大槻ケンヂのレビュー一覧

  • 新興宗教オモイデ教

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    読みながら寝てしまって悪夢を見た
    大槻ケンヂの本はこの本のように、バンドバンドしていない方が面白いと思います

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    2012年08月19日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    やっとチョコ編読めたー

    なんか走り出した感じでいいね!
    美甘子と賢三がやっと現実世界とつながりだした。
    自分が普通の人間だったって気づいて
    でも違う、何かやってやるってもがいてて
    そんなふたりのほうが全然良い。
    全然オトナになった!

    これからふたりがどんなふうにオトナになっていくのか、楽しみです。

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    2012年07月27日
  • くるぐる使い

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    ネタバレ

    自分の想像をはるかに超えた世界。衝撃的なシーンが脳裏に焼きつきこびりついた。人の悲哀というものが心を静かに流れた。ロッカーでありエッセイストであり、小説家でもある。凄すぎる。

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    2012年07月15日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    グミ、チョコレート、パインの順番通りに読み終えました。
    疾走感というか、テンポが良く、非常に読みやすかったと思います。

    表紙のデザインから、何となく手を出しあぐねていたのですが、いざ読んでみると内容はとても自分の好みに合っていました。

    下品で、最低で、不細工だけれど美しい。そんな物語でした。
    読んでいるうちに、不思議とキャラクターひとりひとりを愛おしく感じてしまうほど、面白かったです。

    「カッターで切るぞ!」というセリフが個人的にツボでした。

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    2012年06月26日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    18で夏でバカだった。

    というフレーズに象徴される、若者たちの青春と、青春を置き去りにしてしまった中年のロードムービー的物語である。
    とにかく「野原」というバカなパンクバンドの「名古屋って愛媛県だよねー」「えっ、名古屋県じゃねーのかよ!」みたいなバカ会話が楽しい。
    そんなバカなバンドのボーカル耕介と、別のV系バンド追っかけの町子が、不器用に愛情をはぐくんで行くようすももどかしくも愛おしい。

    そんな彼らのマネージャーの得山が、野原を「バンド転がし」のえじきにしようか、すまいかという葛藤に苛まれる様子も、読んでいてハラハラさせられる。
    得さんは情けない中年なんだけども、彼の成長、あるいは青春の

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    2012年06月15日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    「俺は他とは違う」って本気で思ってた時期が俺にもあった。でも実際何が違うのかと問われれば何も違わないわけで、でもそれを受け入れたくないって気持ちがあってモヤモヤする小説。っていうか今でも「俺は他とは違う」と信じていたりする。
    表紙の絵はコレが一番好き。

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    2012年06月02日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    「俺は他とは違う」って本気で思ってた時期が俺にもあった。でも実際何が違うのかと問われれば何も違わないわけで、でもそれを受け入れたくないって気持ちがあってモヤモヤする小説。っていうか今でも「俺は他とは違う」と信じていたりする。

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    2012年06月02日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    十八歳で夏でバカ。
    ゴスロリもロックバンドもろくに知らないし青春なんて言葉遠くに飛んでるわたしだけど、なんだか妙にリアルでガツンと心に響くバカで痛くて熱くて純な物語。
    主人公とも、いやむしろ主人公を取り巻く周りの人たちと一緒になって笑って傷付いて泣いたりする。

    少年少女もお姉さんもおっさんも、夢のある人もない人も。
    世界には意外にも、まだまだいろんな可能性があるんだぜって、何気なく教えてくれる、そんな話。

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    2012年02月29日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    というわけで、グミチョコの最終巻。パイン編。
    ちょっと説教くさい気はしないでもないし、いきなりアイドルと友達になったりしてご都合主義な気もしないでもないけど、そこを吹っ切るくらい良かったです。
    何にもできないかもしれないけど、まぁやってみた方が楽しいじゃんっていうのが伝わってきます。
    前向きになれそうですよね。

    印象的なのがカワボンのセリフ、
    「ダメだって思ったら俺ら本当にダメになっちゃうじゃねーかよ!」
    ここだけ抜き出すと陳腐なセリフなんですが、前後の流れから感動的でした。

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    2012年02月03日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    で、2巻がこの表紙。
    昔から、この表紙を知っていたんですが、どうしてもハードルを上げられてしまってました。
    難易度が高い表紙は、グミチョコシリーズとドグラ・マグラかと。

    でも、内容は相変わらず良いですね。
    何にもしてないけど、何かしたいって青春ですよね!
    僕は29ながら、同じようなことを考えていて、ちょっと悲しくなります……

    後半、ちょっと重たい感じになってきたので、続きが気になりました。
    次巻が最終巻!!

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    2012年02月02日
  • 暴いておやりよドルバッキー

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    先日barで偶然横に座った年下の女性に「シノゴノ言わずにテメーはこれでも読んでろっ」と言われながらをいただいた本。どうやら当日本書を買って、読みかけであったらしい。
    感想?
    「僕はなんていうか彼の文体がすきだなぁ」。

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    2011年11月18日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    わりと分厚い本ですが、テンポのよい文章でさくさくさく~って読めました。3部作の中で一番めちゃくちゃな話でしたが不思議と「やりすぎ」感はなかったです。あつい友情・・・いいですね。学生時代に戻りたくなりました。

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    2011年10月05日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    ネタバレ

    キッズバンドのマネージャー(割り切れない男)と音楽業界の権力者(割り切った男)の構図が面白い。二人の出自が一緒なのもまた良い。choose your life.人生を選べ。

    そういう意味では主人公より主人公らしいのはオッサン二人ということになる。俺がオッサン化してしまったから、というのもあるかもしれないが、オーケンも主人公よりオッサン達に力を入れて書いている節が見受けられる。

    愛=赦し か

    それにしても現況を笑い飛ばす力というのは偉大である。

    どちらかというと★★★だ。がしかし、それだとちょっと可哀想な気もするという加点で★★★★。

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    2011年09月28日
  • 縫製人間ヌイグルマー

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    つっこみどころ満載ではちゃめちゃだけどそこがいい。厚めの本だったのにすぐ読み終えてしまいました。ちょっとグロテスクな描写もありますがそれも物語を上手く引き立てているものだと思います。

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    2011年09月10日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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     グミ編が面白かったので、あまり熱も冷めないうちに続編を読もうかと・・・

     チョコ編もサブカル満載で面白い!そして読みやすい。大槻ケンヂは得意なフィールドとはいえ、なかなか引き込んで読ませる力を持っている。自分BOX、有狂天、筋肉少年少女隊など、自分のバンドの自虐パロディも入れ込みながら、バンドの演出シーンは非常に細かく描かれていて、文体からライブハウスのニオイが漂ってくるのである。

     チョコ編では、美甘子がどんどん成長して行くのに対して、賢三の「いつか追い越してやるぞ」という思いとは裏腹に、彼自身、自分のなんでもなさを痛感し始めるという、非常に情けなく切ない展開が繰り広げられる。青春小説

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    2011年09月04日
  • ロコ! 思うままに

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    ネタバレ

    大槻氏の小説に手を出したのはこれが初めてです。
    いいなあって思う作品他にも色々とありましたが、やはりロコが自分の人生を自分で切り開いていくこの表題作に一番感動しました。お化け屋敷を抜けてから感じる自由の喜びと恐怖がよく書かれているなぁと思います。同じタイトル曲を聴きながら読むと感動倍増です。

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    2014年03月28日
  • ゴシック&ロリータ幻想劇場

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    色んなゴスロリ少女の物語を漫画読むみたいにぱらぱらと楽しめた。

    個人的には
    「英国心霊主義とリリアンの羽衣」
    「二度寝姫とモカ」
    「おっかけ屋さん」

    が特に好き。

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    2013年12月15日
  • 縫製人間ヌイグルマー

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    本当にくだらなく、本当のヒーローの話


    高円寺、中野とサブカルど真ん中の場所を舞台に
    世界を守るために ヌイグルマーは戦うのであった!

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    2011年05月31日
  • のほほん雑記帳

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    のほほんシリーズの始まりというか、大槻作品読んだのはこれが初なんだよなー。中島らも、みうらじゅんとはまた別テイストのゆるコアエッセイ。こんな人とたくさん友達になりたい。

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    2011年05月07日
  • ボクはこんなことを考えている

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    他作にも見られる、のほほんな日々のエッセイなんだけど、かれのエッセイには外れがない。似たような感じのものが多くてごっちゃになるのだが、適度に楽しんだ記憶が。

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    2011年05月07日