【感想・ネタバレ】プロフェッショナル シンキング―未来を見通す思考力のレビュー

あらすじ

すべての日本人、必読!

今後、自らが置かれた市場がどう変化していくのか。何が起きるのか。
顧客の未来はどうなるのか。そして、未来の顧客はどうすれば発見できるのか。
本書では、このような疑問に答えるための「武器」を提供する。
未来は、自らの思考力で切り開け!

「本書は、“答えのない世界”において、
ひるむことなく答えを模索する“思考力”と
行動する“勇気”を、徹底的に鍛えるための一冊である。
安穏として現状に満足するか、自らの思考力で
未来を読み、未来を切り開くか。
志の高い読者が、本書を自らの糧としてくれることを願っている」――監修:大前研一

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Posted by ブクログ

とおり一辺倒なマーケティングのフレームワーク解説ではなく、それを少しアレンジし具体的な実例を踏まえて説明してくれるので、とてもわかりやすかった。
とりあえず各章の最後の問いに身近な事例に対して答えていくだけでも、自分自身がこれだと思える新しい事業を見つけるきっかけが作れそうな気がします。
オレもいつかは。。。

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2015年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大切なのは、常に目的志向、課題解決志向で課題解決思考で考えていくことです「それは本当に、顧客のためになるのか」と自問自答することができれば、おそらく建設的な結果になるはずです。表面上は違って見えても、根底にある本質は、人間本来が持っている欲求に根ざしているため、大きくは変わりません、そのため、いつか見た懐かしい風景を彷彿させるものが繰り返されるのです、このような「時代の波」をとらえることが、「大局観を持つ」ということなのです。日本ではオタクというと、どちらかというとネガティブな印象が持たれがちですが、実はオタクとは、「ある特定の分野について非常に詳しい人々」ととらえることもできるのです、そして、彼らはホンモノとニセモノを区別する眼力に優れています、だからこそ、オタクの中で流行り始めたものには注目すべきだと考えているのです。楽天だけではなく、成功しているプラットフォームには、以下の3つの特徴があります、1 自らの存在価値を創出すること(検索コストと取引コストを下げる) 2 対象となるグループ間の交流を刺激すること(情報と検索) 3 統治すること(ルールと規範を作り、クオリティコントロールをすること)

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2015年08月25日

Posted by ブクログ

問題解決の答えを自分で導き出す「思考力」を培える良書。

良い習慣として本書を有効に取り入れる方法として、
「思考力を鈍らせないよう、
常に知的刺激に満ちた新たな問題解決に個人、あるいはチームで挑戦すること」などが挙げられます。


本書を学び習慣化すれば、きっと、あなたの思考力は「プロフェッショナル」というにふさわしいものへと、いつの間にか磨き上げられていくはずです。

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2015年08月16日

Posted by ブクログ

(2015/11/5)
冒頭、「答えのない時代」に「詰め込み式偏差値教育」は無意味 どこかで読んだことのある文章で
この本は始まる。
大前研一氏の「刊行に寄せて」だった。

その後に書かれている内容は、BBTで学んだこと。
しかし何度読んでもためになる。
使わねばならぬ。

ジョブズの「欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいかなんてわからないんだ」
これが全てを物語っている気がする。
むやみなアンケートは無意味ということ。
顕在化したニーズを商品化する、なんて絵空事。
人は、「困っていること」は言えても、「あったらいいな」はなかなかいえない。
言えたらドンドン商品化できる。
だからジョブズのような人が必要になる。
そして、これだと思ったら、その実現のために、自社のリソースだけでなく、公開特許でも何でも使う
貪欲さ。siriもよそのものだったとか。siri=iphoneと思いこんでた。

ジョブズのまねは容易ではないが、身近なところで何か考えたいね。

第1章 準備運動――「思考逃避」のもたらす危機
第2章 思考逃避がもたらす固定観念を打破する
第3章 大局観を持つ――市場の未来を見通す思考力1
第4章 ある程度予測できる未来を読む――市場の未来を見通す思考力2
第5章 新しい未来を創り出す――市場の未来を見通す思考力3
第6章 事業構造と顧客交点アプローチ――顧客の未来と未来の顧客を見通す思考力1
第7章 時間軸と顧客交点アプローチ――顧客の未来と未来の顧客を見通す思考力2
第8章 顧客個人の内面と外部交点アプローチ――顧客の未来と未来の顧客を見通す思考力3
第9章 未知の問題解決に挑戦するための集団IQ

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

新しい経営戦略やそれのためのフレームワークなどが示されていた。例えば、プラットフォーム戦略など。難しいけど、読みごたえあり。

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2016年02月06日

Posted by ブクログ

大前さんの本はあんまり読んだ事ない(なにか上から目線で話すイメージがあった為)のですが、この本を読んだ感じ、そんな事はなかったようです。一番為になったのは”プラットフォーム戦略”について書かれていた章かな。一点、気になったのはBBT大学の宣伝みたいな話がちょくちょく有った事位かな。。。

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2016年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オンラインのビジネス・ブレークスルー大学で取り上げられている論理的思考、問題解決手法。
思考逃避の要因を取り除き、なぜかを問う。市場の未来を見通すための「アナロジー思考」と「プラットフォーム思考」。顧客の未来を見通す「事業構造と顧客交点アプローチ」「時間軸と顧客交点アプローチ」「顧客個人の内面と外部交点アプローチ」。未知の問題を自分で考えると同時に多様な人たちとの討議を通じて集団IQに高めていく。
本を読み、提示されている問いに取り組むことで、思考トレーニングが求められているが、個人的には実際に取り組むには、自身の課題意識、環境など、ハードルの高さを感じた。また、集団IQのためのプラットフォーム(場)も含め、そこまでの取り組みを求められていないことを自覚した。
15-245

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2015年11月29日

Posted by ブクログ

MITの『ビジネス・クリエーション』、ピーター・ティール『Zero To One』より、それらより日本の企業文化に寄り添い、それらより誰でもすぐ出来そうな内容に落とし込んだビジネスイノベーション思考法。前の二つはどちらかといえばスタートアップ寄りだが、本書は現状の課題解決〜未来へのイノベーションなど幅広く取り上げてる。

とっても読みやすく、分かりやすい。大体が常日頃からBBTの媒体で言ってる事だけど、より具体的かつ最新事例を盛り込んでるところが良かった。

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2015年08月22日

Posted by ブクログ

今回の本は、レビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。

あの大前研一が創設したビジネス・ブレークスルー大学で教鞭をとっている方が執筆されている。火曜日の日経新聞の朝刊の広告には、発売たちまち重版と書かれていた。「すべての日本人必見!」と書かれているように、「答えのない世界」でどうやって生きて行けばいいのかという問いに対してどうすればよいのか考える内容となっている。

「柔らかアタマ」を持つためには、まず「準備運動」として「思考逃避」に焦点を当てている。「思考逃避」して痛い目に合っていると言えば、東京電力だ。津波や地震対策を怠ってあの大惨事を引き起こしてしまった。「空気を読みすぎる」、「他人の言うことを鵜呑みにする」、「組織のお作法を重視する」の3点セットで時が過ぎてしまったからだ。

 「市場の未来を見通す思考力」、「顧客の未来と未来の顧客を見通す思考力」にも言及している。高いアンテナを張って隙あらばさっと動く。フットワークの軽いあのソフトバンクの創業者は、きっとこの思考力を駆使して次から次へと新しいことをやってきているのだろう。

ただ過去の成功体験をなぞっているだけでは、成功しなくなっている現代。頭をマッサージしてカメレオンのような変わり身の早さとキツネやタヌキのような神経の太さで未知の世界と戦っていくことが必要なのだなあと感じた。

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2015年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新規事業創出のミッションにて再読。バック&フォアキャスティング両方やって、その交点を見つけて、ペルソナ手法/駅ストリームユーザーに落とし込み、B2Bなら意思決定者を含むステークホルダー分析。未来から戻ってくるバックキャストはシナリオプランニングだけど説明は薄いので専門書の参照世要。フォアキャスティングは6C、3C+Controller(法規制など制限要素)+Collaborator+Channelとマクロとマーケの要素を足しこんだもので当該事業領域を過去から時系列に見て未来を先読みする。と言うは易し。

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2020年07月26日

Posted by ブクログ

20151101 読んだだけでは意味の無い本。考えて実行して自分のものにする。30年前に出会いたかった。今からでも遅くは無いので経験を積んでいこう。

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2015年11月01日

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