感情タグBEST3
全巻の中で1・2を争うくらい、読むのがキツイ巻です。ユーリもカイル皇子も動きが取れない状態で、状況を打開する為侍女のウルスラがとった行動は自身を犠牲にする様な方法で…てな展開。ユーリとカイル皇子はやっと再会する事が出来ましたが、気分は落ち込みますね。。けれど、この一連の事件で私の中でのイル・バーニの...続きを読む株が上がりました。目的の為にはいくらでも狡猾に非情になれ、自身が泥を被り汚泥を呑む事も厭わない。彼がいなければカイル皇子の陣営はやっていけないと思います。
Posted by ブクログ 2012年06月12日
100〜118ページのウルスラが処刑されるシーンのために、この巻だけは自宅保管。
『いつか来る日の夢を見るわ。一緒にいられなくとも、同じ想いと同じ望みがあるから、同じ夢を見られる。』
信じるもののために命を落とす事が、美しいかのように描かれてるけど、悲しい。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの??
Posted by ブクログ 2009年10月07日
東洋史専攻の友人にかりたので手元にない。集めてもう一回一気読みしたい。上手いよなー。主人公がフッ飛ばされるとこが、ヒッタイトなのがいい。もといた時代は、わりとあっさり彼女の中で消化されます。