あらすじ
16世紀初頭・北の寒村からさらわれ、奴隷となった少女アレクサンドラ。彼女を買った商人・マテウスの正体はオスマン帝国皇帝の側近・イブラヒムだった。そして、イブラヒムによって皇帝・スレイマンに献上された彼女は、「ヒュッレム」という名を与えられ、妾として後宮で暮らし始める。 けれど、そこは女たちの計り知れない嫉妬や策謀の渦巻く場所。ただただ戸惑うばかりのヒュッレムは命を狙われ、また友人・ヴェータも殺されてしまう。 後宮での生き方を掴みあぐねるヒュッレムだけれど・・・・・・?
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女の戦い
懐妊したヌール・ジャハーンが第一夫人のギュルバハルの怒りに触れ海に沈められた。
しかしハレムはそんな事がなかったかのようにいつも通りに皆過ごしていた。
それを疑問に思ったヒュッレムは後宮監督官にその事を問うがその名を口にする事を禁じられてしまう。
その後皇帝がギュルバハルと過ごす時も変わった事がないか聞いて来たがギュルバハルはハレムはいつも通りだと答える。
そんな中ヌール・ジャハーンの穴を埋めるかのようにヒュッレムは妾から側室に昇格する。
母后も彼女が消えた事などまったく気にしていないようだった。
さらに広い部屋を与えられたヒュッレムだったが用意されたコーヒーに毒が盛られていた。
毒見によって事なきを得たが見ざる言わざる聞かざるの姿勢を取るポーズをする代わりにシャフィークの同僚の宦官を賄賂で買収して毒を盛った犯人を突き止めることにした。
策略によって人が消えてもそれを気にしない事が自分を守る一番の手だと分かっていても知るという事を優先するヒュッレムが今後どうなっていくのか楽しみ。
機転
ヒロインの賢さが段々と現れてくると、更にドキドキハラハラと面白くなってきました!
吟詠のくだり、機転を利かせるの最高でした。
知識をどんどん増やすヒロインがどうなっていくのか楽しみ。
面白いけど、切ない
図らずも後宮の陰謀に巻き込まれていくヒロインです。徐々に成長していく様子が面白いですが、好きな男性に手が届かないのが切ないです。
夢の雫2
主人公が心を寄せている、イブラヒム様も、もちろん魅力的なんだけど♪スルタンのスレイマン様も、めちゃめちゃカッコいいです♪文武両道で、本当に賢いイケメン様で、やることなすことスマートで♪ハラハラドキドキわくわくキュンキュン~♪
Posted by ブクログ
待望の2巻!
トルコ版大奥だと思って読んでるんですが、2巻も面白かったです!
天河のユーリと同じく、ヒュッレムも聡明な女性として描かれていて
読んでいてスカっとします。
早く続きが読みたいです。
Posted by ブクログ
やっぱり、安定して面白いです。
ハレムでは、ヒュッレムとギュルバハルの戦いは、どちらも馬鹿じゃないから、かけひきが気持ちいいです。知識を得、スレイマンの寵愛も増していきますが、イブラヒムとスレイマンの間でどう動くのか楽しみ。
イブラヒムもだんだん、ヒュッレムへの気持ちが強くなってきてる感じで、イブラヒムの気持ちを聞かされたヒュッレムが、スレイマンの横で漏らした寝言が気になりますね。
まだ序盤だけど、スレイマンは遠征に出かけたので、次巻は後宮話が多くなるのかな。
Posted by ブクログ
期待どおり面白くなってきました。
主人公が動く動く。
知識を得ることで、これから成長していく姿も注目です。
スルタンがかなり好きなんですが、2人の間で主人公の気持ちがどう動いていくかワクワクします。
切ない感じになる気配もあり。
舞台は海外版の大奥みたいですね。でもヒロインの相手が陛下のスレイマンだけでなくアブラフムもいるのがより物語をドロドロにしてます。
先が読めない展開
大奥の世界とハレムの世界って似てますね。
ドロドロの展開になる予感ですが
奴隷から側室ってなかなか凄い。
Posted by ブクログ
ヒュッレムが陰謀渦巻くハレムで、したたかに強く生きてく姿に胸がスカッとする場面も。イブラヒムとの恋はどうなっていくのか?世界史を専攻してたはずなのに、この時代の歴史をさっぱり覚えていないという(笑)ラストで皇帝陛下が戦争に行ってしまったので、次巻ではハレムで女たちの戦いが熱く繰り広げられるのかしら?
Posted by ブクログ
主人公が黒くなってしまった~!と思いきやなかなかの漢!
篠原さんの作品って相変わらず続きが気になる。
「主人公がうまいことやって周りのひとをあっと言わせる(歌とか踊り@天は赤い河)シーン」ってお約束なんだけど、やっぱり読むと興奮します!
Posted by ブクログ
火花散る女の戦いが繰り広げられる様は、まさにオスマン帝国版大奥。『天は赤い河のほとり』に比べると政治的な要素が少く、今のところ恋愛色がかなり強いので、女のドロドロした争いとか三角関係とか興味ないよ!という方には向きません。
Posted by ブクログ
後宮のどろどろの中で、しなやかに生きる術を身につけていくヒュッレム。
知識を蓄え、寵愛を受け、後宮で花開こうとしていく。
魔法とかがない分、毒を盛ったり、水におぼれさせたり、陰口やら噂話やら、人間そのものの嫉妬やら悪意やらが生々しいなぁ(笑)
とりあえず、名前とか地名をなかなか覚えられない。
あと、男性二人がいまいちインパクトに欠ける…。
想い人はもっとかっこよくてもいいと思う。
壮大な話になりそうなので、打ち切ることなく最後まで書き切ってほしいですね。
Posted by ブクログ
「天は赤い河のほとり」を
彷彿とさせる
雄大な歴史ロマン。
16世紀初頭の
オスマン帝国第10代皇帝
スレイマン1世と
そこに仕えた少女の実話。
十八番的な作品で、
安心して夢が見られる。
イスタンブルの、
衣装や装飾も楽しみの一つ。
Posted by ブクログ
やっと話がすすんできました。
主人公の知識レベルがあがると読み手もわくわくするんですよね。
読み手はスルタンの考えを想像できるけど、
あくまで
主人公はハレムの側室
その視点のちがいがまた良い味をだしています。
3巻はスルタンがいない間の物語になるのかしら・・・・。
あぁ楽しみ。
変人
後宮の中でただ一人図書館への出入り許可を求めるヒュッレム。
こういうかった部分がスレイマンの目に留まるw
第一皇子はいても皇太子ではないのでチャンスはまだある。
Posted by ブクログ
天は赤い河のほとりと同じようなオリエンタルの話…と期待しすぎたかな~引きこまれて読み進めたい感があまりなく残念…
でも次巻も出たら読んでしまうだろうな。イブラヒムとヒュッレムの恋物語になっていくのかな…??それとも時代背景と女の嫉妬合戦なのか。
もう少し話の流れをみていきたいです。
Posted by ブクログ
権謀術数渦巻くハレムをしたたかに生き抜いていくヒュッレム。
夫人との対決はかっこよかった。
賢い女性には憧れる。
戦争のところは国名が覚えられず、ごちゃごちゃしててよくわからないから読み飛ばしちゃってる・・・。