大槻ケンヂのレビュー一覧

  • 人として軸がブレている

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    めちゃ変な本だった。ムーを読む人ってどんな人なんだろうと思ってたけどオーケンだった。面白いけど他のエッセイと内容は重複してくるので星を少し減らしちゃった

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    2025年08月21日
  • 今のことしか書かないで

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    最近のエピソードからオーケンの妄想小説へシフトする超短編が28個。軽く読めます。

    彼の思考や好みが存分に味わえる彼にしかどうやっても書けないだろうものとなっていて、彼のファンならニコニコしてしまうだろうなと思いました。ただ私は…筋肉少女帯の彼が好きなもので、やっぱり小説より作詞としての彼の作品が好きなんだな、と。

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    2025年06月14日
  • のほほん人間革命

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    変なサブカルばかりのエッセイという名の何か。
    アイソレーション・タンクの存在を知ることが出来て、今になってようやくISOLAに出てきた描写が理解出来た。あれはそういうことだったのか。当時の流行りだったのか。

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    2025年06月14日
  • 綿いっぱいの愛を!

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    今年39歳でたまたま手に取った買い置きしていたこの本が、大槻ケンヂ39歳の時期に書いたエッセイ集。本当にたまたまなんですが、よくこんなことあるんですよね。
    内容はいつものライトエッセイというか、バンド裏事情やオカルト、芸能ゴシップ的な内容をおもしろおかしく書いたものですが、オーケンさんって若い時から俯瞰的に物を見てるというか、言い方選ばないとちょっと”ジジ臭い”感じがしたのですが、より年齢を重ねて書かれるこのエッセイは、それをさらに俯瞰しているような気がして、本人もよく使われる”いい塩梅”な時期に書かれたエッセイじゃないかなと思いました。
    しかしディズニー潜入の内容で、2回も書いてしまうとは笑

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    2025年06月12日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    2025年。
    筋少の歌詞からの小説家。それぞれ、言葉のはしばしに筋少の歌詞が入っていて、筋少好きなんだなぁと思ったり。
    辻村深月しか知らんけど。
    最後にオーケンが書いているのが締め。そうそう、オーケンのまわりには楽器上手な人が集まるんだよね。

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    2025年06月18日
  • 新興宗教オモイデ教

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    theサブカルって感じ!読みやすかった
    なつみの描写が好き
    主人公が最強と気づいちゃってからつまらない
    結局中間が1番人間らしくて皮肉っぽい

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    2025年04月16日
  • 今のことしか書かないで

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    ネタバレ

    2024年。
    年寄りの話は昔話になるから、今のことだけ書くということで、ぴあで連載されたエッセイ。
    オーケン節が懐かしい。ぷっと笑えておもしろいのや、よくわからんのがある。
    やはり介護の年齢なんだな。アパート経営はやっとくといいよ。ロックなんて疲れるから演歌にしな。

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    2024年11月25日
  • ロコ! 思うままに

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    勢いで読ませているけどもう少し緻密に描写してくれたら…と思う箇所もある。それでも、オーケンにしか描けない世界観と登場人物はたいへん魅力的です。メンヘラやバンドマンの心情描写は、そこいらの作家とは一線を画したリアリティをもって迫ってきます。

    「アイドル」は好き嫌い別れそうだけど私は楽しく読めました。表題作がいちばん好きです。

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    2024年07月28日
  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

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    好きなことだけやって食えたらいいのに!という人のみではなく、自分の限りある時間をなるべく好きなことに費やしたい人にもおすすめ。

    オーケンの知識量と学ぶ姿勢は、サブカルのみではなく何においても真似して損はないと思いました。この本の結論(極論)は最後の対談に集約されています。

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    2024年07月15日
  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

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    大槻ケンヂの半生記。間違ってもビジネス書ではない。

    読書や映画の知識が凄い人だと言うことをまず感じた。第2章にあるオススメ小説や映画・漫画・音楽のタイトルたちは、ほとんど聞いたこともなかったけど凄く見ていたんだなということが伝わってくる。
    良い意味で冷静な発言が多く、ドラッグや心霊などの陰性なものに目を向けるなとか、サブカルでもチームワークの上で表現が出来上がっている、サブカルで食うためには自分が底上げしたいと思えるジャンルを持っていることなど、さらりと書かれていることで心に残る表現が多かった。

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    2024年07月14日
  • ロコ! 思うままに

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    面白かったです。
    勢いがロック。月刊ムーを読んでインテリに…(?)
    「モモの愛が綿いっぱい」「アイドル」「ドクター・マーチン・レッド・ブーツ」「怪人明智文代」が好きでした。
    特に、乱歩好きには「怪人明智文代」はたまりませんでした…小林少年の魔改造もアリですし、お話の最後の文もぽいです。
    「蝶の羽根に染み込ませて流通しているPPブルーというドラッグ」や「柔道二段のアイドルマネージャー」で、ここは同じ世界線なのかなと思ったりします。

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    2024年05月11日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」が大好きだったので、漢字は違うけど関連しているのかなと手に取りました。
    でも直接的には関連してないですね笑

    カラオケでその曲を歌った後に「本当に馬鹿なのも、生きることや恋の終わりに怯えているのも"僕"の方だと思う」と言ったら、「何言ってるの?女の方が馬鹿でしょ」と否定されたことがある。
    捉え方は人それぞれだから、そっちが間違ってるよとも思わないけど、でも自分と同じように考える人もきっといるはずと思って感想を検索したなぁ。


    オーケンさんの他の本をほぼ読んだことがないのでこの本に限ったことではないかもしれないけれど、カルトな映画を

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    2022年09月30日
  • 新興宗教オモイデ教

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    丸尾先生の絵が表紙の本作は、大槻ケンヂ初の長編小説です。私の友人曰く、「ときどき思い出して無性に読みたくなる」作品らしいですが、それはなにも本作に限った話ではなく、往々にして彼の小説には謎の中毒性があります。『ステーシーズ』とか『ゴシック&ロリータ幻想劇場』とかは、えも言われぬ感慨さえあります。

    さて、本作で通底しているのは「この腐った世界をぶっ壊したい」という殺伐とした、僻みともとれる観念で、主人公の「僕」をはじめ、中間、ゾンなどのメインキャラは、みなこの思想を持ち合わせています。そこに国を動かす程のおどろおどろしい力、誘流メグマ祈呪術が絡むことによって、単純ですがスペクタクルな物語が動き

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    2022年05月24日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    三部作の二作目。80年前後に活躍したバンドの名前が大量に出てくるが知らないものが多く、その辺はあまり頭に入ってこなかった。賢三の脳内でいやらしいことを考えまくるのも同じパターンでちと飽きてきた。

    物語としては賢三たちとは別の美甘子の人生の方が面白くなってきた。

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    2022年04月19日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    くだらなくて若くて青くて良い。
    なんだよそれってなりながら読むけど、ふいにぐっとくるシーンもあって、全体的に独特で私にとって新鮮でした。

    この世界は空。しかし、挑戦する価値のある大いなる空。

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    2021年10月26日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    もうまわりくどくほとんどいらない部分で構成されていて、内容は、何者かになりたいけど自分には何もないのではないか、そして友達や好きな人にも置いていかれる気分を味わう主人公。それだけ。
    でもグミ編もそうだったけど、話の展開以外の大部分のおかげで展開する部分がすごく強調されるというか、今回でいうと賢三の辛さがすごく膨らんで、のしかかってくるような、不思議な感覚がしました。
    これは意図されているのかはわからないけれど、独特の文章でこれはこれで面白いです。
    とりあえずパイン編もすぐに読んでみようと思います。

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    2021年10月25日
  • グミ・チョコレート・パイン グミ編

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    前半部分はテンションについていけずあまり楽しめませんでしたが、登場人物の人となりがわかり、それに親近感を抱くことが出来てからは終わりまですぐでした。
    文学としての文章とは程遠いながらも、若い時の自分は他の人とは違う、違うはずだ、違っていてくれという自意識過剰が力ずくで表現されていて主人公達と同じようにもんもんとしていた自分の若い頃を思い出しました。
    終わったと思ったら続きが2作もあるんですね。
    今度は最初から楽しめそうです。

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    2021年10月11日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    ネタバレ

    美甘子と賢三の差が目に見えて広がっていくところがちょっと切ない!
    美甘子と羽村の距離が縮まったシーンと賢三の挫折シーンが個人的に好き

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    2021年09月24日
  • 人として軸がブレている

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    大槻さんのファンである私にとっては面白エピソードありそこそこ楽しめたけど、そこまでキレがない印象でした。

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    2021年05月08日
  • 縫製人間ヌイグルマー

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    カオスな世界でした。
    異星人でぬいぐるみ、サーカス出身の社長、サンタ、エスパー、ロリータ、赤ちゃん、そしてロボデント。。クリスマスイブの中野サンプラザで死闘を繰り広げてました。
    不幸で平等になる、というのは嫌だけれど、与えられた同じものを食べて同じものを見て…自分から探そうとはしないで、というのは薄っすら現在も似たようなものあるなぁと思ったりします。
    苦いけど大団円、と思い、チャーリーか…と切なくなったところで、ハジメのホワイトハウス爆破ですっかり続きが気になりました。
    特撮の「戦え!ヌイグルマー」も聴いてみよう。

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    2021年05月03日