大前研一のレビュー一覧

  • 稼ぐ力 自分の仕事に「名札」と「値札」をつけられるか

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    いろいろ悪く言う人も少なくないんだけど、本質をつきつつ、コンサルの無味乾燥な話じゃなくて、具体的なところが良いなあとあらためて感心。結構、いろんなテーマについて語っているけど、飽きることなく読み通せて、どれも納得。

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    2015年07月27日
  • 日本の論点2015~16

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    意識高い系になるなら、これくらい読んどけ。現代日本の指針を示す一冊。もう一度明治維新前の藩政地方自治のススメ。


     この人の言うことが完璧な正解ではないけれど、正解の一つであることは間違いない。あとは、社会に生きる人々がどの正解を実現していくかだ。
     そのためには、中央集権国家は足枷にしかならない。いったん分権を図って、日本全体の国力を高めることが必要。現代の北条早雲みたいな人が独自に活躍できる環境が必要だ。

     橋下に北条早雲だけの器量があったかはわからないが…。とはいえ、かつての戦国武将はかなり荒々しく、粗暴だったろうから、橋本は賢すぎてダメだったのかもね。

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    p4 バラマキ

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    2015年07月16日
  • 稼ぐ力 自分の仕事に「名札」と「値札」をつけられるか

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    リーダーにとって、大切な資質は時代と共に変わっていく。変化を受け入れず、過去の成功体験に甘んじる国や企業の経営者。

    今必要なのはリストラによる小手先のコスト削減ではなく、そのような人たちを再教育して、稼げる人材を育てると言うのは納得できる話に感じました。無駄に派遣社員や非正規社員を作り出す安易な誰でもできる政策よりも、リーダーの資質が問われる能力だと思います。

    英語力を鍛えたり、新しいものを積極に取り入れていくなど、いくつになっても、勉強する姿勢が必要!し自分がもう少し若かったらなんて、思いもしましたが、今できることをやろうと思います。

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    2015年06月27日
  • この国を出よ

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    著名な経済評論家の大前さんと、ユニクロを育ててきた柳井さんが往復書簡のような感じで「今の日本はダメだ。もっと世界に目を向けないと」と訴えている本。こういう本ってやっぱり面白い。正直なところ、お二人にはそれほど好感をもっていなかったんだけど(というか別世界の人って感じだろうか)、(わが身を棚に上げておけば)わりとうなずけるところも多かった。
    理論家の大前さんと実践家の柳井さんとだと、失敗をしていないぶん大前さんの言うところのほうが、論理だっていることもあり素直にうなずける。柳井さんのほうはある意味、企業の立役者にありがちな厳しさや無茶を強いるような感じが。

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    2015年06月14日
  • 稼ぐ力 自分の仕事に「名札」と「値札」をつけられるか

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    文庫版で再読。
    世界経済の動向の中での日本企業と働き手に求められるもの。キャリアパスと求められるスキルの身に着け方。
    個人的には、今さらというところもあるが、自分でなければできない仕事、他の会社でも求められる能力を磨きたいと改めて思う。
    ただ、やはりトップのエリート・ワーカーがターゲットになっていると感じられた。
    15-127

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    2015年05月31日
  • 日本の論点2015~16

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    昨年末時点での大前さんの論点の数々。
    基本的にどの本でも同じことはいっていると思いますが、これはプレジデント誌に連載していただけあって分かりやすいです。
    ビジネスマン必読、とまでは言わなくても、読んでみて損はない本です。

    ドイツに対する見方と、靖国問題、安倍さんへの分析なんかは方向性賛成です。

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    2015年05月23日
  • ザ・プロフェッショナル―――21世紀をいかに生き抜くか

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    <プロフェッショナルの定義>
    ・「ヒポクラスの誓詞」の九か条 の医を「仕事」患者を「顧客」に置き換えて読む。

    ・1990年、ボーダレスワールド上梓前に寄稿したHBRの当時の編集長セオドア・レビット教授の言葉「企業は商品やサービスを通じて、あなたを100パーセント満足させますという『誓約』を販売しており、顧客はこの誓約を購入している」と喝破しています。

    ・会社の論理で行動することは、とてもプロフェッショナルと呼べないばかりか、これからの時代、ヤバいのです。そのためにも、どんな仕事にも顧客がいることを肝に銘じて、そこへの献身を誓うべきなのです。


    <先見する力>
    ・真に有効なソリューションは

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    2015年04月11日
  • 日本の論点

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    大前研一氏の本は初めて読みました。
    考え方自体は非常にわかりやすく、そしてリーズナブル。
    道州制ですべて解決できるかはわからないけど、日本の抱える問題はかなりカバーできていると思う。

    日々生きていく中で、「考えること」って少なくなってきていると思うので、そういう時に読むといいかも。

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    2015年03月07日
  • 「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て

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    大前研一らしく、育児・教育方針もフレームワークでザックリ。巻末にお子さん二人のインタビューも載っていますが、二人とも大学中退・起業と波乱の人生。必ずしも万人向けではないとしながらも、社会に出てから「ありがたかった」と思う事も多いとか。その意味で功罪では「功」がまさっているようで。

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    2015年03月04日
  • 稼ぐ力 自分の仕事に「名札」と「値札」をつけられるか

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    稼ぐ力というのは、自立ということ。
    具体的には、会社がつぶれても新たな仕事を見つけることができるか、給料というコストに見合った利益を会社に提供できているかということ。

    これを考えるのに、3つのマイルストーンが存在する。
    1つ目は入社5年目までの期間で、上司がAといったことに対してA+Bを実施するフェーズ。
    2つ目は、そこから15年間(5年×3)の期間で、3つの異なる分野に秀でた力を持つよう務めるフェーズ。
    3つ目は、その後の期間で、新規事業を立ち上げる力、ダメ事業を立て直す力、中核事業をさらに伸ばせる力を持つフェーズ。

    この切り口だと、進むべき道は明らかで、自分には何が足りないのかがよくわ

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    2015年02月28日
  • クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道

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    自分用キーワード
    日米貿易摩擦(現地製造、韓国への半導体技術提供) トリガープライス制度 アルセロール・ミタル 市場秩序維持協定(日本製カラーテレビ、結果的に韓国に市場を明け渡す) 東芝機械ココム違反事件 PBR(price book-value ratio) クオリティ国家 ボーディングスクール クォーツ時計 クオーツモジュール クオーツショック BBT総合研究所 デジタル革命のジレンマ シェンゲン協定 IT2000(シンガポール) 万国郵便条約 ソブリン・ウエルス・ファンド 法人税引き下げによる誘致 海外資産(売上)比率 メディコンバレー シスタ・サイエンスパーク FCFA(両岸経済協力枠

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    2015年02月22日
  • 日本の論点2015~16

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    直近の様々な問題点について、単に課題分析をするだけでなく、大前研一さんのなりの視点で解決案まで提示された本。自分の知らない知識や視点がたくさんあり、大変勉強になりました!
    しかし、色々と本を読んでるくせに、こういう直近の問ニュースに関する知識や視点って薄いなーということを実感。読んでる本に偏りがあるんだろうな。もっと足元の状勢を深められる本も読むことにしようっと。

    以下、参考になった点。引用、自己解釈含む。

    ・オリンピックバブルでオリンピックまでの開発需要によるバブルは多少あるだろう。だが、一過性のものになってしまう。もっと東京の価値を高めるためには、西高東低に偏った土地の価値を改める政策

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    2015年01月07日
  • 日本の論点2015~16

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    年末年始で読んだ本。明快な文章で読みやすく、さくさく読めました。
    すまほのコモディティ化に伴い、使い手の情報力が違いを生むようになる、ドイツの教育制度、靖国問題の本質が印象に残りました。最先端の世界情勢や文化等、自分は知らないことが多すぎると感じたので、今年は自己啓発系の本ばかりではなくて、自分の引き出しを広げるような本も積極的に読んで蓄積していきたい。大前さんの他の本(企業参謀)も読んでみたい。

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    2015年01月03日
  • 日本の論点

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    もう一年位、積読状態だった一冊。しかし三年位前に書かれた内容でも今もって通じる話という点に悲しくなるというか、日本は停滞一辺倒…もう救いようなしか、という思いになるけど最後の三浦さんとの対談が救い。今からでも、現状をよい方向に導くべく改革に着手すべき。一人一人が身近な所からでいいから、勉強・目標・行動。

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    2014年12月31日
  • 日本の論点2015~16

    購入済み

    日本の論点

    参考になりました

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    2014年12月29日
  • 日本の論点2015~16

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    自分自身の不勉強さを認識できた一冊。
    靖国問題
    オリンピックバブル
    エネルギー問題

    著者の提案が鋭い。

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    2014年12月27日
  • 日本の論点

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    大前研一の視点は明確でわかりやすいから好き。

    平均年齢が50を超える前に改革しなくてはいけない。
    歳をとると保守的になり,新しいことをやりたがらない。

    為替で一喜一憂するのは三流国。クオリティ国家はコスト高を言い訳にしない。高くても売れる競争力ある商品やサービスを提供している。

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    2014年12月18日
  • 新装版企業参謀 戦略的思考とはなにか

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    大前研一30代にして、この企業分析、社会分析をしていたことに大変驚いた。世の中をよく観察し、問題点を見つけ、自分ならどうするのか?どう変革することが将来必要なのかを日々研鑽することで、大前研一にちょっとでも近づけるのかなと感じた。

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    2014年12月15日
  • 日本の論点2015~16

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    2015年現在における日本が抱える課題について提起した本。あくまで一部の課題の提供と著者の考えであるので、課題を追加すること、課題について調べ、自分の頭の中で自分の解を出すことが非常に重要であると思う。

    その中で気になったテーマは、
    1ドイツ連邦制と教育制度
    2集団的自衛権の危うさ
    3米国のシェールガス革命
    4エネルギー問題
    5移民政策
    6自民党の密約外交の問題
    7靖国参拝の問題点と各国からの影響
    8台湾経済の力

    これについては、非常に有意義な意見であるし、自分で生の情報を得て理解を深めたい。

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    2014年12月10日
  • 日本の論点

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    大前さんの本を久しぶりに読んだが、ひとつひとつの言葉が心に響いてきた。
    現在の日本の問題点(論点)について、根本的な本質を捉えて効果的な戦略を展開している。
    大前さんのように明確なビジョンを持った人がリーダーになるべきだと思った。

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    2014年12月09日