり説明は無いのな
強くなる理由も似たような事、なんだろうな
Posted by ブクログ
「カシュガのズワと自分で戦え」とハッティ族の長のタロスがユーリに剣を選ばせた。
数ある煌びやかな剣の中からユーリが選んだのは、一番みすぼらしい剣だった。だが、これこそが、「オリエントの覇権を決める剣」。その剣で冷酷非道なズワを倒し、ユーリは戦いの女神になった。
「ユーリさま、その剣が何かご存知ですか?」
「え、鉄剣と思ったんだけど」
「これを鉄剣と見極めるとは、さすがと申し上げるしかないですな」
「鉄は天から落ちてくる石からごく稀にしか取れない金属だ。だからどの国もどんなに黄金を積んでも手に入れたがってる。めったにみられるものではないのによくお前が知ってたな」
えーっ、そうだったの!?水の中から35世紀も後の未来人を連れてくる能力はあるのに鉄はそんなに貴重だったの?!
今では普通に製鉄所でガンガン鉄製品を生み出してるけど、技術の進歩と共に人間の歴史があるんだね。
イケメン王子が次々登場するよ。カイル王子とザナンザ皇子は双子みたいだね。わたしは、イル・バーニ派かな。皇子ではないけど。なんかクールで、頭良くて、諸葛孔明みたい (°▽°)。
あ、これが1,000件目のレビューです。
ユーリの運命が・・・
ユーリってすごい運動神経。
そしてなんだろうこれは運命なんだろうか。
どんどんカイルにとって大事な存在になっていっちゃう。
なんとか貞操の危機も乗り越えたから
よかったよかった。
Posted by ブクログ
執拗に夕梨を狙っていたズワが死んだ。夕梨はようやくティトの敵を射つことができた。ティトの部族であるハッティ族は昔から製鉄法を秘技として伝えてきた一族であったが、後継者であるティトが死んだ今、伝承者が不在となっていた。
族長であるタロスは夕梨に製鉄法を献上し、これによりヒッタイトはオリエント一の武力を持つことになる。
夕梨とカイルの距離は縮まったかに見えたが、カイルの抱く夢を知り、知れば知るほど"違う世界に生きる人" なのだと遠く感じるのだった。
まあ、そうじゃないと少女マンガとしてなりたたないとはいえ、都合よくいろんなことがおこって、ヒロインは純潔なままですね。
天は赤い河のほとり
前巻はキス地獄(天国💗)で今巻はその弟皇子にB💘まで奪われて‼
本命じゃない人からあんなにキスマーク付けられてかわいそう。
でも、ティトの仇を討てて良かったね。