あらすじ
キッズワトナの街はミタンニ軍の急襲によって火の海と化した。夕梨はザナンザを残し、カイルの待つヒッタイト軍を呼びに夜通し馬を走らせる。知らせを聞いたカイルは、ザナンザを助けるため兵を率いて一路キッズワトナへ。間一髪でザナンザを助けることができたカイルだが、ミタンニ随一の名将・血の黒太子と直接対決することになった。兵力で劣るヒッタイト軍だが、カイルとザナンザの巧みな作戦もあって勝負は互角。夕梨も自ら剣をとり、戦いに参加する。しかしキッズワトナ軍がミタンミ側に寝返ったことで、状況は一気に不利に。だがカイルが退却命令を出そうとした時、キッズワトナ市民が暴動を起こして…!?
...続きを読む感情タグBEST3
カイルの気持ちが分かる
ユーリに対して思うことは・・・あるよね、そりゃ。
なんかあとついてるし。
カイルも我慢というか大人だね。
結局ユーリとカイルは離れられなくなったね。
でもなんかますます大変な感じになってきた。。。
三角関係からのすれ違い
古代ヒッタイト帝国にタイムスリップした女の子の愛と成長の物語第四巻。
アリンナで宿敵ズワを倒したユーリ。
息子の仇を打ってくれたこと、数多くの剣の中から鉄剣を選び抜ける審美眼があることから、ティトの父親タロスはヒッタイト帝国に製鉄技術を提供することを決めた。
そしてそれを持ち帰ったことによって、カイルの父親であるヒッタイト皇帝からも好評を得るが隣にいる皇妃ナキアはイライラが止まらない。
そんなヒッタイトにカネシュ知事を務める第四皇子ザナンザ・ハットゥシリ。
カイルの異母弟である彼は母親が侍女であるため皇位にはつけないがカイルの理想を理解し、周囲からも信頼されている。
そんなザナンザは噂にきく兄の側室に会うのを楽しみにしていたが、ユーリを見て少年と間違える。
しかしザナンザを剣の指南役につけユーリがめきめきと成長してくなかで彼は次第にユーリが気になるようになる。
それをナキアに気づかれ黒い水によって操られ、ユーリをものにしようとするザナンザ。
体から水は出て操られなくなったが、カイルとユーリの仲は確実にギクシャクしてしまう。
そんななかミタンニとキッズワトナの中で戦争が起きてしまう。
ユーリはどんどんたくましく順応していくが、今度はユーリをめぐって男たちの戦いが起きるのでいろいろせわしない。
天は4
いつの間にか、惹かれ合っていた、カイル皇子とユーリ♪操られていたとはいえ、ザナンザ皇子とユーリにジェラりまくりのカイル皇子とか♪ハラハラドキドキわくわくキュンキュン♪よかったです♪
馬描くの上手い
ジョークではなく、馬を描くのが本当に上手い方だと思います。画力の高さに驚きました。
恋愛模様だけでなく、国同士の闘いをどんな工夫で勝利へと導くのかも、とても気になる良い作品だと思います!
4巻。
波乱万丈な生活の吊り橋効果もあってか、どんどんカイル皇子に惹かれてゆくユーリ。現世で付き合いたてだった彼氏・氷室君は忘れ去られてゆきますが、まぁ素敵過ぎる大人に平和に生きる普通の中学生が勝てる訳もないですね^^。
とても良い作品です
実はこの作品が連載されてた当時に読んでたので内容は大まかには覚えていましたが、無料で3巻を読んだらもう止まらなくて、全巻購入してしまいました(笑)やはり良い作品は何年たっても変わらず読者を引き込む力があると思います。
Posted by ブクログ
現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの??
血の黒太子もまた何か裏がありそう。
ユーリの命はいつも狙われている。日本に返そうとしてくれているカイルに守られていても、本人の行動は、おとなしくその時を待つのではなく、戦況に身を投じていく。
ユーリは自分の気持ちに手一杯で、最初に、自分の国に好きなひとがいる、帰りたいって主張していたこと頭から抜けていますね。