感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2015年06月14日
著名な経済評論家の大前さんと、ユニクロを育ててきた柳井さんが往復書簡のような感じで「今の日本はダメだ。もっと世界に目を向けないと」と訴えている本。こういう本ってやっぱり面白い。正直なところ、お二人にはそれほど好感をもっていなかったんだけど(というか別世界の人って感じだろうか)、(わが身を棚に上げてお...続きを読むけば)わりとうなずけるところも多かった。
理論家の大前さんと実践家の柳井さんとだと、失敗をしていないぶん大前さんの言うところのほうが、論理だっていることもあり素直にうなずける。柳井さんのほうはある意味、企業の立役者にありがちな厳しさや無茶を強いるような感じが。
Posted by ブクログ 2013年10月24日
○マッキンゼー出身、各種コンサルタントを務める大前氏と、ユニクロ創業者であり、会長兼社長の柳井氏との対談本。
○現在の日本社会、日本人、ビジネスマン、政治家や官僚について、各々の立場から批評・提言。
Posted by ブクログ 2013年07月15日
大前研一さんのファンです。
非常に意識(モチベーション)が高くなる対談形式の本作。
この本に載っているデータを、自分で再度調べてみるとさらに
読んだ意味が高まるかと思います。
逆に、著者のバイアスがかかりまくった言い分を鵜呑みにするのもよくないのかなと。
というのも(こういう本を上梓なさるビ...続きを読むジネスマンの人は皆さんえてしてその節があるのだが――)、人の心を忘れがちというか、本を執筆する上で仕方ないのかもしれないが、どうしてもビジネス第一路線になる。
それで現に成功している人間の精神状態を、自分にも反映しようとして押しつぶされそうにはならないでほしいのです。
それぞれがこの本を読んで感化されるのはいいけど、ここに書いてあることを実践することだけが成功への道ではないし、ある人にとっては近道である人にとっては遠回りかもしれない。そういう理解が大事だと思う。
こういうキャリアポルノにも似た経営者の啓発本は、自分の中で噛み砕いて着実に進んでいくための糧になると良いですよね。
この本の内容が間違っているといいたいわけではなく、こういう本を読んで世にはばたきたいと思うような人材こそ自らの目で情報を精査することの必要性があるといいたいだけです。
それにつけても言葉遊びが節々に出てくるのが面白かった。至ってまじめなんですけど。
とにかく若者の読むべき本だと思います。