大前研一のレビュー一覧

  • 日本の論点2015~16

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    日本の国家債務問題から目を背けるなと冒頭から一喝し、自身のコンサルティング哲学をプロローグに、日本復活の秘策として、日本企業の問題点を鋭く指摘し、得意のエネルギー問題を論じる。後半では国際情勢に転じ、日本とドイツの外交や教育を比較考察し、中国、北朝鮮、韓国、台湾そしてロシアを含む東アジアのパワーバランスを解説する。
    なんとなく折伏された感がありますが、東南アジアやドイツ以外のヨーロッパや中東、アフリカについても氏の見解を読んでみたい。

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    2014年12月07日
  • 日本の論点2015~16

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    オリンピックからエネルギー問題、外交問題と幅広い著者の見解が記述され興味深かった。新聞等では入手できない多くの情報が得られ、今までと違う角度から物事を感じる事ができた。特に日中外交の密約は知るのと知らないとでは全く違う話だ。

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    2014年11月24日
  • 日本の論点2015~16

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    一流コンサルタントとしてのダイナミックな分析に痛快な気分になった。これまで見てきた視点よりも深く俯瞰的なものに感銘を受けた。

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    2014年11月22日
  • クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道

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    道州制とは何をすることか、それを説く本。大きすぎて身動きの取れない日本の国家規模を分割して、北欧を目指そう。


     「ものづくりの国:日本」だった時代は終わった。当時も日本のクオリティの高さがウリだったが、日本がこれから目指すクオリティはモノではない、「抽象的な何か」というクオリティである。

     実体のないものを目指さないといけないから、非常に難しい。失敗もする。けれどそれを恐れずに行こう。

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    p18 日本の教育はサラリーマン用
     日本の国家再生戦略にある「理系博士課程修了者の完全雇用」とか、工業立国しか考えられない人たちの作る目標である。せっかく博士課程まで修了したのにそれを活

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    2014年11月10日
  • 大前研一 新・資本論―見えない経済大陸へ挑む

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     本書で著者が連発する「新大陸」イコール「見えない大陸」とは何か、「新大陸」出現に焦点を当て、考慮すべき4つの力を書き出す。(P410参照)1、実体経済の空間2、ボーダレス経済の空間3、サイバー経済の空間4、マルチプル経済の空間といった経済力学である。勉強を怠ることで、(P452参照)過去の栄光にすがっている企業は、支援してくれる投資家を瞬時に失ってしまうだろう。あらゆるレベルで自己否定しなければいけない・・・

     著者、大前研一とは大学教授ではなく、大手ビジネスコンサルティング出身の世界中を飛び回る講演家という肩書きの様だ。まったくソレらしい本書であった。

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    2014年10月01日
  • 新装版企業参謀 戦略的思考とはなにか

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    経営戦略の教科書。巷にあふれる戦略系のビジネス書に書かれていることは、40年前に上梓された本書に、既に全てが書かれている。

    とにかく、『現状分析から現在置かれているポジションと、進むべき方向性を導き出し、具体的な実施プランに落とし込んでいく』という戦略策定〜プランニングまでのベーシックな在り方が、これでもかという程細かく、具体的に記されている。その熱量に圧倒される。

    本書は『企業参謀』と『続・企業参謀』が一冊となった本でボリュームがあるため、最後の方はちょっとお腹いっぱいになってくる。が、ビジネスマンは読んでおくべきだ。

    本書とドラッガー『経営者の条件』、コヴィー博士の『7つの習慣』の3

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    2014年09月11日
  • 「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て

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    長女がもうすぐ3ヶ月になる。
    子を持つ親をターゲットにした広告は、どれも不安な親心を刺激する。
    今の時代、便利さを求めればいろいろな物があふれており、集め始めたらきりがない。
    同じように英語教育論なども、油断すると買ってしまいそうになる瞬間が幾度となくやってくる。
    そんなふらふらした心持ちに喝を入れるために本書を手に取った。
    「子育て」と、仰々しく考えるから、雑念に振り回されてしまう。
    悩むのではなく、解決策を考える時間を増やす。
    家族一緒になって、そんな時間を増やすこと、これが肝。

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    2014年09月10日
  • 「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て

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    家庭がテーマでも自信にあふれていて、好き嫌いがあるかもしれないが、自分は興味深く楽しめた。常識などに拘泥せず自分でベストを尽くして考えて家庭運営をしてきたんだろう。ビジネスオンリーでなく、家庭でもこれだけリーダーシップを発揮してきた著者のパワフルさに改めて感服。

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    2014年08月27日
  • 企業参謀ノート[入門編] 超訳・速習・図解

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    同著者の『企業参謀』は自分には難解だったので途中まで読んで断念してしまったが、そんな人にはオススメの一冊。
    入門編なのでダイジェスト的で内容は薄いけど、さらっと読めてお手軽。

    自分で考え、決断を下せる「参謀型」人材が日本には足りない、そうです。

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    しょうがないと受け止めていることを毎週1つ取り上げて、「しょうがある」ことにするにはどうしたらいいのか考える

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    KFSがわかっていれば、全面戦争に持ち込まずに効率よく闘うことができる。

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    2014年08月24日
  • 遊ぶ奴ほどよくデキる!

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    大前研一が余暇の過ごし方を本気で書いた一冊。
    自然を散策したり、美容院の利用方法など、個人的にはヒットでした。

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    2014年08月16日
  • 「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て

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    国内外でグローバルに活躍する筆者が日本的な教育をぶった切っております。
    レールに乗せるのではなく自分でレールを作らせましょうというのはよく聞く話だけれど、それを極端に本気ででやってるというか。
    暗記勉強なんてやりたくなきゃしなくていいから、好きならゲームやってりゃいいよとか。。。凡人には真似しづらい。笑

    子供に旅行の計画を建てさせてみるとか
    家庭内利権を持たせて小遣い制にするとか。そういうのは面白いなと思ってみたり。

    言うこと考えはグローバルな感じだけれど、お母さんを困らせて泣かせた息子をぶん殴ったり、昔の日本の親父っぽい。。。
    でもこんなすごい方なのに家庭と家族の時間を大事にしたり、

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    2014年08月21日
  • ボーダレス ワールド

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    1990年出版で、まだインターネットも一般に普及していなかった頃の作品ですが、グローバル経済における企業のありかたが鋭く語られていて驚きでした。特に、現地法人におけるビジネスは徹底して、現地のニーズをくみ取らなければならないこと。しかし、組織においては、裁量権を現地法人に与えつつも、その前提として本社幹部と現地法人幹部との間で、日ごろから密接なコミュニケーションがあることが条件という指摘については、時代が変わっても普遍なものだと感じました。

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    2014年07月07日
  • 大前研一の今日から使える英語 「自信がない」ビジネスマンにすぐに効く英語のコツ

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    大前氏の英語教育本。ビジネスの最先端で感じた必要なスキルのうち、必ずという英語をどう身につけるか。つい日本にいると必要性から遠ざかってしまうけど、やっぱりやらんとね。中国語の伸びとともに落ちていった英語復活プロジェクトにと購入。manageやrevisitなどビジネスで使う単語を中心に、研ぎすまされた内容はさすが。ビジネスとプライベートは全く違うわけではないが、やっぱり単語が違う。まずはビジネスを抑え、プライベートは遊ぶ。この組合せで頑張るべし。

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    2014年06月30日
  • 原発再稼働「最後の条件」 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書

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    イデオロギーや感情論で「脱・原発」「再稼働反対」の意見に、「なんとなく賛成」思っている人にこそ読んでもらいたい。著者はMITで原子力について学び、マッキンゼーでコンサルタントを務めた大前研一氏。福島第一の原子炉の仕組みから、政府の対応のどこが問題だったのか、なぜすぐに廃炉にできないのか、様々な疑問に、わかりやすく応える1冊。youtube の動画と合わせて観ると、日本のエネルギー政策の問題点と、今後の課題がより立体的に見えてくる。

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    2014年06月28日
  • 大前研一の今日から使える英語 「自信がない」ビジネスマンにすぐに効く英語のコツ

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    大前氏が国際化の中での日本の現状を憂い、
    ビジネスで使える英語のポイントを綴った内容。

    ビジネスに焦点を絞り、使える単語・フレーズ、
    シーン別での英会話のポイント、英文でのメールの書き方と、
    3つのテーマ毎に詳細に書かれている。

    大変分かりやすく、今すぐにでも試してみたくなるものが満載。
    こらから英語が必要となるビジネスパーソンは一読する必要があると思う。

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    2014年06月28日
  • エクセレント・カンパニー

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    言わずと知れた名著、、、という事で読んでみました。

    革新的な超優良企業には、以下の8つの基本的特質がある。
    1.行動の重視、2.顧客に密着する、3.自主性と企業家精神、4.ひとを通じての生産性向上、5.価値観に基づく実践、6.基軸から離れない、7.単純な組織・小さな本社、8.厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ

    また
    「顧客・市場競争会社に関するしっかりした数値に基づいた客観的全体像を土台としない会社は必ず、権謀術数の複雑さの中で何を優先すればいいかわからない会社」
    「合理主義の限界をわきまえる」
    「経営をオフィスに閉じ込めない」
    「ビジネススクールああふれるほどの才能を持った

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    2014年06月01日
  • 「リーダーの条件」が変わった 「危機の時代」を乗り越える新しい統率力(小学館101新書)

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    日本出張の機内にて、気合入れのために読んだ一冊。大前さんの本は定期的に自分への喝入れのために読んでいます。

    本書は震災後のリーダーシップ不在を嘆き、今こそ危機に対応できるリーダーが必要だと指摘する。氏の視点はいつものように高く広いが、特に震災の直後ということで、さらに氏の強い危機感を感じさせる内容になっています。

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    2014年05月18日
  • 日本の論点

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    久々に大前研一を読んだ。良いです。相変わらず勢いがあり、アイデアが斬新です。同意しかねる部分もあるけれど、総じて説得力があります。巻末の三浦雄一郎との対談も圧巻だった。三浦雄一郎が北大の獣医学部出身だったり、息子の豪太が医学博士だというのも凄すぎ。単なる冒険スキー野郎じゃなかったんですね。

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    2014年05月05日
  • 原発再稼働「最後の条件」 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書

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    地元住民を説得する過程において自分たちが「説得」されてしまい思考停止してしまった。「神」を説得できるか?

    基本的な問題発見解決のロジックを学ぶ上でも参考になる良書。

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    2014年03月30日
  • 日本の論点

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    「消費税」「憲法改正」「景気対策」「TPP農業問題」・・・
    問題は山積み。
    大前さんの考えには賛成だ。政治家の人読まないかな。

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    2014年03月22日