あらすじ
オスマン帝国の若き皇帝・スレイマン。その側室と忠臣でありながら互いへの想いを断ち切れずにいるヒュッレムとイブラヒム。二人はヒュッレムが命を狙われたことをきっかけに一夜を共にし、ついに結ばれる。そんな中、さらなる勢力拡大のため、イブラヒムを伴い、ロードス島に向け遠征を開始したスレイマン。一人、後宮に残されたヒュッレムの身には予期せぬ事態が待ち受けていた―――!?ますます目が離せない!篠原千絵、渾身のロマンサーガ!!
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興味が増す!
中世にタイムスリップした気分になれる。何もかも見通しているスレイマンの側で知らん顔をして生きていくのはストレスだろうな〜と考えてしまうが実際そうやってあの時代を生き抜いた人たちがいたのだと思うと感慨深い。
戦場
皇帝スレイマンにイブラヒムは戦場で戦い
ヒュッレムは後宮でぬくぬく…ではなく、ここでも命を狙われる生活
戦場は後宮の中にもある、男性陣との対比が描かれています
新刊が毎回楽しみ
篠原千絵先生のはほとんど全作品持ってますが。この世界観もまた面白いです。
男性も女性もセクシーでどのキャラクターもいい味出してる。この作品はこれまでのように恋愛でのハッピーエンドが最後に来るのか、それとも恋愛よりも子どもへの愛にウェイトを置いて締めくくるのか個人的に気になります。続き早く読みたい作品です
Posted by ブクログ
夢之雫、黃金鳥籠05
作者:篠原千絵
譯者:翁蛉玲
出版社:東立
出版日:2015/2/25
ISBN:9789863656869
語言:中文繁體
適讀年齡:全齡適讀
定價:100 元
匿名
やっぱりか
一夜の過ちが波紋を呼ぶメロドラマ展開に、ちょっと萎えてきたかも。
史実ベースということで、思わずオスマン帝国の歴史を調べてしまった。ネタバレ無しで読めば良かった......
ヒュッレムの懐妊、めでたいことなんですけどこれでイブラヒムとは結ばれなくなってしまったも同然、しかもまた暗殺されそうになりでますます苦悩することになります
姫と奴隷
ギュルバハルの陰謀により捕らわれたヒュッレムはボスフォラスの海に投げ入れられたがイブラヒムに助けられたことにより命拾いをした。
身体を温める中でお互いに対する想いがあふれ出た二人は皇帝スレイマンに仕える身でありながら一線を越えてしまう。
それぞれ相手に生きていてほしいという想いから一夜のみの思い出としてしまっておくつもりだったイブラヒムだが、アルヴィーゼのハディージェに対する真剣な想いを知った彼は名を上げ地位を上げれば皇帝の側室を下賜されるのではないかという希望と欲を見出すのだった。
そしてヨーロッパとアジアの狭間にあるオスマン帝国の皇帝であるスレイマンは次に狙いを定めたのはアナトリア半島に隣接した良港として名高いロードス島だった。
進軍の前にヒュッレムの元にスレイマンが訪れ夜を過ごすが、イブラヒムとの一夜を経たことによって心ここにあらずで前と変わっている事を彼に見抜かれてしまう。
側にイブラヒムが控えている中でのスレイマンとの夜に耐えられず涙するヒュッレムだった。
イブラヒムに抱かれた事で反応が変わったヒュッレム。
心と身体がついていかない展開に彼女がかわいそうになってくる。
Posted by ブクログ
オスマン帝国の若き皇帝・スレイマン。その側室と忠臣でありながら互いへの想いを断ち切れずにいるヒュッレムとイブラヒム。二人はヒュッレムが命を狙われたことをきっかけに一夜を共にし、ついに結ばれる。そんな中、さらなる勢力拡大のため、イブラヒムを伴い、ロードス島に向け遠征を開始したスレイマン。一人、後宮に残されたヒュッレムの身には予期せぬ事態が待ち受けていた―――!?ますます目が離せない!篠原千絵、渾身のロマンサーガ!!
Posted by ブクログ
昔のトルコを舞台にしたお話。というと、天は赤い河のほとりと似た設定になりますが、こちらは、皇帝との恋ではなく、皇帝と側近2人の間で揺れる設定。今のところ、身は皇帝に捧げているものの、心で側近の方を想っていますが、個人的には最終的に皇帝の方を選んでくれたらいいなーと思っている。
奴隷出身でありつつ、ちゃんとハレムの魑魅魍魎の中でたくましく闘っていく主人公の性格はけっこう好き。
Posted by ブクログ
ヒュッレム懐妊。イブラヒムとのSEXと同時期にスレイマンともSEXしたので、どっちの子か分からない状態ですけど、スレイマンとしてなかったら、一発で不義の子ってなったから、これはこれでよかったかなぁ。産まれてくる子がヒュッレム似だったらいいけど、イブラヒムの黒髪の子が出てきたら、怖いことになりそう。
あと、寵姫のヒュッレムが懐妊したことで、後宮の力のバランスにも変化が出てきました。なりふりかまわないギュルバハルがかなり怖いですけど、殺された宦官をギュルバハルの部屋に移動させたヒュッレムも結構怖い。
母后のハフサ様もかなりかっこいいです。元王女様でスレイマンの子はかわいいけど、妾はみんな格下とばかりでギュルバハルへの態度はスカッとしました。まあ、ヒュッレムの味方になってくれるかどうかは分からないですけどね。
手柄を立ててスレイマンからヒュッレムを下賜してもらおうと思っているイブラヒムとか、イブラヒムに下賜してもらえる日を心待ちにしているヒュッレムですけど、ちょっと甘いんじゃないかなぁって思います。スレイマンが飽きている妾だったら気軽にもらえそうですけど、現在唯一の寵姫だから、無理じゃないかなと。
まあ、難関は産まれてきた子がどっちの子かってところですけど、流産しちゃう可能性もあるなぁって思いました。
Posted by ブクログ
前巻の衝撃的展開から、当然次の段階に突入。後宮の女の戦いも、いっそう激化、直接的になってきた。この作者はこういう女の戦いを描くのがうまい。うますぎてコワい。
女性陣に比べて、男性陣の影がいまひとつ薄め。スレイマンが実はどこまで知ってて何を考えているかが、思わせぶりな描写で、気になる。
今後の史実を知っているので、ヒュッレムとイブラヒムの恋をどういうふうに収拾をつけていくのか、とても楽しみ。
日本式…
ヒュッレムが日本式の布団で寝ているシーンがあるのだけど、正しい描写なのかな。スレイマンの寝所などはまあそうかな?と思えることもあるんだけど、四隅が額縁になってる布団ってのがありえないような…
Posted by ブクログ
どちらの子どもか分からない状況に戸惑うヒュッレム。けれど、なりふり構わないギュルバハルから暗殺者を向けられたことで子どもを守るための戦いが幕を開ける。
なかなかにグロい描写が増えてきた。陰謀渦巻くトルコ版大奥だし、戦争中だからね。手柄を立ててヒュッレムを下賜して欲しいと望み始めたイブラヒムがどう動くか。でも事態はそう簡単にはいかない気がする…。
Posted by ブクログ
子供を宿したヒュッレム。皇帝の子か、イブラヒムの子か。いずれにせよ、子を守る戦いが始まった巻。
権力のある女の戦い、こえええええ。
きちんと話を進め、まとめる力のあるベテランの物語は安心して読める。サイドストーリーに力を入れる昨今の作者は見習うべき。