あらすじ
ハーバード数学科を卒業後、仲間と創業した世界最大級の出会いサイト。そこから生み出された膨大なビッグデータから、普段は決して明かされることのない願望、恋愛、性的指向、容姿、偏見、アイデンティティ……本当のあなた自身が見つかる! ニューヨークタイムズをはじめ、全米メディアが絶賛する世界的ベストセラー。
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Posted by ブクログ
イエットアナザービッグデータ本。マッチングサイト(OKキューピッド)の創設者とかで自前のデータもってるのがでかい。中身もそこそこおもしろい。アジア系男性は人気がない。ちょっと古い、と思ったら日本語版も2016年出版だった。
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出会い系サイトのデータを通じた知見に富む。男女が相手に望む年齢層や人種別の嗜好など、「何となく、そうだろう」と思っていることが統計数値で示されていることに意義がある。さらにLGBTなど単なる異性以外の性嗜好に関するデータも含まれており、示唆に富む。こうした点を平易に書かれており、統計によって、何がわかるかを示してくれる。
Posted by ブクログ
アメリカの大手婚活サイトの創業者がサイトに登録される個人情報、行動記録から見えてくるものについて語った本。
婚活にまつわるトリビア的な話から始まり、検索エンジンやSNSに登録される個人情報と行動から集められるビッグデータが、人間の深層意識、行動を分析するツールとしていかに優れているかが語られている。
活用する側、される側共にこの類いのビッグデータが持つ力と危うさはしっかり認識するべきだと改めて認識。
読みやすい本です。
Posted by ブクログ
マッチングアプリを運営してる人が書いたビッグデータの本。
あまり新規性のある内容はなく、心理学の本にありそうな内容が連ねてあっただけであまり面白くはない。
人知れず黒人だと評価を落としてしまう人が多い、など。
Posted by ブクログ
マッチングサイトを運営している経験から書かれた本。パートナーを捜す、という行為は、人間というか動物の本能に限りなく近いだけに「言ってることとやってることが違う」ということが突きつけられていて興味深い。50歳女性に魅力を感じる男性の数を示す途切れ途切れの瀕死のミミズのようなグラフにオオウケし、ストレートと同性愛者で傾向値はさして変わらないといった結果に意外性を感じたり、頻出ワードで人種がわかるとか、「グレーのぼやけたかたまり」をみていくことによってわかってくることが、おもしろおかしくではなく、でもウィットに富んで、という絶妙のバランスで書かれていて面白かった。