矢羽野薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心理学や社会科学では論文の研究結果の再現度はとても低い。
プライミング効果は再現できなかった。
パワーポーズ効果は再現できなかった。
スタンフォード監獄実験は再現できなかった。
社会科学の論文の研究結果は約半分は再現できなかった。
心理学の権威ある学術誌から100件の研究を選んで再現を試みたところ、再現率はわず39%だった。
統計的検定で用いられるp値とは、結果が正しい確率を示すものでも、結果の重要性を示すものではない。「あなたの仮説が正しくない世界で、純粋なノイズがあなたの結果と同じような結果や、それ以上に大きな結果をもたらす可能性はどれくらいか」という問いの答えである。
そのためほ -
Posted by ブクログ
グーグルの人事担当上級副社長が2015年に出版したグーグルでの人事制度を通じた人事の本。人事担当になったらもう一回読もう(ならないけど)。
1.仕事に意味を持たせる
2.人を信用する
3.自分より優秀な人だけを採用する
4.発展的な対話とパフォーマンスのマネジメントを混同しない
5.2本のテールに注目する
6.カネを使うべき時は惜しみなく使う
7.報酬は不公平に払う
8.ナッジ きっかけづくり
9.高まる期待をマネジメントする
10.楽しもう
失敗の話は考えさせられた。価値観によって動く組織のマネジメントの問題は「あなたが腕を振り回す権利は、誰かの鼻のあるところで終わる」すなわち言論の自由と -
Posted by ブクログ
科学者の研究、論文についての歪み。
詐欺やバイアス、誇張などの原因を、わかりやすく説明してくれる。
簡単に言えば、科学者も人の子、間違いもするし、思い込みもあるし、自分だけは、と思うし、お金は欲しいし、認めて欲しいし、負けたくないし、自分の見つけたものは真実だと思ってるし、目的のためには手段を少々歪めたってそれは使命の範囲だと思っちゃうし。
出版する方も結果の出なかった論文なんか載せないし、載せた論文が間違ってるなんて思いたくないし、たくさん引用して欲しいし、お金儲けたいし。
それに加えて、いろんなことを利用したいいろんな勢力もあるわなあ。
それを是正しようとする動きと、著者自身の提 -
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科学において不正が起きる仕組みを解説した本らしい。
日本人がよく知っているのは、理研の「STAP細胞」の件だ。
本書でも取り上げられていたが、この論文発表で不正に至った経緯や理由は述べられていなかった(ガッカリ)。
著者は心理学者で、精神医学・神経科学・科学的心理学という、何を研究しているのか分からない人だった。
日本の研究者は有期雇用が多いので、短い雇用期間内で成果を出さないと職を失うプレッシャーが大きい。
だから、有益な研究をしていることを示す実験結果を成果物として示す必要に迫られる。
本書を読まなくても、私はこれが「科学において不正が起きる仕組み」だと感じている。
本書を読んで、より -
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自分は運がいい、と言う人には共通した法則がある。その法則に従って行動し、意識を変えれば運を鍛えることができる。
▪︎運のいい人は、偶然のチャンスを最大限に広げる
・親しみやすく、人との交流が盛んで、多くの人と連絡を取り続ける
・肩の力を抜いて生きている
・新しい経験を喜んで受け入れる
▪︎運のいい人は、直感と本能を信じて決断をする
・直感を高める方法を知っている
▪︎運のいい人は、将来に対する期待が目標の実現をうながす
・幸運が将来も続くことを期待する
・対人関係が上手くいくと思っている
▪︎運のいい人は、不運を幸運に変える
・不運のプラス面を見ている
・長い目で見れば不運な出来事も最 -
購入済み
む~ん
個人的感想ですが、さほど感動はしませんでした。なるほど、そのような生き方・考え方もあるよねという程度です。もしかすれば、キリスト教文化圏と仏教文化圏の差とも感じます。
ただ、死すべき人である我々は、常に余命を宣告されていると考えることで「人生をどう生きるか」を考えるようにしなければと考えると、何故か宗教に近くなるように思うのは私だけでしょうか。 -
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Posted by ブクログ
p406
部活動ないな〜
作ってもいいかも、何かを学ぶ会
p420
コロナ禍でのgoogleオフィスのあり方は?
p426
社員の生活の負担を減らす
社員が死亡した際の制度:配偶者やパートナーを会社として支える
産休中も給与やボーナスを支払う
p331
デリバレイト・プラクティス(熟考した練習)
似たような小さなタスクを繰り返し、即座にFBや修正、実行を加える練習
・今日の目標は?
・今日どうだった?
・何を学んだ?
・変えるところと変えないところを確認しあう
>1on1についてのnoteさがしてみよう
>1on1のコツとしていいかも
p339
G2G(グールラーtoグーグラー -
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Posted by ブクログ
Googleの人事責任者が採用、育成、評価について、語った本。
Googleの全てを完全オープンに、という訳にはいかないようだが、
それでも結構、通常であれば「社外秘」にしてもいいようなところまで、
オープンにしてくれている。
「会社」という場所で一度でも働いたことのある人なら、
誰もが「ウチの会社のこの部分、おかしくない??もっとこうすればいいのに」と感じたことがあるはず。
Googleなら、全てとは言わないけれど、大体の部分で、そういった「おかしいところ」が解消されているように感じた。
少なくとも、自分が「もっとこうなっていれば、会社はよりよくなるのではないか?」と感じた部分は、
大抵 -