あらすじ
ヒッタイト帝国の正式な皇太子にカイルが選ばれ、継承問題は解決したかにみえた。だが、ナキア皇太后は新たな陰謀を企てていた。ある日、元老院の議長の娘・ギュゼル姫が1人の子供を連れてやってくる。なんとそれはカイルの子だというのだ。本当だとすれば、息子・ジュダを帝位につけるというナキア皇太后の望みは遠くなるはず。陰謀の目的がつかめず不安な夕梨だが、そんな時、皇太后が密かに外国から毒薬を手に入れたことを知る。カイルが子供の問題で手間取っている間に皇太后は皇帝を暗殺し、罪をすべてカイルに着せようとしているのだ。なんとかして計画を阻止しようと、夕梨は単身、王宮へ急ぐのだが…!?
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天は10
皇太后の黒い水、本当に恐ろしいですね~。まさか、息子のジュダまで操るなんて。。。でも、ジュダ自身は、皇太后の実の息子とは思えないほどいい子ですね~!
Posted by ブクログ
ナキア皇太后ってホントにしたたかで野心家で恐ろしい人だと思っていたけれど
いろいろ訳ありっぽそうだ。
国家の存続が絡む家柄に生まれると特にね。
10巻。
カイル皇子の隠し子騒動(でっちあげ)がら始まり、新しく立った新皇帝が弑逆されその場にいたユーリが疑われ、そして逃げる様に避難しして…と、ユーリはいつもの彼女らしく動く事が出来ず常に辛い状況。カイル皇子も状況打破を試みますが、ナキア皇太后を追い詰めるのにはあと一歩及びません。なかなか読むのが辛い巻です。けれど、最後まで読んで感動するには飛ばして読む事はお勧め出来ないので、頑張って読み進めるしかありませんね^^;。
Posted by ブクログ
現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの??