矢羽野薫のレビュー一覧
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運のいい人と悪い人の相違点を統計学的に解説している本。
運のいい人の思考、行動をそのまま行ったからといって運がよくなるとは言えないかもしれないが、1ヶ月間はひたすら取り組んでみようと思った。
私が取り組みたいのは1週間に、知らない人やあまり親しくない人に話しかけるというものだ。はいいいえで答えられる「閉じた」質問ではなく〜はどう思う?などの「開いた」質問を心がける。身振り手振りなどから開いたイメージで、アイコンタクトは絶やさず行う。
新しいことに挑戦する。やりたかったけど、やっていないことを1〜6に割り振り、サイコロを振りその通り行動する。振り直しはなし。新しいことに挑戦することにより前頭前野 -
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ネタバレ>大切なのは、完璧な答えではない――限られた中で最善の努力をすることだ。最後の講義でもこの本でも、僕はそのとおり努力した。ランディ・パウシュ
ずいぶん長い間「積読」にしておいたことを後悔する素晴らしさ。パウシュ教授は、幼いランディの頃から目の前に立ち塞がるレンガの壁を、それまでしてきた準備と一瞬の閃きで乗り越えてきた。どのエピソードも素晴らしいが、私はスター・トレック、カーク船長のリーダーシップという章が好きだ。カーク船長を演じたシャトナーがパウシュ教授の研究室を訪れ、カーク船長の写真を送ってくれた。そこにはこうサインしてあった。「勝ち目のないないシナリオがあるはずがない」と
「レンガの壁 -
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"最高に面白い本だった。人間が健康に活動できる限界は?という視点から、科学的に分析をする。もしもの不測の事態に陥ったときのサバイバルも学べる。
極寒の海に投げ出されたらどうするか?救命具をつけていれば、じっと浮かんでいる方が助かる確率は高い。水は空気より熱の伝導がはやい。動き回ると急激に体温を奪われ消耗する。
こんな知識も身につく。
宇宙にいくことはまずないだろうが、宇宙酔いについても学べる。
どこまで高く登れるか?
どこまで深く潜れるか?
暑さ、寒さにどこまで耐えられるのか?
どれくらい速く走れるか?
宇宙で生きていけるか?
最後に、生命そのものは、どんな環境で生きていけるのかを地 -
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[ここが、体力の終着点]暑さ、寒さ、高さ、深さなどのジャンルごとに、生命がどこまで耐えることができるかを探った科学本。限界の限界に挑んだ科学者など、「奇人」のエピソードなども収録されています。著者は、オックスフォード大学の生理学部教授を務めるフランセス・アッシュクロフト。訳者は、『驚異の古代オリンピック』等の訳業がある矢羽野薫。原題は、『Life at The Extremes』。
科学の知識がなくとも科学を楽しむことができる良作。邦題には「人間」と銘打たれていますが、それ以外の動物や細菌などについても述べられており、幅広く生命の不思議に触れることができるかと。それにしても自らの命を賭して -
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生きるか死ぬかの極限状況で、肉体的な「人間の限界」を
著者自身も体を張って果敢に調べ抜いた驚異の生理学。
人間はどのくらい高く登れるのか、どのくらい深く潜れるのか、
暑さと寒さ、速さの限界は?
果ては宇宙まで、生命の生存限界まで、
徹底的に極限世界を科学したベストセラー。
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これ、めっさ面白かった。
ためになると言うか、普段疑問に思ってた事とか、
えーーー、そうやってんや、なんて体のしくみもわかって、
読んでて楽しかった。
ただ、半分くらいは専門的な事も書かれてて、
ちんぷんかんぷんな所もあったけど、それで -
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46歳で癌によって余命半年を宣告された大学教授である筆者が愛する子供たちと次世代を担う若者のために行った「最終講義」を書籍化したものです。そのテーマは「夢の叶え方」何度読んでも心動かされます。
僕が本書を取るきっかけとなったのはNHKで深夜帯に放送されていた 筆者の「最後の授業」の映像でありました。筆者の名はランディ・パウシュ。全米屈指の名門、カーネギーメロン大学の教授にしてコンピュータサイエンスの世界的権威。愛する妻と3人の子供に恵まれ、それはそれは順風満帆な日々を送っておりました。
そんなある日、46歳を迎えた彼にとって衝撃的な事実が襲うのです。それはこの講義直前に、癌の転移が発覚し、 -
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ルーム・トゥ・リードの創始者
ジョン・ウッドの回想録&ルーム・トゥ・リードの
成長録の2弾目。
米Microsoftの重要ポストに就いていた主人公が、
ネパールの山にトレックした際に、あるネパール人と出会った。
そのネパール人は、公務員で周辺の学校の関係者だった。
主人公は、ある小学校に連れて行かれて、衝撃的な
光景を見る。子ども時代の経験からその光景には違和感を感じずにはいられなかった、主人公が米Microsoftを辞めて、ソーシャルビジネスに
足を踏み入れた話。
超行動主義、すぐさまダイナミックに考えて、行動する、
その凄さを目の当たりにした。この団体の勢いは半端ない、それだけ -
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めちゃくちゃ面白い!!!
全ての企業人にも、NPO職員にも読んでいただきたい。
非営利団体がこれだけの拡大志向で活動してるってほんとにすごい。
山田町のNPOの不正とか見ると本当に残念でたまらないけど、
こういう素晴らしい団体が沢山あればいいな。
これからNPO、NGOが社会に認められてくためにはやはり、NPOであっても企業のような経営体質だったり評価体型、目標意識って大事だし、でもそれで団体の利益や私腹を肥やすんでもだめだから、ルームトゥリードはその良いお手本なのでは?ってすごく思う。
ジョンの発想や目標達成にかける手法は元マイクロソフトなだけあって(?)すごくビジネスマンにもためになると思 -
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2013年41冊目。
猛スピードで成長を遂げるNPO「ルーム・トゥ・リード」の創設者:ジョン・ウッドの2冊目の自叙伝。
一言・・・
「彼は勇敢だ。」
彼の宣言は、「一人でも多くの子に教育を」ではない。
「一人残らず子ども達に教育を」である。
「大胆な目標は大胆な人たちを引き寄せる」の彼のモットー通り、
インパクトの大きな数字を恐れずに掲げ、支援を集めてきた。
しかし今回の2冊目では、いくつかの失敗談も正直に書かれていた。
資金調達の失敗は、支援先の子ども達への約束に対して「NO」を言うことに繋がる。
「失われた一日は決して取り戻せない」という彼の言葉から、
本気の使命感を感じる。
使 -
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サバイバルの科学。タイトルからエグい人体実験の話を期待してたが、そんな所は(あんまり)なく、まっとうな科学本。人間は高度何万mまで登れるのか、水深何mまで潜られるのか、寒冷地では?砂漠では?宇宙では?その時人体の内部、肺、血液、骨、細胞はどんな働きをするのか?具体的な事例を取り上げ、それがいかなる科学変化により発生したのか詳細な生理学分析のもと解説されており、楽しむ科学として最高峰の一冊。「走ったらなぜ息があがるのか?」「生命体が繁殖できる限界は?」環境のみならず、スポーツの限界から生命体の限界まで、限界を知りたい人類は必読。続刊は是非、精神的な限界点の探求を!
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リチャード・ワイズマンの運のいい人の法則を読みました。
自分は運がいいと思っている人と運が悪いと思っている人を心理学的に分析して、運がいい人になるための法則を解説した解説書でした。
分析の結果として、運を鍛える四つの法則として、
1.チャンスを最大限に広げる
2.虫の知らせを聞き逃さない
3.幸運を期待する
4.不運を幸運に変える
という法則が解説されています。
それぞれの法則は納得できたので、解説されている幸運のレッスンを実践してみようかな、と思ってしまいました。
まあ、社交性を高めたり、新しいことに挑戦したりするのは、ちょっと難しいかもしれないですが。
ところで、うちのカミさんは結 -
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東京に住んで11年というアメリカ人哲学者(?)からみた、トーキョーという町に関するエッセイ。
東京に生まれ育ってきましたが、やはり外国の人から見ると奇異に映る”常識”が多いことに気づかされます。
とくにおもしろかったのは、花見について語った以下の一節。
「1年に二、三週間だけ、東京人は規則正しい角度で地図に押し込められた毎日から脇にそれて、友人ゆあ同僚や家族と桜のそばを歩き、気を囲んで座る。」
あとは、紙袋について書かれた以下の一文。
「街のいたるところでみかけるむすうの紙袋は、巨大な動くアートとなり、東京の風景の一部となっている。どの家庭もみせでもらう紙袋を大切に保存していて、幾度