大槻ケンヂのレビュー一覧

  • 縫製人間ヌイグルマー

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    「縫製人間ヌイグルマー」
    愛する人を守るぬいぐるみ。


    本作は、一言で言うならヒーロー小説である。簡単にあらすじを説明すると、


    滅亡の危機にあったはるかかなたの惑星「ドムホ」に住む「綿状生命体」が、銀河放浪の末に地球にたどり着いた。タイのサマイ島に降り注いだ彼らは、地球上での生息場所としてぬいぐるみの中を余儀なくされる。


    日本に住む森野姫子はクリスマス・イヴの日に、プレゼントとして黄色いテディベアを選んだ。そのテディベアには綿状生命体のドムホ最強の戦士「ドウ・マア」が住み着いていた。


    同時期、アメリカの田舎町では失業した父親と暮らす少年フィルは、クリスマスプレゼントとして黒いあみ

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    2014年10月12日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    ネタバレ

    初期のエッセイは結構読んでたのですが、この時期のはまだ読んだことなく、これまた文章にかなりのトゲがあったり、よりリズミカルに読める文章力アップなど、目に見えた違いがありました。
    内容だけでなくその辺りの成長・変化ぶりも面白かったです。
    トゲもあるけど、心に沁みる言葉もたくさん。良いエッセイ。

    読みやすく内容もバラエティに富んで(やっぱりオーケンらしい定番のジャンルも盛り沢山。笑)面白くて、息抜きになりました。
    凍結して間もない頃なので、筋少に対する複雑な思いも伺えて切なさもあります。
    ファン的にも、オーケンの元気と楽しいをエンジョイされてる事が何より……と、読んでて何回か思ったり。
    ファン向

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    2014年09月27日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    大槻ケンヂさんの歌は聞けども小説を読むのは初めて。耽美っぽくてグロテスク。少年少女はただひたすら美しく、世相は退廃的無常観溢れ、言い回しが古ぶるしいこともあり、さくさく読めることも含め、色んな意味で「初期のJUNE小説処女作」を見ている気分だった。CD『ステーシーの美術』はもちろんですが、 CD『レティクル座妄想』を聞くともうちょっと楽しい(こちらは世界が繋がってる感じではない)。モモという名前にどんな思い入れがあるのか?
    起承転結の転がすっ飛んでいたのが気になる。

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    2014年09月14日
  • 40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵

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    少し前に書かれた文章なので、多少ズレがあるが、ほぼ同年代なので楽しく読めた。私はそれほど音楽に嵌らなかったが、同世代の空気が詰まっていて、懐かしいやら可笑しいやら。

    インタビュー相手がほぼオーケンの仲間か仲良しな人ばかりなので、多少偏りはありますが、超売れっ子じゃない面子なところがかえって良い。

    ミュージシャンじゃなくても、若い人で「こういうことがしたいけど、年食ってもできるかなあ」と考えている人には励ましになる本だと思う。

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    2014年08月25日
  • 縫製人間ヌイグルマー

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    ぬいぐるみと合体できたりぬいぐるみに意志があったりする時点でわたし的素敵ポイントがかなり高い。プラス大槻ケンヂ以外が書くと寒い気持ちになる「まっとう」な感覚のぶつかり合い。可愛いだけのようで中身はぎっしり。昔大事にしてたワンピース着てた黒猫ちゃんと雑巾色のテディベアのペピちゃんを思い出した。

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    2014年04月20日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    割と衝撃的なのだが読んでみるとなかなか良かった。
    何かしら作る側の人間がインスパイアされるのも頷ける。

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    2014年04月03日
  • 人として軸がブレている

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    どの章も大槻らしく、トンデモ、ユーモアに溢れていてよい。

    インディーズ時代の、適当なギャラの仕組みは
    かなり興味深いものでした。でも、当時はこれでよかったのですね。

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    2014年01月13日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    舞台から。
    少女の一瞬の美しさ、鬱くしさ、はかなさが描かれた作品。
    可愛らしく笑いながら死んでステーシー(ゾンビ)になる少女と、それを切り刻んで殺さなければいけない男たち。対比。
    最後の話が一番好き。

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    2014年01月10日
  • 人として軸がブレている

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    いつものノリ。
    最後の最後に何だか心が少し揺れるエピソードがあって、そこに向かって何となくエピソードが積み重なっていく感じもいつものノリ。
    良い。

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    2013年12月22日
  • 人として軸がブレている

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    ネタバレ

    こういうのはおこがましいんだけど
    なんつーか、面白いと感じるポイント、
    例えば文章の中でのノリツッコミのタイミングだったり
    言葉の選び方だったりが
    すごく近いのかな、と思ったりした。

    笑える話があったと思えば
    印税やらなにやらミュージシャンの収入についての苦言があったり
    (この辺は先日読んだイングヴェイの自伝とけっこう被る)。
    そして最後に収録された『KERA』のエッセイを読んで
    ほっこりしつつ、それでいて泣きたくなるような不思議な気分になった。

    オーケンさんの本は小説の方が読んだのが多いのかな。
    エッセイももっと読みたくなった。

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    2013年12月03日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    冒頭のミルクコーヒーダンスの夢を見ていた文章がとても好きです。
    この物語は、全体的に暗くて悲しい。悲しさの中にある優しさが切ない。

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    2013年11月18日
  • 40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵

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    over40のミュージシャンたちがある意味とがっていなくて、面白くもあり、哀しくもあり。でもこれはJロックが好きな人はみんな読んだほうがいいかも。
     宮原学が富山のライトレール線路工事をやっていたなんて話は涙が出てくるエピソードだったよ。
     ここに出てこないミュージシャンの話も聞いて第2段も出してほしいな。

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    2013年09月23日
  • 40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵

    購入済み

    ロックな人生の老後を考える本

    セックスドラッグロックンロール、な人ばかりではないだろうけど、
    どう考えても普通な生き方でない
    ロックという生き方。
    それでも人生は流れていくわけで…
    子供の世話から、家庭の事情や向こう三軒両隣…
    生きてりゃやらなきゃいけないことだらけ。
    特殊な生き方を選んだ人々の
    「その後」を垣間見れる本。

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    2013年08月28日
  • ゴシック&ロリータ幻想劇場

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    やっぱりこの人の書くものは好き。
    なぜかとても理解できるように
    感じる。
    読みやすいけどうまく自分では表現
    できない感情が文章にされてる。
    こんな話を40も過ぎたおじさんが
    書いてるんだから不思議だ。すごい。
    短編だから読みやすく、独特の
    毒も健在。
    最近積ん読が多かった中、
    久しぶりに読書に手をつけ
    すぐ読み終わった。
    やっぱり本を読むことはいいね。
    オーケンの本読み返したくなった。

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    2013年08月25日
  • 40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵

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    時々読む週刊アスキーでの連載が大変面白く楽しみにしていたので、この本がでてすぐに買いました。
    リアルタイムに聴いていた自分と同世代かちょっと上のミュージシャンたちの今の姿が語られているのがまとめて読めて楽しかったです。
    でも、ここで登場しているのは今もミュージシャンを続けている、才能と運のある人たちだけで、その後ろには何百人もの消えたミュージシャンがいるんだよなあ。

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    2013年07月14日
  • ロコ! 思うままに

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    オーケンの小説はもう何冊も読んだが、大方ロック、少女系SFのどちらかに区別できる。ロックの方はメッセージ性が強い。誰だって自分の闇の中でもがいている。もっとがむしゃらに、光に向かって叫び、自分を変えて欲しいとオーケンの願いのようなものを真っすぐに感じる。恐らく彼はロックを伝えることに大きな使命感をもっているのだと思う。救われた少年少女も多いのでは。SF系の方は奇書でホラーだけど、個人的にはこちらの世界感に浸る方が好き。本書のお気に入りはロコもう一度。ベタベタクサクサな内容だけど、逆にそれが胸にぐっときた。

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    2013年06月21日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    オーケンの作品は、くるぐるに然り楽曲とリンクしているものが多いので、物語を読んで、曲を聞きその世界に浸れる、そんなおいしい楽しみ方ができる。本作とのリンク曲では再殺部隊を改めて聞いたけど、悲しくなる。壊れた世界設定だけど、そんな世界の物語。個人的にはゴシックロリータ幻想劇場の方が好き。

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    2013年06月15日
  • のほほん雑記帳

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    のほほん的生活のすすめ編が面白かったです。オーケンの恋の話がツボです。「女性を慈しみ、愛しく思い、できるならいつも一緒にいたい、共有する時間を一秒でも長くいたい、という、恋愛に不可欠な情感が生まれつき欠けているようなのだ。」というところは、そういうタイプってきっと世の中にいくらかいるのかな、話しててそういう風に感じる人いるものな、と思いました。あと、エロか父性愛かになってしまう、というのは衝撃でした。水道橋博士の解説にもありましたが、描写が切なかったです。

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    2013年06月15日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    自分には特別な何かがあると思いながら、狭い世界に住んでいた彼らはそれぞれに、遠道をしながらも前に歩き出した。この物語は誰もが一度は感じた燻りのようなものをストレートに描写している。だから、いつ見ても賢三が等身大の自分の様な気がして、彼が頑張っているなら自分も、と励まされるのだろう。美甘子が賢三のことを虚ろにしか覚えていなかったのは悲しかったが、彼女がいなければ賢三は本当の意味で、悩み抜き、前に進むことはできなかった。好きな場面は、クラスメイトたちの日ごとの様子も描写。なぜか哀愁を感じずにはいられなかった。

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    2013年05月15日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    物語が動き出した。バンドを始めた賢三たち。他の皆はそれぞれの役割を担い、人とは違ったものを自覚して生を謳歌するが、賢三のみが自分には何もないことを自覚してしまい、やれば出来る子神話が崩壊し絶望のふちへ。この辺の賢三の心境には共感。そして、美甘子の世界もまた変化を見せる。まさか狂って堕ちてしまうのか、、と思ってしまったりもしたけど、先生は全員はハッピーにさせたいご様子。ここからどうなるのか。楽しみ。

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    2013年05月11日