あらすじ
命を賭した闘いが、今始まる――
オスマン帝国皇帝・スレイマンの後継をめぐりますます激化していく
大宰相・イブラヒムと寵妃・ヒュッレムの対立。
そんな折、ペルシア遠征から皇帝・スレイマンとイブラヒムが
2年ぶりに帰朝することに。
それはついに、ヒュッレムとイブラヒムの命を賭した闘いが始まることを
意味していた・・・・・・。
後宮(ハレム)での権勢を我が物としたヒュッレムと、彼女がかつて愛した
ひとりの男・イブラヒム。
ふたりの運命が結末に向かい、大きく動く――!!!
篠原千絵の描く、ロマン・サーガ、ついに次巻が最終巻・・・・・・!!
感情タグBEST3
ありがとう!
この巻は最高です。
エキサイティングで深くて大人で。
耐える姿を見せず、
前向きにしか生きていなさそうなスレイマンがやたら格好いい。
Posted by ブクログ
次巻が楽しみ。
スレイマンの言葉。"血統などどうでも良い"という言葉に同感だった。
私がもしスレイマンの立場でも同じことを言うだろう。
帝位は能力のあるものが継ぐべきであると私も思うからだ。
無能な人間が帝位を継いだら最後、国は滅びる。
国を愛し、民を愛せる、そして自分を愛せる人間が得るべきものが玉座だろう。