矢羽野薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大一番の仕事でセンシティブなときに購入して、すぐに読破。
よくある自己啓発系だが、アカデミックに運をとらえ、アンケートを取った結果などから定量的に傾向把握をしているところが面白い。
ポジティブに物事をとらえ、常に感謝をして、無理に自分の思い通りにすべてをしようとしない、そして周囲を見渡す余裕を持つこと、そしてオープンマインドで人と人脈を作ること
みたいなことが、運を良くする法則らしい。それは確かにそうだろうなあ…と。
ポジティブ→物事を良い方向にとらえるので、運が良く感じやすい
感謝をする→人が助けてくれやすい
無理に思い通りにしない→ダメというライン強くない
余裕を持つ→視野が広がり、チャンスを見つけて良い方向に進みやすい
人脈をつくる→頼れる人が増える
みたいな因果関係を持っているように思う。
この本のお陰で、仕事を楽しむことできて感謝。 -
Posted by ブクログ
・愛情をそそぐ、ただひたすらに
・自分の容量をはるかに超える目標を掲げるといたるところで協力者を見つけようという発想になる
・効率性を上げるには?
・問題の核心は何か?
・自分の問題として取り組まなければ壁を乗り越える事は出来ない
・目的を追いかける、それを情熱の中心に据える。そうすれば収益はおのずとついてくる。
・やるべきことを、ただひたすらに
・自分は十分に成長したと思ったら、そこから衰退が始まる。坂を登ってきたのに今度は下り始める。
・人材は見つけるものではない、育てなければならない
・とにかくやれば道は開ける
・知性と能力だけでは十分ではない、そこに何か美しいことをやろうという喜びがなければ
・家族が集まることほど素晴らしいものはない
・外面の世界の仕事はすべて人生の内面の行動を反映する
・私たちが本当に伝えられるのは私たちが普段から意識していることだけ -
Posted by ブクログ
ネタバレマイクロソフトのエリート社員が、会社を辞め、途上国の子供達の教育を充実させるためのNPOを立ち上げる話です。
ちなみに原題は、"Leaving Microsoft to Change the World: An Entrepreneur's Odyssey to Educate the World's Children"。。。
社会起業家の定義をよく知らないので、NPOを立ち上げた人がそれに該当するのかどうか知りませんが、日本語版のタイトルは、出版社の人が最近流行りの「社会起業家」と言う言葉を無理矢理入れたんだと思います。
筆者のネパール旅行から話が始まり、会社を辞めてまでNPOで途上国の教育に貢献しようと考えた経緯や、筆者が立ち上げたNPOが成長していく様子などが描かれています。
この本を手に取った時は、マイクロソフトを辞める時の葛藤なんかをもっと期待していたのですが、「自分がやるべきことはこれ」と考えてから、安定した地位を捨て、NPOを立ち上げるまでが、ものすごく早かったです。社会に何らかの変化をもたらせる人は、どんな能力にも増して、こういった「行動力」がずば抜けているのだと改めて感じさせられました。
ただ筆者は、自らNPOを立ち上げるのではなく、マイクロソフトの社会的影響力の強さやそのマイクロソフトでの自らの地位を活かして途上国の教育に貢献しようとは思わなかったのでしょうか。別に筆者の行動を批判しているわけでも何でもなく、単純にそれが疑問だったので、そういうことも書かれていたら良かったのになと思いました。 -
Posted by ブクログ
高さ、深さ、暑さ、寒さ、速さ、そして宇宙。人間の限界を決めるのは体温や酸素の要素が大きい。
高いところに登ると肺の中は水蒸気が増える。高度1万mを越えると純粋酸素を吸っても肺の中の酸素分圧が上がらず酸素を取り込めなくなる。およそ飛行機が飛ぶ高度だ。飛行中に窓が割れたり扉が開くと酸素マスクを吸ってじっとしていればなんとか耐えられるが、それまでの余裕は30秒ほどでパイロットが有効な行動を取れる時間はわずか15秒ほど。機内を加圧せずに酸素なしで飛行できる高度は3000mと決められており、高高度を飛行中の機内は1500m〜2400m相当に加圧されている。高山を登る鍵は早く深く呼吸することで、体内のCO2を追い出して酸素を取り込めるようにする。この辺りのメカニズムの解説はいまいちわからなかった。
深海に潜ると加圧された空気を吸ってもいろいろ問題がある。窒素が血液中に溶け込み浮上した際にガスに戻ると毛細血管で血液が流れなくなる。いわゆる潜水病だ。スキューバダイビングの場合潜った深さの半分までは一気に浮上しても問題ない。午前中にダイビングをして、午後に飛行機に乗ると減圧症になるかもしれない。潜水記録に挑もうとする時にはイメージとは逆に肺から空気を吐かないといけないと言う。血中の二酸化炭素濃度が上がると呼吸が苦しくなる、呼吸が苦しくなるのは酸素が足りないのではなく二酸化炭素を追い出すためだ。しかし空気を吐いておけば二酸化炭素はちゃんと肺に溜まるのか?これまたよくわからない。
短時間であれば暑さには耐えられる。105℃の部屋で15分過ごした人がいて、持って入った卵は茹で上がったが人は大丈夫だった。これは汗をかいて体温が上がるのを防ぐからで、中枢体温が42℃を越えると心臓発作を起こすかもしれない。熱中症のリスクは高温多湿で汗が蒸発しないほうが高く、逆に汗を書く時には水分補給が必要になる。病気で熱が出た時にそのままのほうがいいのか、熱を下げたほうがいいのかは異見が分かれている。1-2℃の体温上昇は病原体と戦うのに効果があるという説が有力だが40℃を超えるようだと下げたほうがいい。体温を下げるには冷たい水に入る(血管が収縮する)より濡れたスポンジで体を拭う方が良い。汗まみれで寝ているのは不快だが熱を下げることが目的なら扇風機で風を当てる方が効果的ということになる。
冷たい海に投げ出されることは想像したくないが、助かるためにはじっとしていた方が良い。体を動かすと確かに温まるのだが体温は奪われ続ける。体の周りの体温で温まった水の層を逃さないようにと書いてるが海では波があるのでこれはあまり期待できそうにないように思う。
アスリートが限界に挑む時、酸素を取り込む限界が決まるのは心臓が血液を送る速度だ。肺のガス交換でもなく、筋肉が酸素を取り込む能力でもない。通常心臓は毎分5.5Lの血液を送っており運動すると5倍ほどに増える。しかしトップアスリートは35〜40Lを送り出す。理論上は最大限の運動を15秒間続けることができる。その為にスプリンターはスタート前からアドレナリンを出し心拍数を上げて準備する。それでも200mは最高速を維持できないということになる。
一つ一つのエピソードは面白いが所々に??がつくのがやや残念。 -
Posted by ブクログ
学生、これから社会に出たり、結婚する人に読んで欲しい本。
日本ではランディのような10代の青年を受け入れられるか? となると、突出した才能よりも先に、彼が後年になってから強く主張するチームワークを重んじてその才能を開花させるチャンスが少ないと思う。なんたって鼻持ちならない生意気な青年に思ってしまうから。しかも20代はワーカーホリックの様な生活。
壁を乗り越えていくランディからのアドバイス。研究者、教育者としての円熟がある。
太く、短く。 ガンによる余命は苦痛でもあり、残酷でもあるが、死を見つめ、自分の存在をも残していく貴重なときであり、
この時を実に見事に太く使ったのがランディだ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ白内障など、先進国ではあまり問題にならない疾患で失明する人がインドには多く、その根絶を目指したアラヴィンドという病院の話。原題(Infinite Vision)はビジョンと視力とのかけことば?
偉大な創業者、カリスマが亡くなった後、組織はどうなるのか。寄付金の受け入れを進めて行くことにより、奉仕の文化が毀損されないか。今後の行く末は少々心配ではある。
・なんといってもその流れ作業のような数に圧倒されるが、大量に行なうことで組織全体の効率があがるという思想がベースにあるらしい。また、治療費は患者が決めることになっており、無料の患者も多く受け入れているが、病棟などは有料の患者も無料の患者も同じ。分けてしまうとスタッフが勤務場所のえり好みをしたりしてよくないという。
・医療においても数値で検証することは重要なのだが、医師は独立した存在で、体系的な思考になじまないという文化がこれを邪魔する
・独占状態をつくるのではなく、周囲を巻き込む流れをつくる。それが全体の水準を引き上げ、参加者を増やし、活発な相互学習を促しながら、自分自身の市場を広げることにつながる。