篠原千絵のレビュー一覧
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ネタバレ※全11巻の感想をまとめてこちらに。
既読の『天は赤い河のほとり』以外の篠原さんの作品が気になったので、その前作である『蒼の封印』を読んでみましたv
最初は鬼が人間を食べるという側面だけを見て、鬼門を一方的な悪者としか思えなかったんですが…「なぜ人間側からだけ ものを見ようとする!?」(10巻73頁)という高雄の台詞で、考え方が変わりました。最終的には、地球環境破壊阻止のために人間を捕食する…とゆー話にまでなってますが、鬼門の見地から言えば、それも一理アリかなと。( ̄~ ̄;)ξ
蒼子も彬を愛するがゆえに、当初こそ鬼門を滅ぼすことに心血を注いできたけれど、目の前で命が失われていく様は、たとえ相 -
Posted by ブクログ
篠原千絵の漫画は昔一回だけ読んだことあるだけで今回がほとんど初めてみたいなもの。
トルコに関しては全く知識がないから後宮とかハレムとか興味深いところばかり。
主人公がただの真面目ちゃんでいい子ちゃんじゃなくてよかった。機転もきく頭のいい子だわ。
足ひっかけることもあるのね(笑)
最初ヒュッレムがイブラヒムの所に引き取られて行儀作法等身に付けさせられたときはなんだか「光源氏計画」を思い出してしまった。
やっぱり生きる上で大事なのは「学び」なのかとしみじみ。
ヌール・ジャハーンがいかにも悪役って感じで出てきてこの子が主人公の悪役になるのかなって思ったからのまさかのどんでん返し。先が気になる -
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ネタバレオスマン帝国スレイマン1世の妃ヒュッレム。
奴隷として売られそうだったヒュッレムを小姓イブラヒムが
買い受け、教育してスルタンのハレムに差し出すが、
陰謀渦巻く後宮でヒュッレムは…
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闇のパープルアイからこの作者、お話にハズレがないなーと
思っていたら、天は河の…以降、私の中では低迷期
(あくまで、私の中で!です(笑)
でも、このお話は期待大でした。
まだまだ序盤って感じで、手放しで「面白い!」と言う感じでは
ないけれど、2巻、3巻と読み続けたい、と今の段階では思える作品。
平凡な主人公ヒュッレムが才覚を発揮して、のし上がっていくのも楽しみだし、スルタンとヒュッレムの関係も、イブラ